馬車の効率・・・実践するドラッカー「思考編」④

ドラッカー思考編

実践するドラッカー「思考編」の中で、生産性を高めるための条件のひとつに「イノベーションを継続して行うこと」とドラッカー教授が言っています。その「イノベーション」という言葉の解釈について著者である佐藤等さんが書いた文章です。最後の一行が、魚の小骨のように喉の奥に引っかかっています。

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「イノベーション」という言葉は、日本においては「技術革新」と訳されることも多いのですが、本来の意味はもっと広いものです。この概念は、ドラッカー教授の父アドルフの友人でオーストリアの経済学者ジョゼフ・シュンペーターの著作『経済発展の理論』で示されたものです。「郵便馬車をいくら連続的に加えても、それによって鉄道を得ることはできない」というたとえによって、この考えは一気に広まりました。

ドラッカー教授も『イノベーションと企業家精神』でイノベーションの原理と方法を世に問いましたが、必ずしも技術分野でのみ起こるものではないことを、マクドナルドの例で示しています。

レイ・クロックが創業者マクドナルド兄弟からフランチャイズ権を得て、アメリカはおろか、世界的なハンバーガー・チェーンに飛躍させたのは、いつでもどこでも同じ味とサービスを提供する合理的なシステムを構築し、ビジネスを飛躍的に進化させたからでした。

知識労働者が生産性をあげるための条件にある、「イノベーションを継続して行う」とは、新しい価値を生み出すことで、アウトプットの質を飛躍的に変える、という意味です。

「馬車」の効率を高めることばかりを考えていないか、いまの仕事における「鉄道」は何か、考えてみてください。
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(←「馬車の効率」という言葉がボクには「競合プレゼンの勝率をいかにして上げるか」に見えてしまいました。ボクは「鉄道」をつくる仕事をしたい。禎)

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