フランス98の記憶⑦ブラジウ(後半)

FR98NNT

ル・マンとかモン・サンミッシェルが近い町。フランス西部にある、ナントのボージョワールスタジアム。日没が21時過ぎの夏のフランス。試合前のウォーミングアップにブラジル代表選手たちが入って来た。お揃いの白いウインドブレーカー。遠くに小柄な選手が見えた。動きでわかった。ロベルト・カルロスだ! 本物のロベルト・カルロスだ! しびれた。169cmくらいの身長なのに、この広いピッチの上で存在感メチャメチャあるじゃんか。ああ、これがワールドカップか。

FR98ナントスタジアムFR98bebeto

ブラジルの国歌は歌える。歌詞はわからないけど、メロディは知ってる。背番号6番(パチもんユニ)のロベルト・カルロスと背番号20のベベトを着た日系ブラジル人の見守る中、ブラジルvsモロッコのワールドカップがキックオフされた。

おぼろげな記憶。ボクらの席のあるゴールにまずリバウドが決めた。そしてロナウドも入れた。試合中、ドゥンガが、守備をしないロナウド(ベベトだったかな)を怒鳴りつけていた。(たぶんこれは、記事にはなっていないと思う)でもボクは見た(双眼鏡で)

FR98ホリディイン

幸せな試合を見られた・・・。トラムで市内まで戻り、ホテルに帰る前、まだ身体が火照っている状態だった。試合に勝ったブラジル人サポーターで大騒ぎしている町のカフェに日系ブラジル人ふたりは紛れ込んだ。外のテーブルだった。フランスの、たぶん地元の人だろう、若いお母さんと小さな女の子がボクらの席のそばを通りがかる。変な外人だったボクら。相棒はその女の子に自分の持っていたBRASILマフラーを巻いてあげた。若いお母さんもニッコリ。その女の子もニッコリ。サクラは太っ腹。まだ5、6才だったんじゃないだろうか。その子はまだ、あの日系ブラジル人がくれたBRASILマフラーを持っていてくれるだろうか。もし持っていなくても、あの女の子の記憶に残っていれば、なんてステキなことだろう。

FR98マフラー

2014年、ブラジルに行ったら、いろんな子どもに何かしらあげて来ようと思う。

FR98ブラモロスケッチ


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