第31話 まとめ(最終回の前に)

4窓青空

完成してから、ああ、もう4年が経ちましたか。用心深く準備して、確かめて、シミュレーションして実現させたのでほとんど後悔はありません。できることはすべてやり切った感じです。ごく一部、予算の関係で諦めた窓が一カ所あるくらいでしょうか。三井ホームの場合、引き渡しが終わったあと、3ヶ月点検、1年点検と定期的に様子を見てくれます。それは設計や営業チームではなく、お客様センターの「アフターメンテナンスエンジニア」という担当がついてくれます。木造住宅は木が馴染むまでに時間がかかるそうで、木が収縮するので壁紙が剥がれたりすることもあるそうです。でも大丈夫ですよ、と言ってくれるメンテナンスエンジニアさん。何ヶ月か生活することで気づく点もでてきます。そういう問題を解決してくれます。そういう専属の人がいてくれる安心感はありがたかったです。

住んでみて、三井ホームにしてよかったなと思う点は、なんといっても全館空調でしょう。(その詳しい話は第13話 途中ですが、結論その1に書きました)

家のデザインや間取りはその土地の広さや諸条件に左右されます。毎日の暮らしで一番大事なのは「快適さ」それも、「気づかない快適さ」ではないでしょうか。日本は四季のある国と言われていましたが、最近は春や秋は数日しかない。暑い夏と寒い冬の日が多い国になりつつあります。一年を通じて適温で過ごせることは「気づかない快適さ」だと思います。

もう昔住んでいた鉄筋コンクリートのマンションのことは忘れつつありますが、冬は部屋が暖まるまで時間がかかったし、暖房を入れてない部屋に行くのがイヤだった。廊下も寒かったし。夏はエアコンを入れた部屋にずっといる。寝るときはエアコンをタイマーにするけど熱帯夜では延長しながら寝ていた。そういうことは一切なくなりました。ここに住み始めて寝苦しい熱帯夜は一日もありません。室内の温度が玄関もキッチンも階段も、どこもほぼ一定。その目に見えないありがたさは意外にデカイなと感じています。

幸せは人それぞれです。三井ホーム以外でも幸せな家はいくらでも建てられます。大事なのは、①住む人が何を一番大事にするか、十分家族で話し合って決めること。見積りが安いからとか、有名な会社だからという理由じゃなくて、②家づくりを任せるその人が信頼できそうかで決めること。住宅メーカーだろうと建築家や工務店だろうと、家を建てるというのは「人」と「人」が納得しあいながらつくるものだから。そして、③情報を集めて自分で判断すること。いろんな人の経験談が読める時代です。ただし、ひとりの人のケースを鵜呑みにするのではなく、できれば「何人もが同じことを言ってるぞ」という点を見つけてください。

「一生で三軒くらい建てないと満足できる家なんてできない」みたいなことを言う人がいます。ボクはそれ、違うと思います。ボクは一軒目で満足できてますから。(そりゃ、もっと広い土地があったら庭にドッグランを作りたいですよ)できるだけ後悔を少なくしたい、だから必死で準備をした、ということです。ひとりではできない作業です。ご夫婦で協力しあってつくっていってください。できあがった家は、一緒に闘った夫婦の努力の結晶なのですから。

長い間、読んでいただきありがとうございました。この連載をどう終わらせればいいかわからず、ムダに引っ張ってしまったかもしれません。でも、何かのお役に立てれば幸いです。(終)

追伸:番外編として「住宅広告と私」みたいなことを書こうかなと思っています。

第32話 最終回『住宅広告と私』

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