怒らないこと vol.1

怒らないこと_表紙望月さんのイラストだ!望月さんも読んだのだろう 

たまたま見つけた本のタイトルが気になってしまった。このタイトルに目が止まるということはたぶん、自分が怒りっぽいことを知っているから。そしてその、怒りっぽいところを治したいと思っているからなんだろう。新書のコーナーで「怒らないこと」という本を見つけた。(しかも「2」まであった) なんか安直なハウツーものなら買わなかっただろうけど、「仏教法話」という部分に惹かれた。書いている人は「スリランカ初期仏教長老:アルボムッレ・スマナサーラ」という人。ホントに実在する人なんだろうか?一度では憶えられない名前。しかし、仏教には興味があったので、読んでみることにした。

結論から言うと、すごく勉強になった。いろんな言葉がボクに刺さった。これを実践できれば、もっとハッピーになれる。この本を読んでから、ふつうに歩くときの顔つきも変わったように感じる。「怒るってバッカみたい」と思えるようになった。この本を血や肉にするためにメモをした。忘備録としてブログに残すことにした。なんとかこれを自分の中に吸収したいから。

怒らないこと_1怒らないこと_2

怒らないこと
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■「私は正しい」と思うから怒る。
・私は正しい、相手が間違っている、と思うから怒る。
→あなたは完璧な人なんですか?そうじゃないでしょ?
・自分は完璧でもないし、他人にも決して完全な結果を求めない。
・「一応、精一杯やりますけど、結果はわかりません」
→努力はしても結果は求めない
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■エゴ→無知→汚れ→怒り
「私は男だ」「私は若いのだ」「私は中年だ」「私は老人だ」「私は課長だ」「私は部長だ」「私は社長だ」「あいつは部下だから」「私は家の主人だから」
→なんて、一切関係ない。

大事なのは「その行動が正しいか、正しくないか」という点だけ。
「女だから、部下だから、こういうことをしなければイケナイ」と考えるエゴ、無知が怒りにつながる。
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■「怒る人ほど頭が悪い」という真理
・怒るときは智慧も湧かず、明るさもなく、適切な判断もできない。
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■いちばん強烈な罰、それは無視
・道徳を守らない人、みんなの決まりも調和も守らない人、相手をいじめることばかり考えていて、わがままで勝手で自分本位な人へは「どうぞ自由にやってください」と、社会の一員として扱わない。こっちも合わせて怒ると同じ罪を犯すことになる。
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■偉大な人ほど謙虚でいられる
・余計なプライドを捨てて、とことん謙虚になれば怒らない。
・本当に偉大な人は相手に「生意気言うな」などとは言わない。
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■何があってもびくともしない心をつくる
・「私は何を言われても、ガンジス川のような心で接します」
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■怒ったら「自分は負け犬」と言い聞かせる
■動物の世界でも、強い者ほど怒らない。
・臆病で弱くて自信がない人ほど偉そうに怒る
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■「自分は偉い」というエゴを捨てる
■「自分はダメな人」というエゴを捨てる
→それは相手をねたむ原因になる
■「他人に負けたくない」というエゴを捨てる
・正しい負けず嫌い→自分に負けてたまるかという気持ち
→自分の怠け心に負けてたまるか
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■小さな「成功」をつなげて人生をつくる
×「10年あとで成功するぞ」と思って計画すると苦しいだけ
○「この10分間で精一杯やって成功するぞ」という小さな計画のユニットの積み重ね
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(長いので後半は明日)

怒らないこと vol.1
怒らないこと vol.2


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