…と思うでしょ。

ヤマハPASS

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坂道は誰かに押してもらっているカンジ。
そんな自転車あるわけない、と思うでしょ。

世界新商品。
モーターがペダルの負荷を軽くする。
パワーアシストサイクル新発売。

1994年 YAMAHA  PAS
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いまでは普通に町を走っている電動アシスト付き自転車。ヤマハのパス、新発売の新聞広告です。ジュビロ磐田がまだJリーグに上がってない頃、磐田市にあるヤマハの本社、屋上のコースで試乗しました。そのときCDだった寺田伸一さんと一緒だったけど、寺田さんは「オレはいいよ、いいよ。コピー書く人が乗ればいいんだよ」と試乗を頑に断った。寺田さん、自転車乗れないんじゃないかと、いまだに思っています。確かめたわけではありませんが。

新商品のオリエンはワクワク、ドキドキします。ワクワクは、誰よりも早くその商品を知るというワクワク。ドキドキは、その新商品がクライアントが興奮するほどのものじゃなかったらどうしよう・・・というドキドキ。どちらにしても商品オリエンは、ユーザーのひとりとして話を聞きます。「そんな商品、いらんがな」なのか「あ、欲しい」なのか。「欲しい」と思ったら、どこでそう思ったか、がコピーになります。この新商品は世界初だから、誰も乗ったことがない。だから、どんなカンジなのかを言葉で伝えるとしたら・・・と考えました。

そういえば最近、技術者や開発者から直接新商品の説明を聞けるオリエンって少なくなったなぁ。それだけ画期的な商品がなくなってきたということかなぁ。オリエンシートという紙に箇条書きにされた商品特長なんて、ユーザーは求めてないこと多いもんなぁ。「あ、これ、欲しい」と思うような新発売が少なくなった気がするなぁ。

ボディコピーの出だしは、よく読めませんが確か、「久しぶりの新技術です。」と書き始めたと思います。うん、たしかにそう書きました。いきなり「新技術です」と威張るより「久しぶりの」と言う方が正直でしょ?正直な話の方が読んでくれると思ったのです。

 


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