なでしこのネクタイ

なでしこユニ

キリンビールの社長とキリンホールディングスの社長は、ふたりお揃いのピンクのネクタイをして、待っていました。2011年6月、女子ワールドカップに出場するなでしこの選手と佐々木監督が、出発前の挨拶にKIRIN本社を訪れたときのことです。当時の代表ユニフォームはまだ胸の所にラインが入っているデザインではなかったのですが、女子代表にはピンクがアクセントカラーに使われていました。

いまでこそ「なでしこJAPAN」は大人気ですが、そのときは誰が女子ワールドカップで優勝することを想像したでしょう。まだマイナーな存在だった「なでしこJAPAN」をお揃いのピンクのネクタイと撫子の花束で見送ろう!と思いたった二人の社長もなかなかチャーミングです。KIRINは1978年からすべてのカテゴリーのサッカー日本代表をサポートしていますが、男子も女子もフットサルもビーチサッカーも、人気のない頃からサポートしているという所がエライなぁ。
http://nakamuratadashi.com/2013/05/10/post-1874/

写真は原宿のKIRIN本社ロビーに飾られていたものです。下にある「なでしこジャパン」の色紙に2011年7月21日とあるので、ワールドカップで優勝した後に挨拶に訪れたのでしょう。ぜんぜんマイナーだった女子サッカーを支援し続けてきたことは選手たちが一番よく知っています。#7安藤梢選手の「キリン大好き!」という言葉は正直な気持ちだと思います。


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