今日は人生最後の日

最後の日(手帳)

常に「死を意識している」人たちが、人生を最高に楽しんでいる9つのワケというTABILABOの記事を友だちがシェアしてくれていた。

「今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか。『No』という答えが幾日も続いたら、私は何か変える必要があると知るのです」というスティーブ・ジョブズの言葉は知っていた。しかし、ここまでキチンと整理されるとさすがに身にしみる。自分の中に取り込むために手帳に書き写すことにした。

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1.
自分の物語を
俯瞰的に考えることができる

どんな物事にも、必ず終わりがあるものです。その「終わり」を意識することで、「今」を最大限楽しむことができます。私たちを邪魔する些細なことから手を離し、短い人生の中の「終わり」を意識してみましょう。そういう視点を持てると、長い行列や電車の遅れ、悪天候だって楽しむことができます。
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2.
八方美人なんて必要ない
本当に大切な人と付き合える

自分の時間を台無しにするような人とは、付き合わないようにしましょう。常に死を意識している人は、自分の生活に新たな価値観や深みを与えてくれる人とだけ付き合っています。彼らは自分が有害だと判断した人付き合いは早々に打ち切り、良いと思った人とはすぐに仲良くなります。なぜなら彼らは、自分たちの時間が有限であることを知っているからです。
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3.
お金を無駄に溜めないで
自分の投資のために使える

貯金は大切なことかもしれません。でも、「後々の生活に必要だ」と思って貯めているお金は、いったいいつ使うのでしょうか?人生は一度きりだし、同じ日は二度と訪れません。いつかは使ってしまうお金ですから、二度とない一つ一つの経験や瞬間を味わい、楽しみましょう。その時の体験に集中しましょう。常に死を意識している人は、お金の使い時を知っています。
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最後の日(手帳)2
4.
失敗や挑戦に
怖がらなくなる

もし間違えてしまったら・・・。そんなこと、死を前にしたら、ちっぽけなものです。死とは、あなたが知っていて愛している全てのものからの別れです。それと比べたら、あらゆる脅威は大したことではないのです。死を意識することで、生きているときに訪れる恐怖を、和らげることができるのです。
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5.
死ぬ気で常に
ベストを尽くす

いつかは自分も死ぬということを意識する。そのときは明日かもしれませんし、一ヶ月後かもしれません。すると、死ぬ前に自分の足跡を世界に残さなければと思い、常に高いモチベーションをキープすることができます。黒澤明監督の「生きる」という映画では、死を前にした主人公が、死ぬ気で働いて一つのことを成し遂げます。そして彼が死んだ後に、葬式に参加した一人が、死ぬ気でやれば、誰だって、成功できる!といったのに対して、あなただって明日死ぬかもしれないんだぜ?という言葉を投げかけて映画が終わっていきます。死と向き合うと、いつまでも人の記憶に残るような、素晴らしい功績を残そうと思えるのです。
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6.
他人に期待するのではなく
自分をもっと信じるようになる

全ての人やものがいつかは消えてしまうということを理解できれば、それらに過剰な期待をしすぎることはありません。もちろん、人に失望することはあるかもしれないですが、「失望した」と思えること、そういう感情は、自分が生きているからこそ抱くことのできるものです。その重要さを噛みしめれば、冷静に現実的に、物事に接することができます。
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最後の日(手帳)3
7.
小さなことに集中しすぎて
無駄に汗を流さず済む

死を意識することは、物事を正しい方向へ導くことでもあります。だから困難にぶつかったとき、目の前の小さなことに、本当に向き合うべきかどうかを考えてみましょう。あなたはそこから離れることも、他にもっと楽しいことを見つけることもできます。常に死を意識している人は、そのことをわかっています。
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8.
幸せになることに
集中できる

私たちはいつか必ず死んでしまいます。だとしたら、好きなときに好きなことをしましょう。あなたが誰かを愛しているなら、その人と一緒に過ごしましょう。スイーツが好きなら食べて、海が好きなら海の近くに移住したっていいんです。人生は限りある短い時間ですから、あなたが幸せになるために、全ての時間を使うべきです。
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9.
やるべきことでなく
やりたいことに集中できる

常に死を意識している人は、社会規範やルールに縛られません。彼らは望むときに、やりたいことをします。彼らはそれこそが人生の重要なポイントだと信じています。常に直感に従い、自分の心の思うままに動いていきます。
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「一日の計は朝にあり」という言葉がある。「一年の計は元旦にあり」は子どもの頃から親に聞かされていたが、「一日の計は朝にあり」のほうが気に入っている。とくに「一日の計は(晴れた)朝にあり」だと思う。その朝に、これからは「今日が人生最後の日だとしたら・・・・」と考えてみることにする。ベッドから飛び起きる。今日やることを整理する。ボーッとしてられない。無駄なことはしない。キャンディークラッシュをしてる時間はない。お金を自分のためや大事な人のために使う。些細なことで怒らない。笑顔になれる。・・・いいことばかりだ。もし今日が人生最後の日だとしたら・・・と考えるとやることいっぱい。行動的になれる。そうだ、今日は会社を休んで妻と花見に行こう。


今日は人生最後の日」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: あと10年だよ | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合

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