黒澤明監督の言葉


同じことを別の人も言っている。同じことをちょっと違う角度から別の人が言っている。そういう事柄に出会うと、それは真実なんだなぁと思います。だからメモします。さらに、自分の耳に痛い言葉、勉強になるなぁという言葉にも出会うことができました。還暦すぎても、まだまだなんだよなぁ。

「ためない練習」という本の僧侶の言葉に
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誰かと会ったらまず
「この人のいいところは、ここだ」と心に刻む練習をしましょう。
人のいいところを見つけると、その人を見る自分の眼が優しくなります。
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というのがありました。なるほど!と思いました。

このことを別の角度から見た、黒澤明監督の言葉です。
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悪いところは誰でも見つけられるけれど
いいところを見つけるのは、
そのための目を磨いておかないとできない。

人(モノゴト)の悪いところを見つけるのはカンタン。誰でもできる。
良いところを見つけるには、それなりの訓練がいる。
私には、人の悪口を言ったり憎んだりしているヒマはない。
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「目を磨く」か・・・。

そして、耳に痛い言葉・・・。
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自分の人生経験だけでは足りないのだから
人類の遺産の文学作品を読まないと、
人間は一人前にならない。
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・・・。

 

そして、コピーライターとして、ものをつくる人として、
覚えておきたい有難い言葉、言葉、言葉。
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創造というのは記憶ですね。
自分の経験やいろんなものを読んで
記憶に残ったものや感情が足がかりになって
何かが創れるんで。
無から創造できるはずがない。
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これでもか、これでもか、と頑張って
一歩踏み込んで、それでも粘って
もうひと頑張りして。

もう駄目だと思っても
ズカッと踏み込んで。

そうしていると
突き抜けるんだ。
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泥沼にだって、星は映るんだ。
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どう生きてきたかは
顔に出るものだ。
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人間は集中して夢中になっているときが
一番幸せで楽しいもんだよ。
子どもが遊んでいるときの
無心な顔は素直だ。
声をかけても聞こえないほど
自意識がない状態。
あれが幸せというもんだね。
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いい言葉を自分から発することはできなくても
いい言葉に目を留めて、自分の習慣に取り込めばいい。

クイズ番組の難問の答えを知ることより
たくさんのいい言葉を身につけて、生きて行く。
そのほうがいいなぁ、ボクは。


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