線を描く、線を書く。

ピカソ1 この闘牛のピカソの牛の絵は見たことあったけど、描く腕の動きのスピードを見て、感動しました

以前この「ぶ厚い手帳」にも書いたのですが、(脳にいい話)養老孟司さんが疲れた脳にいいよ、という話で「人間の作ったもの以外のものを見る時間をつくるといいですよ」と言っていました。それを聞いて会社の窓から周りの景色を見渡すと、人間の作ったビルや高速道路やいろんな機械だらけ。やっぱり「自然」がつくったものを見なきゃ、と思っていました。

ところが、です。この映像を見たとき、「人間のつくったものも、いいじゃないか」と思ったのです。https://www.youtube.com/watch?v=X59U4mUqWtw ピカソの描く曲線。この線は機械じゃつくれない。あの体温のあるピカソさんじゃないと描けない線。これは養老先生のいう「人間の作ったもの以外のものを見なさい」とは別枠のものだと思いました。これならいいじゃん。人間のつくったものでも、自然に負けないものもあるじゃん。それは「手描き」であり「手書き」であり、つまり「肉声」なんだと思います。人間は直線的な工業製品だけをつくっているわけじゃない。ガウディの曲線もあればピカソの曲線もある。セザンヌやルノワールの曲線もある。文章を書く人の手書きの文字の曲線もあるじゃないか。ピーター・シュルツさんの描くチャーリー・ブラウンの頭の線なんて、なかなか真似できませんよ。(シュルツさんの文字)(シュルツさんの手から)養老先生、人間の手が描く線や手書きの文字も、その「人」にしか描けない(書けない)オンリーワンだと思います。


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