第27話 見えない部分

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか Vol.27

文章だけだとわかりにくいでしょうから、今回は写真中心に解説します。

屋根無し2F
屋根がかかる前の2階に上がったところ。左下に積まれているのが2×4(ツーバイフォー)の木材です。2インチ×4インチの木材を骨組みにした「壁」をつくっていきそれを組み立てていきます。ツーバイフォー工法は、枠組み壁工法ともいいます。

寝室出窓枠①
このように、2×4(ツーバイフォー)の木材が芯となった壁を組んでいきます。最近はもっと強い2×6(ツーバイシックス)の木材を使うこともあるようです。壁の厚さが2インチ増します。その分、部屋が狭くなりますが。2インチずつなので4インチ狭くなるってことかな。耐震性は2×4で十分担保されていますが、大きな壁で広い空間を取りたい場合は2×6(ツーバイシックス)を使うようです。

寝室断熱材②
2×4(ツーバイフォー)の木材が枠となった壁に断熱材を詰めていきます。ロックウール425というのは、幅が425mmという意味です。425mmの枠にピッタリ入るようにつくられています。昔、手抜き工事の映像をテレビで見たことがあります。ヘタな工事をすると、この断熱材に雨がしみ込んで重さで壁の中で垂れてきていた映像。これはピッタリ固定されていたから安心です。

柱お札
2階の屋根裏の家の中心の柱にお札を巻き付けます。これも「家内安全」の儀式です。今はもう壁の中なので見えませんが、ああ、あそこにお札があるんだなと壁を見上げます。

屋根配線
右の斜めになっている部分が天井の内側です。『DSパネル(ダブルシールドパネル)』という、三井ホームの売りのひとつ。断熱性の高い天井です。この屋根がかかってからが通常配線工事が始まるわけですが、夏場で当然エアコンもない作業場、だけどこのDSパネルは断熱性が高いので夏の日差しもそんなに気になりません。配線工事の人も三井ホームの現場はラクだと思っているはずです。実際、屋根の下はそんなに暑くなかったです。

屋根の2階
外は真夏でしたが、2階に上がってもそんなにムッとするほどの暑さはありませんでした。さすがDSパネル。

木の匂い
完成した家を見ると鉄骨構造か木造か外観からはわかりませんが、こういう状態の家の中はなんともいい「木の匂い」がします。工事中の家の外にも木の香りが漂っています。コンクリートの家もいいんでしょうが、この木の匂いはなんともやさしい、いい匂いでした。完成した今は匂いませんけどね。

次回予告:さてここま順調に来た工事。次回は「ふざけんなよ!」と施主のボクたちが怒りをあらわにした話をします。お楽しみに。

第28話 ざけんなよ三井ホーム


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