第29話 第三者の目

いえんご報告書家づくり援護会に依頼した現場検査報告書

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか Vol.29

ボクたちは、うるさい客なんでしょうか。細かいことをいちいちうるさく言う客なんでしょうか。いや、そうじゃない。これ以上ない高い買いものなんだから、疑問に思う箇所や納得できない部分は遠慮なく言っていいはずです。(高くない商品でも同じはずです)あの頃からもう4年経つので細かいことは忘れていましたが、今でも取ってある当時やりとりしていたメールを見返すと、何通も気になる点を営業や現場担当の人とやりとりをしていました。

初めて家を建てる人はみんな同じだと思います。同じようにちょっとした細かい所が気になるだろうし、心配になる。一方、住宅メーカー側はそういうお客さんといつも接している。お客さんは常に「不安」なんだということを理解して仕事をすればいいだけの話だと思うんです。

ひとつ、ああゆうミス第28話 ざけんなよ三井ホームを見せられると、他にもヘンなミスがあるんじゃないかと思うのは自然なことです。手抜き工事をしているとは思いたくありませんが、疑いたくもなります。家を建てる前に買った本に、「工事中一度、第三者機関の目でチェックしてもらうといい」と書いてあったことを思い出しました。NPO法人の「家づくり援護会」(イエンゴ)という団体があると知りました。工事が間もなく終了する頃、家の回りに組んである足場をバラすまえに依頼するのがいいそうです。足場があれば屋根に登って細かい部分までチェックできますから。

いえんご書類_0001カラーいえんご書類_0002いえんご書類_0001 イエンゴの丁寧な報告書

その「イエンゴ」の一級建築士の方と待ち合わせをして工事中の家を見てもらいました。もちろん三井ホーム立ち会いのもとで。別にケンカ売ってるわけじゃなく、施主として当然の権利だし、信頼関係を保つためにも必要だと感じました。そのイエンゴの人は懐中電灯とデジカメをもって、屋根から床下から隅々までチェックしてくれました。屋根に登っては雨漏りの可能性が無いかどうかを見てくれます。床下に四つん這いになりながら潜り込んでくれて、出て来たとき、なんて頼もしいんだろうと感動しました。ボクら素人ではそこまでは見れません。そしてうれしいことを言ってくれました。「床下を見たんですが、コンクリートの基礎がとてもキレイに仕上げられていますね。普通はもっと雑にやっている会社もあるんですよ」と。基礎のコンクリートがキレイ。できあがった家では見えない部分を丁寧につくっていると聞き、安心しました。さすが三井ホーム、と言っておきましょう。当たり前っちゃあ当たり前のことなんですけどね。

これから家を建てる方、ぜひNPO法人 家づくり援護会(イエンゴ)にチェックを依頼されることをお薦めします(足場をバラす前に)もし問題があれば修正できるし、なにより安心が手に入ります。ウチの場合は、現場検査料金は21,000円(消費税込み)この金額で安心できるのは安いと思います。

NPO法人 家づくり援護会(イエンゴ) http://www.iengo.ne.jp/

第30話 納得刑事(デカ)


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