左が普通の状態
右がマジックテープ部分を内側にしまった状態
(写真は石川遼選手のものではありませんが)
ゴルフのショットをするときに「ルーティン」があります。
打つ前にいつも同じ動作をすることで、
出来るだけ同じリズムとテンポでスイングをするために、
自分を平静に保つために、
それぞれの人に「ルーティン」があります。
プロはどうしているんだろう?と石川遼選手を調べてみたら、
目からウロコの話がありました。
ティーイングエリアでのグローブの話。
ゴルファーによってはショットごとにグローブを外す人もいれば、
パッティングの時だけ外す人もいます。
何れにせよ、次のホールのティーショットを打つたびに
ポケットにしまったグローブを取り出して、着けることになる。
ゴルフのグローブは、たいていマジックテープで止める仕様になっています。
これを「バリッ」と剥がして装着することになる。
この時もし、他のプレーヤーがティーショットのアドレスに入っていたら、
この「バリッ」の音が迷惑になることがある。
ボクも実際、グローブをつけようとした時、
他のプレーヤーがアドレスに入っている時があり、
その手を止めて待つことがあります。
石川遼選手は、そうならないために日頃から
「マジックテープの部分を内側に折ってたたんでいる」
んだそうです。そうしておけば、装着するときに「バリッ」の音がしない。
他のプレーヤーがアドレスに入っている時は、基本的に
息を止めるくらいにじっとしておくものなんですが、
万が一に備えて、そう畳んでいるそうなのです。
なんという配慮。なんという細心。
この「作法」、真似させていただきます。
■石川遼選手ティーショットルーティン
(YouTubeのある時代で良かったなぁ)