ジョブズとドラッカー

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『会社として、
どんな風に人々に憶えてもらいたいのかを、
とてもはっきりとさせておかないといけない』
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スティーブ・ジョブズはそう言って全社員の前で新しい広告の説明をしたという。
1997年『Think different.』キャンペーンの社内向け発表のプレゼンだった。

会社のトップが、全社員の前で新しい広告の企画意図やキャッチフレーズをプレゼンする。なんてステキなことだろう。と同時に、それが「当たり前」だろう、とも思う。

薄っぺらい企業広告は、全社員の同意も得ずに、「広告」として出稿されることのほうが多いのではないだろうか。ある日突然、家のテレビや、通勤電車で見た新聞で、会社の「意思」を初めて知る。すごくいい広告だったら、その社員もうれしいだろう。しかし、なんだかわからないスローガンだったら、「オレは聞いてないよ」と思うかもしれない。

この話で、スティーブ・ジョブズってすごいな、と思うところが2つある。
ひとつは、広告が世の中に出る前に、全社員に報告し、納得、同意してもらったこと。

そしてふたつめは、言っている内容が示唆に富んでいるということ。同じ内容のことを、別の言葉でピーター・ドラッカーも記していたから。このスティーブ・ジョブズの言葉の『会社として』という部分を『あなたは』に置き換えたらいい。

ピーター・ドラッカー少年は13才のとき、宗教の先生から
「ピーター君は、何によって憶えられたいですか?」と聞かれたそうだ。
http://nakamuratadashi.com/2013/01/08/post-1163/そういう言葉を言ってくれた「宗教の先生」もすごいが、それを憶えていたというドラッカーさんもすごい。

同じことを別の人も言っていた、ということは、かなり正しいことだとボクは思う。「何によって憶えられたいか」を考えることは、個人にとっても、会社にとっても、非常に大事だということ。と同時に、「会社」とか「企業」というのも、ひとりの「人間」と同じなんだと思う。人に「人格」とか「人柄」があるように、企業にも「企業柄」があるのだから。

【参考資料】bit.ly/14jlTRN
「梶原健司さんのブログ」より


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