善福寺公園の「善」と「福」

妻とウォーキングにでかけた公園で、気に入っていたサングラスをなくしてしまった。マウンテンバイク用のBRIKOのサングラス。フリースの帽子のおでこの上に上げていて、たぶん帽子を脱いだ時に落ちたのだろう。公園でストレッチをしたあたりかな、散歩の犬を眺めていたあたりかな。探したけれど見つからないのに。まだまだ探す気ですか。それより僕と踊りませんかぁ♪ (踊らねぇよ!)

「カタチあるものはいつか無くなるもんだよ」「新しいサングラスを買うチャンスじゃん」と考えようとするが。宅急便の集荷の予約をしていた時刻が迫って来たので諦めて帰ることにした。なくしたものは仕方がない。買ったのはもう10年くらい前になるかなぁ。そろそろ別れる運命だったんだと言い聞かせながらトボトボと家に帰る。

昼食は済んだ。宅急便は荷物を取りに来た。さて….。外はまだ明るい。ダメだろうけどキッパリ諦める意味で、一人でもう一度探しに行くことにした。自転車を漕ぎながら、昨夜たまたま見た録画「ブッダのことば」の諸行無常、「永遠に変らず存在するものはない」という言葉を自分に言い聞かせながら公園へ走った。

異常にゆっくり歩きながら探した。どうせこのルートは往復するからまず左サイドから攻めよう。最初に犬の散歩を眺めた地点にさしかかる。ない。ブランコの柵のところでストレッチをした。ない。このあたりはさっきも見た。広場を歩き始めて「こんな真ん中に落ちていたら誰か気がづくよなぁ」と思いながら、左サイドにあるベンチに目をやった。その時だった。「あっ!」

善福寺公園の奇跡

見覚えのある、たしかにボクのBRIKOのが、きちんとたたんで、ちょこんとベンチに置いてある。「この辺に落ちていましたよ」とやさしいおばあさんの声が聞こえたようだった。(おばあさんじゃないかもしれないけど)杉並区民はいい人だ。善福寺公園にはいい人しか来ないんだ。さすがに「善」と「福」いう字がある公園だわ。どなたか存じませんが、本当にありがとうございました。これからはもっと大事に使います。


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