うれしい書評⑧

Photo by 岩崎亜矢

うれしい書評⑧コピーライターからの声 編

養成講座の受講生たちだけでなく、現在コピーライター、CMプランナーとして活躍している人たちも読んでくれました。その人たちの声をまとめてみます。
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岩田純平さん(コピーライター)
禎さん!読みました!一気に読みました!面白かったです!考え方やコピーの書き方ややってることが、ふしぎなほど僕と同じでびっくりしました。僕の場合、割と無意識でやっているので「ああ、そういうことか」と自分のやり方を禎さんの本を読んで納得するという謎の体験でした(笑)後輩にも勧めておきます!
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橋口幸生さん(コピーライター)
電通から独立された中村禎さんの著書、「最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法」を読んでいます。本の中で登場する「ダメなコピーも書けないやつに、いいコピーは書けない」という言葉。これは会社の新人研修のときに、禎さんが言っていたことで、今でも昨日のように覚えている。いいコピーが書けないとき、プレゼンが通らないとき、賞を取れないとき、どれだけこの言葉に救われたかわからない。研修後も、僕がコピーを見てもらいたくて押しかけると、(仕事での接点はほとんど無かったのに)多忙な中いつも丁寧にアドバイスしていただき、応援していただいた。

才能がある人、やる気がある人は大勢いるけど、活躍できるかどうかは、こういう先輩や師匠との出会いに恵まれるかどうかも大きいと思う。コピーライターやコピーライター志望者が全員、禎さんに会って教えてもらえるわけでないけど、この本を買うことなら誰でもできる。内容は本質的かつ超実践的で、読んだ5秒後には実践できるノウハウが満載。コピーを書くときや選ぶときは、つねに手元に置いておきたい。
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中村直史(なかむらただし)さん(コピーライター)
じぶんは才能ないからコピーライターやめたほうがいいんじゃないか、と考える人は、とりあえず一回読んで、書いてあることを実践してみたら良いんじゃないかと思います。仕事で行き詰まったときにも読んで試すことをオススメします。チカラが出ます。そんなこんなで私は実践中です。
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岩崎亜矢さん(コピーライター)
大先輩であるコピーライター、中村禎さんの初となる著書は、わかりやすく、シンプルで、とても重要な言葉が詰まっています。私も宣伝会議や大学などで人様になにかを伝える身となったこの頃ですが、僭越ながら、私が生徒に言っていることと、おなじこともたくさん書かれていて、なんというか「ああ間違えてなくてよかった…!」とホッとしたとともに、やっぱり大事なことっていうのは普遍なんだと思ったり。

タダシさんの宣伝会議の講座は、宣伝会議のコピーライター養成講座において、大ヒットのご長寿講座。とにかく毎年、優秀な人材を輩出しています。厳しく、優しく、そして簡潔にたいせつなことを常に伝えている講座なんだろうなあと、この本を読み終わって、生徒の方たちがうらやましくなりました(かなり)。 普遍、っていうことは、コピーライター志望に限らず、アイデアを考える上で、どんな職業の人にもヒントになる本だと思います。

そしてとあるページに、むかし、父の放った言葉が載っています。それがどの言葉なのかは、是非読んでみて、想像してみてください。
(岩崎俊一さんの言葉を書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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大椛玲奈さん(コピーライター)
言葉を選ぶことも大事、って教えていただきながら、やっぱり長々書いてしまうわ…大好きなコピーライターの中村禎さんが執筆された『最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法』。先日は東京で出版記念セミナーがあり、福岡や名古屋など全国に中継されるとのことで、そちらにも参加してまいりましたー。いやー…面白かった。禎さんのお話、いつ聞いても分かりやすくて、面白くて大好き。本になったらいいのになー、そしたら絶対買うのになー、と思っていたら本当に本になりましたーーー!だよねぇ。直接お話聞ける機会なかなかないけど、勿体ないもんねぇ。

コピーライターじゃなくても、誰かに何かを伝えるときの考え方に、「おー!」ってなると思う。 私は最初からずっと職場にコピーライターの先輩がいなかったので、コピーの勉強をしているときに講師としていろんなコピーライターの人から話を聞けるのが、ものすごくありがたかった。前の職場の後輩にあげたいなー。なんか最近、”楽して得する”みたいなのが賢い、という感じのものが多くあるけれど、禎さんはその真逆。ずるしないし、ラクしない。広告だけじゃなく、ニュースとか、SNSとか、何でもそうなんだけれど、普段考えていることって言葉に出ると思ってる。

そりゃあお金欲しいし、美味しいもの食べたいし、ふかふかのお布団で眠りたいし、いいシャンプー使いたい。でもそのために後から自分で「恥ずかしいっ!」って思うようなことしてると、結局誰にも伝わらないと思う。えーと、本とか、CMとか、ラジオとか、歌とか、友達からかけられた言葉とか、思わず泣きそうになっちゃうことって今まで何度もあるけれど、その言葉はその人の中になければ出てこなかったことのはず。ということを、禎さんの言葉がいっぱい詰まった本を読みながら思いました。
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石井 陽一さん(コピーライター)  
中村禎さんの「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」を読ませていただきました。この本は、広告制作者やコピーライターの志望者が読めば役に立つことがたくさん書いてあります。でも、一読者として、コピーライターとしてぼくがいちばん同感したのは、つぎの箇所です。

「広告費をいちばんたくさん出せる広告主が自動的に儲かるのであれば、クリエイティブで競う必要ないですもんね。だから本当は、いいコピーを見極める目を一番持たなければならないのは、広告案を選んでお金を払うクライアントだと思うのです」

コピーライターはもちろん、企業の特に広告や広報の担当者に読んでほしいです。高いコピー料を払って、いちばんいいコピーを使わなかったらもったいないじゃないですか。コピーライターのイチオシが選ばれないこと、ちょくちょくあるんです。 中村さん、執筆おつかれさまでした。
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眞木 茜さん(コピーライター)
きれいなすみれ色の本。一文一文、共感したり、発見したり、反省したり…コピーだなぁと思いました。父の話も書いてくださっていて。私もまだまだ道半ばなのだし、半ばな人の責任として、進もうと思った道を簡単に離脱してはいけないですね。父もよく「とりあえず3年、そのまま10年続けてごらん」と言っていたのを思い出しました。いろんなことをすぐ離脱しがちな私に。中村禎さん、ありがとうございます。
(眞木準さんのコピーについて書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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多田琢さん(CMプランナー)
ご無沙汰しています。 「本」ありがとうございました! しかも、直接お届けいただいたんですね。感激です。 今、読み終わりました。 書かれている通り、コピーライターだけでなく、すべての若者へのエールですね。 うちの社会人1年目の長男ともうすぐ就活の次男にも読ませます。 もちろん、 回し読みでなく、買って読ませます。 本当にありがとうございました。
(多田琢さんの話を書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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高崎卓馬さん(CMプランナー)
タラシ先輩!本いただきました!!買うつもりだったので、部員たちに買わせます!席について一章読んで、なんだか猛烈にコピーを書きたくなりました。すごいひとは、すごいひとにたくさん会って、すごくなってるんだなと。なんだか朝から、いいドキュメント番組みちゃった気持ちです。ありがとうございました!正座して読みます!
(高崎卓馬さんには以前、「表現の技術」出版の時、献本していただいたので、謹呈させていただきました)
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葛西薫さん(アートディレクター)番外編
中村くん、 おはようございます。このたびは「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」をありがとうございました。ちょっと拾い読み、どのページも中村くんらしいねえ。しゃべる姿が目に浮かびます。阿久悠氏の「時代の中の隠れた飢餓」について語られており、嬉しくなりました。とても共鳴します。(僕の名が出ると恐縮、こそばゆく懐かしく)ではますますの活躍を!お礼まで。
(葛西さんの話を書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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うれしい書評①(メルマガ土井さん編)
うれしい書評②(アマゾン編)
うれしい書評③(マーケター原さん編)
うれしい書評④(中村組OB編vol.1)
うれしい書評⑤(中村組OB編vol.2)
うれしい書評⑥(TCC会報家田さん編)
うれしい書評⑦(コピーライター以外編)
うれしい書評⑧(コピーライター編)
うれしい書評⑨(信用組合月刊誌編)