二人の中村くん

中村裕一朗。みんなからは「裕さん」と呼ばれていた背番号5のセンターバックだった。中村禎。タラシと呼ばれていたボクは背番号10。ふたりとも中学時代からサッカー部で、試合で対戦したこともあった。裕さんは風師(かざし)中学で、ボクは柳西(りゅうせい)中学だった。

高校に進学し、ふたりは同じ高校になった。当時の門司高校には(公認の)サッカー部はなく、学校のグラウンドが使えず、「同好会」みたいな立場で、関門海峡を見下ろす山の中腹の空き地で練習していた。ゴールネットもない、木の柱を立てただけの空き地だった。(今思うと、ブラジル的ともいえる)

そんな懐かしい「裕さん」とFBでつながった、ら、裕さんがこんな写真をアップしていた(上のバイクの男) ホンダCBR400エンデュランスF3、ヘルメットはSHOEIのワイン・ガードナーモデルじゃん。なぜ、それがすぐわかったか。それは、ボクが下の写真だったから。1986年頃の写真。ボクもホンダCBR400に乗っていて、永福町にあったWhite というバイクのカスタムショップでオリジナルカラーにペイントしてもらい、SHOEIのヘルメットを、エディ・ローソンモデルに塗装してもらった。

このバイクの二人は、一緒に走ったことはないけれど、中学高校の同じ土のグラウンドでは走っていた。なんか、同い年にしかわからない話ですいません。もう何十年も会っていないサッカー部のチームメイトとの、この偶然に感動しているもんですから。

本社ビル60年点検


本社ビルの60年点検。厄除けよりも人間ドック。生まれて初めて脳のMRIなどもやります。半分機能してませんよ、とか言われたらどーしょ。

脳のMRI初体験。胸部CTより狭く、頭を固定され、パイプの中に入っていく。グワーングワーン大きな音がする。棺桶に入れられて火葬される時は、きっとこんな感じなんじゃないかと思った。意識はあるけど身体が動かない状態。

初めて を たくさん


初めての人に会う。
初めての場所に行く。
初めてのことをする。
だけじゃなく、
いままで会った人と新しいことを始める。
いままでやってきたことで、初めての体験をする。
小さなことでいいんです。
今年、いくつの「人生初」を実現するか。
やってみます。

2018年あけましておめでとうございます。
今年も仲良くよろしくお願いいたします。
中村禎