第3章 順応へのプラン

(自分用のメモとして)

自分に投資しよう vol.3

———- 明日すること ———————-

■自分の仕事人生についていま抱えている主な不確定要素、心配、疑問を書き出してみよう。不確定要素をめぐる自分の仮説を数え上げてみよう。プランAにとどまるべきか、それともプランBに方向転換すべきかを判断するには、何がわかればよいだろうか?

■いまのプランAとプランZの中身を紙に書き出し、現状ではどんなプランBがありえるか、メモしてみよう。

———- 来週すること———————-

■自分と同じ職種からほかへ方向転換した人と会う約束をとりつけよう。なぜ、どうやって移ったのだろう? 移って正解だったか? 何を機が熟している証拠ととらえたのか?

■つぶしの利く技能、つまり、ほかの職種でも幅広く活かせる技能や経験を身につけるために、計画を立てよう。文章力、マネジャー経験、技術・コンピュータの技能、対人スキル、国際経験、語学力などが、さまざまなプランBに活かせそうな技能の例である。つぶしの利きやすい技能のうちどれを養うかを決めたら、確実に守れそうな行動プランを具体的に立てよう。講座やカンファレンスに参加申し込みをするのもよいし、「毎週1時間は独学する」と誓うだけでもよいだろう。

———- 来月すること———————-

■アフターファイブや週末にできる副業的なプロジェクトを試しに始めよう。いまと違うが関係の深い技能や経験が身につくように、プロジェクトの中身を決めよう。いまの仕事に役立つか、あるいは、プランAが行き詰まった場合にプランBになりそうな中身がよい。知り合いと協力してプロジェクトを推進できれば、理想的である。

■勤務先、地域、業界などと切り離されたアイデンティティを築こう。個人のドメイン名を手に入れよう。勤務先や肩書きの入った名刺の他に、名前とプライベート用のメールアドレスだけを印刷した名刺をつくろう。

———- 人脈を活かそう———————-

いまの業界と関係の深い隙間(ニッチ)業界で働く5人に連絡をとって、コーヒーに誘おう。自分のプランと彼らのプランの違いを話し合ってみるとよい。豊富な情報が手に入るように、このような付き合いを絶やさずにいよう。そうすれば、必要に応じてニッチ分野に移れるだろう。

第1章 人はみな起業家
第2章 競争するうえでの強みを培う
第3章 順応へのプラン
第4章 持つべきは人脈
第5章 飛躍への戦略
第6章 賢くリスクをとる
第7章 人類は知識の泉
第8章 おわりに


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