成長しない人

表紙・南雲先生南雲先生の話③

■睡眠と成長ホルモンの話
成長ホルモンは眠っている時間に分泌される。ただし、寝ている時間ならいつでもいいかというと、そうではない。22時から2時までが、若返りホルモンが分泌されるゴールデンタイム。

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」とがある。明け方、眠っている赤ちゃんのまぶたの下でぐるぐる目が動いていることがある。これが「Rapid Eye Movement(急速眼球運動)」といい、その頭文字をとってREM(レム)という。レム睡眠のとき脳は覚醒している。脳が休んでいる状態をノンレム睡眠という。こどもの睡眠はほとんどがノンレム睡眠。その間に多量の成長ホルモンを分泌するので「寝る子は育つ」というふうに身長が伸びる。

成長の止まった大人はノンレム睡眠が少なくなる。レム睡眠とノンレム睡眠は1時間おきに交互にやってくる。とくに22時から2時までの寝入りばなはほとんどがノンレム睡眠。明け方になるほどレム睡眠になる。成長の止まった大人には寝入りばなのノンレム睡眠が大切で貴重な時間になる。くどいようだが、成長ホルモンは22時から2時までしかでない、時間限定のホルモンだ。

(↑なかなか22時には寝られないなぁ。でも、人間は、というか動物は、日が暮れたら休息し、夜が明けたら活動し始めるというのが太古からの自然なんだろうな。徹夜して考えた案も翌朝見ると全然ダメなことが多い。一日活動して酸欠気味の脳ミソで考えつくことはたかが知れている。十分睡眠を取って翌朝の新鮮な脳ミソで考えた方が効率がいいような気がする。最近は午前中に考えることが多いし)

■野菜は「葉ごと皮ごと根っこごと」魚は「皮ごと骨ごと頭ごと」穀物は全粒粉で丸ごと食べる

■「一物全体」の完全栄養による「一日一食」の食事にして、早寝早起きを52日間実行すれば適正体重になって体調が良くなる(体の細胞は52日間で一新される)


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