ロシアより愛をこめて④いざモスクワへ


2018年6月17日(日)
いよいよ出発の日です。今回の旅は基本一人なのですが、途中の行程で友だちと合流できるように計画しました。とくにFCバッカーノの友だち山西くん夫妻とは宿は別々ですが、行き帰りの飛行機も一緒だし、コロンビア、セネガル戦を含む4試合一緒なので心強い。お互いのスタジアムの座席番号も確認済み、お互いのホテルの場所も確認済み、旅程はそれぞれだけど、試合の日はスタジアムで会えます。お互いの座席番号がわかればそこで会えるし、スタジアムで待ち合わせ場所を決めておけば、試合後に会える。そのためにもfacebookのメッセンジャーは必需品でした。

まず成田空港。12:00発アエロフロート261便。モスクワまでのフライトは10時間。ブラジルに行った時のことを思えば、めちゃ近い。しかも同じ便に友人夫妻も一緒となれば、心強いフライトです。

 
飛行機に乗るとまず、時計を現地の時間に合わせる。そして現地のお酒を入れて体を馴染ませていく。まずはロシアの白ワインから。

モスクワへはほぼ初めてのフライト。「ほぼ」というのは昔、トランジットで夜中のモスクワの何処かの空港に降りたことがある、という程度。1985年頃、初めてパリへロケに行きました。その当時はまだヨーロッパへの直行便はほとんどなく、アンカレッジ経由。モスクワ上空が飛べなかったからじゃなかったかな。何年かして、やっとモスクワ経由パリ行きという便ができ、アンカレッジ経由に比べて断然早くなってラクになったという記憶があるのです。たしか東京—アンカレッジ(9時間)、アンカレッジーパリ(10時間)じゃなかったかな。それが東京—モスクワ(10時間)、モスクワーパリ(4時間)みたいな。だから東京—モスクワ(10時間)なんて近い近い。なにより2014年にアブダビ経由でブラジルに行ったので、飛行機であれより遠い場所はないのだから、もう何も怖くありません。どこへ行くにも「ブラジルよりは近い」のだから。

こうやって見ると、東京ーモスクワと東京ーアブダビ(サウジアラビアの西側)はほぼ同じ距離だな。アブダビからサンパウロのほうが遠かったから、ブラジルはやっぱり遠いわ

アエロフロート261便のLUIZAは笑わない。他のCAさんはまぁ愛想笑いくらいはするし、むしろ男性のCA(スチュワード?)のほうが愛想がよかったけど、彼女だけはずっと無表情。よし、絶対ニッコリさせてやろう、とワインのお替りなんか頼む時、こっちが目一杯ニッコリしてみる。だけど、全然ダメ。ビクともしない。飛行機を降りるときもニッコリ「спасибо!スパシーヴァ!(ありがとう!)」「до свидания ダスビダーニャ!(さようなら!)」と陽気に微笑みかけてみるものの、LUIZAは「・・・」とうとう最後まで無表情でした。(LUIZAの写真を撮りたかったんだけど・・・できなかった・・・)

この兄ちゃんはまあまあ朗らか

まあ、ロシアの人が全員笑わないってことはないんだろうけど、出発前のニュースが言ってました。W杯で世界中から観光客がやってくるというので、ロシア国鉄の職員たちが「笑う練習」をしている、というのです。ニッコリ接客する練習。ホンマかいな、でした。ロシアはきっと寒い国だから、口角が上がらないんだ。ほおの筋肉が寒くて動きにくいんだ、と思うことに。でも今は夏じゃん?

ロシア語キリル文字に目を慣らす

無事モスクワ、シェレメーチェボ空港に到着。無事に荷物も出てきてひと安心、でもなくて、これから緊張する大事な仕事があるのです。①空港のFIFAブースを探して、残りのチケットを発券してもらうこと②ネオマネーのカードで現地のルーブルを引き出すこと③(ボクは日本からSIMカードを入れ替えて行ったけど)空港で現地SIMを手に入れること④空港から市内へのエクスプレスに乗ること。こういう時、一人じゃないほうが心強いんですよ。こういう時は知らない日本人同士でも情報交換しながら助け合います。

チケットを発券しているとき、友だちに会いました。久保田淳さん。ブラジルW杯の時にお世話になったサポ村ツアーの、帰国後の飲み会で知り合ったベテランサポーター。「あそこのキャッシュマシーンは壊れている」「FIFAの発券機は奥に並んだ方が早い」「空港エクスプレスは4人だと安い」などひとりよりふたり、より3人4人の方が新しい情報が手に入りやすくなります。市内に着いて、ボクと久保田さんはホテルの方向が逆。地下鉄のホームで「私のホテルはこっちだから、中村さんは向こうの電車だね、じゃまたスタジアムで」と別れました。乗ってみて行き先表示を見てみると、あれ?逆じゃね?次の駅で降りて、向かいのホームの逆電車に乗って無事にコムソモーリスカヤ駅へ。てことは、久保田さんも逆に乗っちゃったってこと。大丈夫かな?ま、でも、乗った路線は環状線だからいずれ目的の駅に着くけどね。

一人じゃないと友だちに荷物を見てもらいながらトイレにも行ける

シェレメーチェボ空港到着時のあれこれを文章にして、facebookグループ『ロシアより愛をこめて』にアップしました。明日以降に到着する人たちへの最新情報として。こういう地味な情報が貴重だったりするんです。

ーーーーーーーーーーーーーーー
中村 禎【これからロシアへ出発する人へ】
無事モスクワに着きました。

●アエロフロートは事前にwebチェックインをしておくと成田のチェックインの列が短いほうに並べます。
●モスクワ、シェルメーチェボ空港は入国して出たとこからずっと左に行くと一番奥にFIFAの発券マシンがあります。ファンIDも発券する人は並びますが、クレジットカードで発券できるので奥の2台の赤いマシンの方へ。生年月日を入れて顔写真を撮って発券。行った時は紙がキレてたけど入れ替えてくれてOK。
●NEOマネーのカードでルーブル。その日は7,500ルーブルまでしかできませんが、無事現地マネーゲット。友だちはそこでSIMを買って入れ替えてもらって即開通。ボクはタイのSIMを日本から入れて、こっちでも使えます。
●空港から市内ベラルーススカヤ駅まで空港エクスプレス。モスクワで試合があればファンIDとチケットがあれば無料なので窓口で。通常は1人500ルーブルのところ4人で動いていたので4人で950ルーブルとお得。
●30分に1本で、約30分でベラルーススカヤ駅に到着。ホームを降りるとそこは道路と同じ面。Mのマークの地下鉄入り口を探します。乗る路線の色で案内板に書いてるのでわかりやすい。茶色の5号線でカザン駅のあるコムソモーリスカヤまで。乗る方向を間違えないように。間違えても次で降りて向かい側のホームの電車に乗ればいい。ボクは逆に乗ってしまいましたが、すぐ降りてOK。
●昨夜はドイツメキシコ戦があったからかファンIDでフリーパス。係員のいる改札を通れます。地下鉄から市内地上に出るとデカイ、広い。レニングラーツスキー駅のほうにでます。向かい側にカザンスカヤ駅(写真) 向こうへ渡るには地下でつながっているのでM マークの階段から地下へ。
●カザン駅地下1階の寂しいところに荷物預かり所あります。駅に入るにはX線の荷物検査をして入れます。
●夜は22時頃まで明るいです。後発でモスクワ入りする人のためのレポートでした。

コメント2件149人が既読 44人いいね!
Казанский вокзал カザンスキー・バグザール(駅)

ーーーーーーーーーーーーーーー

その夜は、山西夫妻と一緒に行動。赤の広場近くの街を歩いて、モスクワの空気に自分を馴染ませて、カフェで夕食。初日の夕食、一人じゃないってうれしい。宿泊は別々で、ボクはカザン駅近くのカプセルホテル。山西夫妻はベラルースキー駅近くのホテル。グループ行動と単独行動のミックス。グループ旅行の安心感と、ひとり旅の気楽さと。両方あるのが、いいですね。明日のサランスクへの移動列車も別々なので、サランスクのスタジアムでまた会おう、と地下鉄の駅で別れます。

モスクワでの夕食 午後9時過ぎ

 HOTEL DROP INN 部屋番号23
閉店ガラガラ シャッターを閉めた内側の写真です
     
走らない寝台列車の個室

そして人生初のカプセルホテルへとひとり旅。ホテルだと思うと狭すぎるけど、走らない寝台列車だと思えば、シャワーも食堂もあって、かなり快適。これから4泊(うち1泊が本当の寝台列車に外泊)よろしく。で、おやすみなさい。

ロシアより愛を込めて一言。

『友だちからの情報はガイドブックより貴重』

本日出会ったお友だち
○堀内文雄さん家族@成田空港(ブラジルW杯サポ村)
○村上アシシさん@成田空港(ブラジルW杯)
○山西栄輔さんオコチャ夫妻@成田空港から(FCバッカーノ)
○久保田淳さん@シェレメーチェボ空港(ブラジルW杯サポ村)

ロシアより愛を込めて①はじめの一歩
ロシアより愛を込めて②チケットの戦い
ロシアより愛を込めて③準備を楽しむ
ロシアより愛を込めて④いざモスクワへ
ロシアより愛を込めて⑤決戦はサランスク
ロシアより愛を込めて⑥近日公開
ロシアより愛を込めて⑦近日公開
ロシアより愛を込めて⑧近日公開
ロシアより愛を込めて⑨近日公開
ロシアより愛を込めて⑩近日公開


ロシアより愛をこめて④いざモスクワへ” への2件のコメント

  1. ピンバック: ロシアより愛をこめて⑤決戦はサランスク | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合

  2. ピンバック: ロシアより愛を込めて③準備を楽しむ | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です