だってブラジルなんだもの【27】イパネマのおっちゃん

イパネマ・バスコ旗 リオデジャネイロで1957年設立のFUTEBOLクラブ ヴァスコ・ダ・ガマのフラッグがイパネマ海岸に誇らしげに旗めく

2014年6月29日(日)

今日はリオからレシフェに移動して、あの雨のコートジボワール戦を見たアレーナ・ペルナンブーコスタジアムで日本のC組2位 vs D組1位の試合を見る予定だった。日本が勝ち進む前提で飛行機と宿泊を予約していた。しかし、日本代表はすでにブラジルにはいない・・・。あのレシフェに戻ってコスタリカ(D組1位) vs ギリシア(C組2位)を見に行くか?(予定ではイタリア vs 日本というコンフェデの再戦が理想だった)ブラジル最後の一日に日本が負けた相手の試合を見に行くか?・・・う〜む、それよりRioでのんびりしたいなぁ、もう移動はいいや、という気持ちになっていた。HOTEL REGINA にもう一泊することにした。

REGINAの旗HOTEL REGINAの前には黄色とグリーンのフラッグ 昔のブラジル国旗かな

今日はどうしてもビーチに行きたかった。ブラジルからどうしても持って帰りたいものがあったから。それは「ブラジルの砂」だ。高校球児が甲子園の土を持って帰るように、海外での自分の思い出に、その土地の石とか砂とかをよく持って帰る。ニースの海岸の丸い石、ハワイ島の黒い石、サハラ砂漠の砂。そこに行かないと絶対手に入らないもの。実はもうNATALのビーチの砂はもらっていたので、あとはコパカバーナかイパネマ海岸に行ってみたかった。

BRASIL砂1ビニール袋に入れた砂 NATALはやや赤みがかった砂 IPANEMAは真っ白な砂

BRASIL砂瓶帰国後は瓶にいれて 文字は手書き

イパネマ海岸ここがイパネマ海岸 山のカタチがいい

イパネマの娘お父さんと遊ぶイパネマの娘

イパネマのおっちゃん   自撮りするイパネマのおっちゃん

バスコユニ アンティークサッカーショップにて

リオデジャネイロには4つのクラブチームがある。ジーコのいたフラメンゴ、フルミネンセ、ボタフォゴ、そしてヴァスコ・ダ・ガマ。 どこのチームが贔屓というわけではなかったけれど、アンティークサッカーショップで「ブラジルっぽい」ものが欲しかった。買ったのは、ヴァスコ・ダ・ガマ。黒字に白のタスキ、赤い十字。タスキが南米っぽいなぁというのともう1つ理由があった。それは、クラブの設立が1957年だということ。ユニフォームにも「1957」と入っている。これは買わねば。だってボクの生まれた年なんだから。

Peleの本街の本屋にPeleの本

アルゼンチンのバス
アルゼンチンのバン側面アルゼンチンからこのバンで来ている人(だと思う)ここで寝泊まりしながらワールドカップを回っているのだろう

コパカバーナ舗道コパカバーナの舗道の模様

pecoさんと再会FUTEBALの神様の粋な計らい

オランダ vs メキシコの決勝トーナメントを店のテレビやビーチのパブリックビューイングで見ようとする人たちで混雑するコパカバーナビーチ。そこで偶然の再会があった。日の丸ハチマキ大作戦の発案者でもあるpecoさん。今回のブラジルツアーに参加する決意をした集会で初めてお会いしたpecoさん。ギリシア戦のNATAL前夜祭でも再会したpecoさん。露店が並ぶ雑踏で日本語が聞こえる。「中村さ〜ん!」 日本の国土の23倍もあるブラジルで、しかもRIO DE JANEIROのコパカバーナという人ごみのなかでの再会。FUTEBALの神様はブラジル最後の日に粋な計らいをしてくださった。FUTEBALバカふたりを引き会わせてくれた国。そう、だってブラジルなんだもの。(ブラジルあと一泊です)


だってブラジルなんだもの【27】イパネマのおっちゃん」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: きょ年の6月29日のこと◎BRASIL 2014 | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合

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