中山雅史さんの言葉

中山雅史

テレビ東京でいつも観ている番組、FOOT×BRAINにて
ゲストは、(引退ではなく)一線を退いた、中山雅史さん。
いろんなトークの最後に、MCの勝村さんが

「中山さんが(日本のサッカー界に)置いていくものがあるとしたら、何ですか?」

と聞こうとしたときのこと。
勝村さんの「置いていくもの・・・」のセリフあたりで
中山さんは、かぶせるような勢いで

「ないです!」

とキッパリ答えた。

「それを置いて行くんじゃなくて、盗めよって」

と中山さんは言った。
いつもの中山節のようで、ご本人も照れながら言っていたし、
スタジオの中にも笑い声が上がったが、中山選手は本心だったと思う。

「オレはお前にあげませんよ、って。
 ボク自身で置いて行くものなんて、何があるんだろう?って思う。
 (置いて行くものがあるとしたら)
 それを見て感じ取って、盗もうって意識じゃないと、
 その人(後輩たち)の中に入っていかないんじゃないかと思うんですよ」

「上手いからそこで満足している部分があるとしたら、
  それは不幸なことじゃないかな、と」

「ボク自身ミスするたびに、こうすれば良かったって思うことが多かった。
 それがあるから、じゃあ次の目標、次の目標へと行けたし、
 もっと上に、もっと上にという活力になっていった。
 ヘタで幸せだったのかなって思う」

彼は、今後もしコーチになったとしても、もっと上手くなりたいし
学ぼう、盗もうという気持ちは続くだろうと言っていた。
「引退」とか「ベテラン」という単語は彼には関係ない。
「サッカーが好きだから上手くなりたい」
ただそれだけなんだろうな。
キング・カズもそうだけど、
彼らの強さはそこにあるんだろうな。

自分の職業に当てはめてみる。
ボクは自分でコピーが上手いなんて思っていない。
ただ、たまにすごくいいコピーを書くことがある、と思う。
「コピー上手いね」より「あのコピー、いいね」と言われたい。
上手くなりたい、ではなく、いいコピーを書く確率を上げたい
という意味で、上達したいと思っている。

「学ぶということは、自分が感動すること」
「教えるということは、自分の姿勢を見せること」
三代目市川猿之助さんの言葉をまた、思い出した。

最後に、

「これからの日本代表に必要なものはなんでしょうか?」

という問いに、中山選手は、しばらく考えて
ボクが答えて欲しかった答えが返って来た。

「中山です」

とひと言w。
やっぱり中山雅史はレジェンドだわ。

rogo

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