2014年6月22日
今日は移動日だ。第3戦、絶対に負けられないコロンビア戦の地、クイアバへ向かう。しかし、ナタルから内陸部のクイアバへは直行便がない。ナタルからサンパウロ経由でクイアバへ。地図で見ると、ちょうど二等辺三角形の長い辺と底辺を行くようなかんじだ。
NATAL〜SAO PAULO 2,326km(羽田〜サイパンが2,363km)
SAO PAULO〜CUIABA 1,329km(羽田→奄美大島が約1,300km)
つまり、サイパンから羽田に戻ってその足で奄美大島へ行くカンジ。
サンパウロの空港で、ポンテケージョ(ブラジルのチーズパン)とショッピ(生ビール)
クイアバはWHOの黄熱予防接種推奨地域。予防接種は約1万円。国際医療センター病院トラベルクリニックで『狂犬病の予防接種もいかがですか?』と薦められたが高かったのでやめた。
今回のブラジルワールドカップでボク自身が「変わったな」と思うのは、飛行機が苦にならなくなったことかもしれない。ブラジルから帰国して国内線に乗る機会があったが、日本の22.5倍の国土をあちこち移動したので、羽田からちょっと飛んだら「え? もう着陸?」というカンジだ。さらに国際線も、たぶん大丈夫だ。「パリまで12時間半」と聞くと「近いな」と思う。だって、パリに着いてまた15時間も乗らなくていいんだもん。ブラジルは日本のちょうど真裏に位置する国なので、地球上でそこより遠い場所はない。そこへ行ったのだから、もう怖いものはない。だってブラジルなんだもの。(つづく)
【予告】サポ村の志賀さんからは「ナタルはすごくいいホテルが押さえられました。しかし、クイアバは期待しないでくださいね」とは言われていた。合宿所みたいだと言われていたが、違っていた。ボクにとってそこは収容所だった。
クイアバの HOTEL PANORAMA 窓の外。ブラジルに来て初めて、淋しいと思った。
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