Velocity #5

Velocity#5

(自分のメモとして)

第5章 そこに「人」がいることを忘れずに
人々の暮らしを便利にし、豊かにし、楽しくすることに誇りを持とう。人々にただ選択肢を与えるだけでなく、選択しやすいように手助けをすることも大切である。

●人というものを理解しよう
大事なのはコンテンツではなくヴァイブだ。ベロシティの時代に重要なのは、人間というものを理解することである。人間の行動、欲望、モチベーション、情熱、ニーズを理解した上で、テクノロジーを活用して色々なことをもっと便利にスムーズに行えるようにする。ベロシティは、テクノロジーに惑わされない。ベロシティの世の中を進む際に目印にすべき北極星は、「人間らしさ」である。

●あらゆるものを、便利で、使いやすく、楽しいものにしよう
便利、使いやすい、楽しいという3つの要素は「驚異の処方箋」となる。なぜなら「人が称賛する仕事」と「人が欲しがるもの」は別ものだからだ。インパクトを強めるディテールに徹底的にこだわり続け、オーディエンスの感情や感覚を刺激しよう。そうすれば、忘れがたい唯一無二の体験をつくり出せる。

●インターフェイスはブランドの顔
顧客とのデジタルの接点は、最も人目につくブランドの顔になりつつある。どの会社もソフトウェアカンパニーになる必要があるということ。つまりテクノロジーを使ってブランド価値を伝える方法を学ぶ必要があるということを意味する。アクセスしやすいスムーズな体験を提供するために、あらゆる接点での顧客体験を理解し、実感し、進化させることが大切である。そのクオリティと完成度に関する新たな基準を打ち立てよう。あらゆる接点が重要なのだ。

●的を射た問いかけをしよう
「だから何?」「私にどんなメリットがある?」「それのどこがいいの?」これらの質問にしっかり答えられるようにしよう。なぜなら、この3つの質問は、あなたの仕事の運命を左右するものであり、たとえあなたが耳を貸そうとしなくても、消費者が尋ねてくることだからだ。優れたプロダクトを持っていれば、これらの質問に何度でも喜んで答えられるはずだ。

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