2014年6月20日
今日はイタリアvsコスタリカ戦。日本戦の日とは違ってワールドカップを楽しむ一日だ。純粋に「サッカー」を楽しめばいい一日。日本戦の日は、楽しむというより「ともに戦う」ので、非常に疲れる。勝てば元気になるが負ければドッと落ち込む。このレシフェのペルナンブーコスタジアムに来るのは2度目。逆転負けした雨のコートジボワール戦と同じスタジアムだが、同じ場所だとは思えないほどの、いい天気だった。
夜 昼
ワールドカップの良いところは、対戦国同士のサポーターが試合結果に関わらず仲良くなれるところだと思う。ゴール裏は比較的同じ国のサポーターが集ることが多いけれど、カテゴリー1など(タッチライン沿い)のメインスタンド、バックスタンドの席では敵と味方が近くに座ることがある。ボクの席は175ドルのカテゴリー1(大野が取ってくれたチケット。ありがとう!)前列にコスタリカ・サポーター、すぐ後ろにブラジル人、ちょっと後ろにはイタリア・サポーターのグループがいた。お互いの国のアンセム(国歌)のときにブーイングすることもなく、お互いをリスペクトしていて気持ちがいい。
この人たちもリ〜コ〜スなのだいいなぁ・・・勝つ試合を応援できて
試合はコスタリカが1点先取して、その後はカテナチオのイタリア顔負けの統率された守備で快勝。大方の予想はイタリアが勝つだろうと言われていたが、スタジアムはコスタリカのホームゲームのようだった。前の席のコスタリカ人に応援の仕方を教わった。「♪オ〜レ〜オレオレオレ〜 ♪リ〜コ〜ス、リ〜コ〜ス♪」 コスタリカ代表のことを「リコス」と呼ぶらしい。日本代表の応援もこうやって「外国人」に教えて、日本を応援してもらえるようになりたい。
イタコス戦の日本人イタコス戦のブラジル人 この人が「写真撮ってやるよ」って言ってくれた。オブリガード!
気がついたことがある。イタリアvsコスタリカの試合。イタリアを応援する人はイタリア代表ユニフォームとかセリエAなどの青系ユニフォームを着ている。コスタリカサポーターはコスタリカ代表ユニフォームの赤を着ている。日本人のボクはどっちでもないので日本代表のKIRINのプラクティスウェアを着て行った。しかし、たぶんブラジル人であろう人たちは試合に関係なくみんなカナリア・イエローのブラジル代表を着ている人が多かった。どっちを応援するとかではなく「私はブラジル人だもん」と言っているみたいだった。やっぱそうだよな。だってブラジルなんだもの。(つづく)
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