11代目中村組スタート!

11代目テキスト11代目中村組のレジュメ 26人分

コピーライター養成講座専門コース中村禎クラス、通称中村組の11代目が始まります。今年の生徒さんにボクより年上の方がいらっしゃいます。最初は正直「やりにくいかなぁ」と思ったのですが、学ぼうととする気持ちの熱さを想うと頭が下がります。自分より年下の講師、並んで座る生徒たちも自分の子どもくらいの年齢かもしれない。それでも「11代目中村組」を受けたいと思ってくれた、ということです。ボクも最近いろんなセミナーに出席しますが、年下の人から教わることが多い。考えてみれば、学ぼうとする気持ちに年齢の上下なんて関係ない。学びたい側に謙虚な気持ちがあれば何の問題もないのです。

中村組の定員は25名程度ということですので、それをオーバーした場合はセレクトさせていただきます。手書きの履歴書、自分がいいと思うコピー3〜5本とその理由を書く。ただし、中村禎のコピーと受賞コピーを除く、という課題を出しました。応募書類の束がドサッと届いて最初にやることは、四角いポストイットを履歴書の顔写真のとこに貼ること。まず顔を伏せます。これは顔の印象で判断しないようにするためです。そして「手書きの字」を見ます。手書きの字はヘタくそでもかまいません。どれだけ「伝えたい」と思って書いているかを見るのです。一生懸命書いた字か、雑に書いた字か、すぐわかります。書き損じをぐじゃぐじゃっと書き直していたりしたらもう、即アウトでしょ。言葉で人に伝える職業には向いていませんよね。

このブログのタイトルもそうなんですが、『コピーライター中村禎の場合』というレジュメを配ります。これはテキストというより、あの話もしておこう、この話もしよう、という項目をすべてリストにした、いわばナレーション原稿の見出しのようなもの。ボクの場合はこうでした、という話をするので『コピーライター中村禎の場合』です。それを最初に配ります。これをチェックして「これは話した。これはまだ話していない」もわかります。
3代目テキスト3代目中村組のレジュメ 6ページ目

初代のレジュメから基本的な変らない部分と、「今」という時代だから言うべきこと。年々ページ数が増えてきてます。3代目のときの『なんか役に立ちそうな話』はたった18個だったんだなぁ。(でも、こんなに赤い字で書き足した跡を見ると、やりながら増やしていったみたいですね)最新版の11代目はこれが59個にバージョンアップしています。過去に卒業した中村組OBには不公平にならないように「OB掲示板」にアップして、合宿のときや忘年会など会ったときにフォローします。だから、中村組の本当の授業はOBになってからなのかもしれません。「フルネームと顔を憶えている限り中村組OBは一生応援する」が中村組の約束ですからね。どんな「代」になるか、土曜日が楽しみです。


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