第19話 深夜残業の日々

家ノートスケジュール1なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.19

契約が決まった。さあ、これからが怒濤の深夜残業の日々の始まりです。もう忘れかけていましたが、「家ノート」のスケジュール表を見返してみて思い出しました。あのキツかった日々のことを・・・。

3月末に正式契約
(頭金などを振り込みました)
■4月全般:基本設計合意
(同時に見積りと相談しながら進めます)
■5月中旬:ほぼ最終の図面アップ
(つまり1ヶ月ちょっとで最終図面の確認までいくということ)
■6月中旬まで:見積り金額確認
(金額確定。もう一度緊張する「印鑑の儀式」がある)
■6月下旬:地鎮祭
(神主さんによるお祓い。工事の無事を祈願。これから工事が始まる日)
■7月:工事開始
(照明の位置、コンセントの位置など最終確認。詰めることはまだたくさん)
■8月上旬:上棟式
(骨組みが出来上がり屋根がかかった状態で細部・内装の最終確認)
■9月中旬:足場ばらし
(これ以降はもう大掛かりなことはできません)
■9月下旬:竣工・引き渡し
(そして引越です)

毎週土日は三井ホームの人と会うか、モデルハウスに行って細部を確認したりする。平日の夜は夫婦で次の打合せに備えて、資料を揃えたり、確認事項をまとめたり、心配事項を書き出したり。毎晩深夜残業をしているような日々でした。正直、会社の仕事どころではありません。よく住宅メーカーは「夢をカタチに」みたいな歯の浮くようなことを言いますが、あんなの全然リアリティのないことです。「ふざけたこと言ってんじゃねーよ」です。現実は建築規制でできないこととの闘い、予算的に削らないといけないこととの闘い、時間との闘いでした。ま、それも、「後悔したくない家づくり」のためです。よく「家は3回建てないと満足いく家なんかできない」と言いますが、そんなアホな、です。3回も建てられませんよ。ふつう1回です。だからできるだけ「後悔」を最小限にしたい。そのための毎晩深夜残業です。なんだか脅かしているようですが、ホントのことなんです。だけど!ボクたちの家は、初めての家ですが、後悔しているところはほっとんどありません。いろいろ用心深くシミュレーションしたり、確認したりして進めてきたので、「こうしておけばよかった」という箇所は、ないんじゃないかな。それくらい用意周到に「仕事」を進めて来たのです。次回からは、それを順を追ってお話しします。

第20話 諦めるところ、譲れないところ


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