知識は本の中にはない・・・実践するドラッカー「思考編」①

ドラッカー思考編
『知識は本の中にはない。本の中にあるのは情報である。知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である』ーーー「創造する経営者」P144

(→たしかに。本だけ読んで医者にはなれない。医学部を卒業しても、すぐに医者にはなるわけではない。禎)

『単に「知っている」状態から、「わかった」状態にもっていき、実際の行動を通して仕事につなげていく』

『データは情報。それを元にして行動に結びつくのが知識。真の知識とは、情報の量や質ではなく、価値という成果を意識し、特殊な言語を誰にでもわかる言葉に翻訳できる能力を伴う』

(→そういえば、カタカナ業界用語を小学生にわかるように説明できるひとこそ、ものごとを本当に理解できている人だと池上彰さんは「伝える力」で言っていた。「日本銀行って何?」を小学生に説明できるかどうか。禎)

『知識とは、個人や組織が何らかの成果をもたらすような行動を可能にし、何かあるいは誰かを変えるものである。知識とは何かを変えるものであることを認識するだけでも、何かが変わっていく』ーーー「新訳・新しい現実」P285

『自己啓発書を読んだり、セミナーを聴いて「よし、私も!」と高揚しても、一ヶ月後に何も変化が起こっていないことはないか。情報という素材を仕入れただけで、何も調理していないからだ。「情報(素材)」は、調理して初めて「知識」に変わる。調理の経験を何度も積んで、腕が上がるとそれが成果になる』

(→アイタタタ。ごもっともです。高揚感だけで満足していました。実践・習慣・行動という「調理」をしてませんでした。ドラッカー先生、今日から実践します。今日から習慣にします。今日から行動します。禎)

(→電通の先輩、本田亮さんも著書の中で「持ち運べる財産を持とう」と言っていた。セミナーでご本人からも聴いた。ボクは、立派な本を買っただけでもう、なんか立派になったような気がしていたフシもある。本をたくさん買うだけじゃダメ、読むだけでもダメ、読んでノートをつけるだけでもダメ。それが自分の行動・習慣になって初めて血や肉になる。血や肉になって初めて「持ち運べる財産」になるんだな。禎)


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