「心の手を抜かない人」永六輔さん

永六輔さん

永六輔さんを悼む瀬戸内寂聴さんの言葉。

永さんを一口で言えば、誠実な人。
仕事にしても何にしても、心のこもったことをする人。
心の手を抜かない人でした。

そういわれる人になりたいと思います。
「心の手を抜かない人」という言葉に打たれました。

その後、とあるテレビ番組で永さんの追悼をしていました。
そこで永さんの映像が流れていた。
「上を向いて歩こう」の詞について語っていた言葉をメモしました。

涙がこぼれないように
とにかく歩こうという状況が
日本のいろんな環境の中で
繰り返されてきたんじゃないか
日本人ってどこか涙ぐみながら
それでも歯食いしばって進んできた
戦後50年だったんじゃないかなって
気がしますね。

永六輔さんの「大往生」をもう一度引っ張り出して読もうと思います。合掌。

フリーエージェント社会の到来

フリーエージェント社会の到来

会社員を辞めて独立する、起業する、と考え始めたとき、いろんな本を読みました。読んでノートを取りました。その中の一冊に『FREE AGENT NATION フリーエージェント社会の到来』という2002年に書かれた本がありました。

著者ダニエル・ピンクさんはこの本の中で、『フリーエージェント』をこう定義しています。
フリーエージェントとは・・・インターネットを使って、自宅でひとりで働き、組織の庇護を受けることなく自分の知恵だけを頼りに、独立していると同時に社会とつながっているビジネスを築き上げた人々のこと。

以下、自分が読んで感じた部分をいくつか忘備録として書き留めておきます。

■フリーエージェントという働き方のメリットは、上司にスケジュールを管理されるのではなく、自分で時間を管理できることにある。ただし、仕事とプライベートの境界線がはっきりしないし、規則正しい生活を送りにくいというデメリットがある。
ーーーダニエル・ピンク
□(←今まではなんとなく言われた通りに働いていたが、これからは自分の意思で働かなければ何も動かないということだ。「自分のリーダーは自分です」という糸井さんの言葉を思い出した。仕事とプライベートの境界線や、規則正しい生活を強く意識しながら自分のスケジュールを決めていかなければいけないんだな。禎)

■フリーエージェントは、完全に「オフ(仕事時間外)の状態になることはほとんどない。24時間営業のコンビニエンスストアと同じように、客がいなくて店が空っぽのときも、店を閉めることがないのだ。
ーーーダニエル・ピンク
□(←えーーーーーっ、それはちょっと厳しいなぁ・・・。最初はせめてエイトエイト(8時から8時まで)とかダメですかね? セブンイレブン(7時から11時まで)も結構ハードですよね。みんなどうしているんだろう? 夜中でも電話に出るのかな。消防署じゃないんだけどな・・・甘いのかなぁ・・・・。でも、相手がフリーだから日曜の夜中に電話しても構わない、というのはどうかなと思います。そもそも仕事でそんな突発事項ってあるだろうか。突発事項やトラブルのないように進めるのが「仕事」なんだから、そういう仕事はうまくいっていない仕事なんだろうな。ま、正直にやっていく、だな。禎)

■第7章:人と人の新しい結びつき
フリーエージェントたちは ひたすら孤独に耐えるのではなく、様々な小規模のグループをつくっている。「フリーエージェント・ネーション・クラブ」は、会員がときどき集まって、お互いにビジネス上のアドバイスをしたり、助け合ったりするグループだ。「フリーエージェント連合」は、フリーエージェントが一緒に仕事をする非公式なチーム。「起業家ネットワーク」は、ミニ起業家が会費を支払って参加するブレインストーミングのための集まり。「同窓会グループ」は、同じ会社の「卒業生」がつくるグループだ。こうしたグループの大半は、会員が自発的に組織した草の根のグループであるため、あまり注目されてこなかった。しかし、このような小規模グループの存在は、アメリカでコミュニティーが崩壊しておリ、フリーエージェントがその傾向を加速しているという主張に疑問を呈するものだ。コミュニティーは死んだわけではない コミュニティーの性格が変わっただけだ。
ーーーダニエル・ピンク
□(←フリーエージェント・ネーション・クラブのようなことは、実は3、4人でやっていた。フリーで働いている年下の先輩たちと何度も質問大会、取材をしていた。うん、それは続けよう。それと、「同じ会社の卒業生がつくるグループ」というのも心強い。独立前に電通OBの方々にもいろいろお話を伺った。これからも情報交換していこう!と話し合ったばかりだ。なーんだ、自然とそうなるもんなのね。でも、こうして書籍に書いてあるってことは、やっぱり正しいことなんだな。禎)

フリーエージェント社会の到来_0002

ところで、フリーランス・コピーライターフリーエージェント・コピーライターの違いは何だ?と聞かれると、正直はっきりわかっていません。ただ、この2016年という時代。インターネットが発達して、街のカフェに電源が整備され、モバイルでデータのやり取りをして、外出先でも映像の確認ができてしまう時代の働き方は、明らかに会社のファックスでコピーを送っていた時代とは変わってきていると思うのです。もちろん、ハート(心意気)の部分は変わってはいませんが。

で、新・中村禎の場合は、ちょっと気取って「フリーエージェント・コピーライター」という言葉を意識的に使っています。それは、ちょっと流行りっぽい、というミーハーな部分もあるのですが、「エージェント」という言葉に「エージェンシー」つまり「会社」という匂いを感じるからなんです。つまり、「個人」なんだけど「会社」としての意識が大事なんじゃないかと感じているからなんです。私に、「中村禎」というカンパニーの社長であるという自覚が必要だということです。社是も決めます。社訓も作ります。就業規則や経営方針、企業理念も決めます。社員教育も厳しくします。なんなら「鬼十則」も作ります。そういう意味で、「エージェント」という言葉がいいと思ったのです。

フリーエージェント・コピーライター  新・中村禎

心が動けば体は動く


作業療法士 藤原茂NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見ていてメモした言葉。リハビリのプロフェッショナル、作業療法士の藤原茂さんの言葉です。
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機能回復しようと思って一生懸命やるときには、
全然機能回復をはかれない。
もう諦めていたのに、やりたいことを一生懸命やっていくと、
気がついてみたら
「おいおいこんなに元気になってるよ」
「今まで杖を突いて歩いていたのが、杖を置き忘れてきた」
というまでになった。
心が動けば体は動くんだということです。
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リハビリのスケジュールをこなすだけでは全然ダメで、
でも好きなことをやらせたら夢中になってやろうとする。
そうしたら、なんと動かなかった身体が動くようになったというのです。

「心が動けば体は動く」

身体は筋肉が動かすんだけど、その筋肉を動かしているのは「心」だった。

そんな藤原茂さんは、東日本大震災で被災した子どもたちの中に、自殺する子どもがいたという事実を知る。そして被災地に子どもたちの集まれる「家」をつくった。今でも被災地岩手県大槌町に(山口県から)通って、現地の子どもたちとの時間を過ごしているという。そんな藤原茂さんの言葉。

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走りながら考える。考えながら走る。
直感的にこうだと思って、とにかく走る。絶えず走る。
計算しない。心のままに動く。やらざるを得ない。
前後見境なくやらないとダメ。

ヘタに計算なんかしてたら
生まれないんじゃないんですかね。

ボクは人のためにやっているという自覚はない。
私がそうやりたい。私が楽しみたい。私が喜びたい。
私がもっと穏やかになって、生きていてうれしいと感じたい。
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「走りながら考える」

「石橋を叩いて渡る」のではなく、「石橋は叩く前に渡る」だ。
(そういえば、あの人も同じことを言っていたなぁ・・・)

そして
「生きていてうれしいと感じたい」
という最後のひと言が刺さりました。
そのために生きていることを忘れかけていました。
いい言葉は勇気をくれます。

 

人が気づかないかもしれない場所

色鉛筆ときどき思い出したかのように「こんなとき、色鉛筆があったらなぁ・・・」と思うことがあるんです。ちょっと書き物をしていて色をちょちょっと足したいときがある。そんなときのために取っておいた、以前いただいた12色の色鉛筆を引っ張り出してきました。これはサン・アド(私がコピーライターとして育てていただいた会社)のカレンダーとしてつくられたもの。カレンダーとしては使わなかったけれど、けっこう重宝しています。

この色使って、あの色を使って、をしていたら、「アラ、まッ!」。色鉛筆を取り出したあとの、ケースの底になにやら文字が書いてある。そこには12ヶ月の12種類の詩のようなコピーがありました。(いままで何度かこの色鉛筆を使ったのですが、今回初めて気づきました)なかなかいい、その「月」のことを想った言葉が書いてある。はは〜ん、これはきっとアイツのコピーだナ。こういう、人が気づかないかもしれない場所にもこころを配ってモノをつくるって、いいですよね。気づいてくれた人へのサプライズ。やっぱりモノづくりには「丁寧」という言葉が大切なんだよな、と感心させられました。サン・アドからもらった、2006年のカレンダーです。

うまく写真に撮れなかったので、書きます。
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つよい じぶん より よわい じぶん が じぶん ○一月のサン・アド

すき な ひと に すき と いえる こうふく ○二月のサン・アド

ゆめ とか きぼう とか わすれない ために ○三月のサン・アド

さく はな も いい ちる はな も いい ○四月のサン・アド

かぜ に ながされる か かぜ に のる か ○五月のサン・アド 

よく わらう よく なく よく ふる ○六月のサン・アド

ねん に いちど しか あわない から ねがう ○七月のサン・アド

あい も へいわ も へいわ で わすれる ○八月のサン・アド

かける みちる くりかえし つき も ひと も ○九月のサン・アド

くも ばかり ながめてる と なみだ は こぼれない ○十月のサン・アド

よる の ながさ に いじめ られたり たすけ られたり ○十一月のサン・アド

しらない だれか の ため に ゆき が ふる ○十二月のサン・アド    
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本は、読むだけじゃダメだ。

ゼロ秒ノート 手書きのBOOK NOTE これをEVERNOTEにも入れていつでも読み返せるようにしています

ボクはあまり本を読まないタイプだと思います。でもそれはイカンと最近(この年齢になって)読むようになりましたから、読むスピードは遅いです。すぐ眠くなります。そんなボクがたまたま出会った本があります。赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』という本です。赤羽雄二さんとは数年前、護国寺の講談社で行われた『ソーシャル・メディア・ウィーク』というセミナーの講演で初めてお話をうかがう機会がありました。その時の講演内容に感銘を受け(その話はまたいつか別の機会に)お名前とお顔をハッキリ記憶していました。

ある日、書店の平積みコーナーに赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』という本を見つけました。「あ、あの赤羽さんだ」と思い、手に取ってページをめくってながめていると、ある一行に目が止まったのです。コピーライターという職業柄、いい言葉には敏感なのかもしれません。で、それは『時間をかければ考えが深まるとは限らない』という一行でした。「時間をかけないといいものはできない」というのは妄想、あるいは錯覚ではないか、と疑ってみる。時間をかければ「会議コスト、人件費(残業代)がかかるだけ」「仕事をした!という気になるだけ」とズバッと斬ってくれていたのです。そうだっ、自分の中でモヤモヤしていたものが霧が晴れて視界がクリアになった瞬間でした。

その本を読み、そのメモをノートにまとめ、なんども見返していたとき、赤羽雄二さんの講座があることを知りました。今日、その講座の第1回目に出席してきました。この赤羽雄二さんの講座はすでに5期目で、いままでの4期までの参加者もフェイスブックの秘密のグループでつながっていて、いまだに盛んな分化会がいくつも行われているそうです。そのつながり、いいですよね。ボクの主宰する『宣伝会議コピーライター養成講座専門コース中村組OB会と同じ主旨だと思いました。まだ1回めですが、とてもワクワクしています。自分に投資して新しい自分のために新しいヒントを得て、それを習慣になるまで繰り返す。

本で読んだ文章はただの文字です。その「文字」を書いた人が目の前にいて、書いた本人の「声」で、深く話を聞くことができれば(さらに直接質問したりできて)、これ以上身体の中に入ってくる方法はないな、と思いました。またレポートしますが、たぶんガッカリしない、メチャメチャ有意義な講座ではないかと、予感しています。(つづく)

名言クイーン宮間あや

情熱大陸なでしこ

情熱大陸でなでしこ激闘秘話をやっていた。その中で大儀見優希選手がキャプテンの宮間あや選手について話していた。

「いつもあやが試合が始まる前のロッカールームで
円陣組んで、いつも良いことを言う。
そのたびにみんな泣かされて入場する。
準決勝(イングランド戦)の時も・・・」

『この舞台は特別じゃない。

なぜなら今までみんな毎日特別なことをやってきたから

この準決勝っていう舞台も

別に特別じゃなくて当たり前なんだ

だから、勝てる』

そう言って、ピッチへと向かったそうだ。

キャプテンというのは、リーダーというのは、自分の言葉を持った人のことだと思う。仲間を勇気づける言葉、人のこころと身体を動かす言葉。言葉はその人の内側から出てくるんだなぁ。

馬車の効率・・・実践するドラッカー「思考編」④

ドラッカー思考編

実践するドラッカー「思考編」の中で、生産性を高めるための条件のひとつに「イノベーションを継続して行うこと」とドラッカー教授が言っています。その「イノベーション」という言葉の解釈について著者である佐藤等さんが書いた文章です。最後の一行が、魚の小骨のように喉の奥に引っかかっています。

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「イノベーション」という言葉は、日本においては「技術革新」と訳されることも多いのですが、本来の意味はもっと広いものです。この概念は、ドラッカー教授の父アドルフの友人でオーストリアの経済学者ジョゼフ・シュンペーターの著作『経済発展の理論』で示されたものです。「郵便馬車をいくら連続的に加えても、それによって鉄道を得ることはできない」というたとえによって、この考えは一気に広まりました。

ドラッカー教授も『イノベーションと企業家精神』でイノベーションの原理と方法を世に問いましたが、必ずしも技術分野でのみ起こるものではないことを、マクドナルドの例で示しています。

レイ・クロックが創業者マクドナルド兄弟からフランチャイズ権を得て、アメリカはおろか、世界的なハンバーガー・チェーンに飛躍させたのは、いつでもどこでも同じ味とサービスを提供する合理的なシステムを構築し、ビジネスを飛躍的に進化させたからでした。

知識労働者が生産性をあげるための条件にある、「イノベーションを継続して行う」とは、新しい価値を生み出すことで、アウトプットの質を飛躍的に変える、という意味です。

「馬車」の効率を高めることばかりを考えていないか、いまの仕事における「鉄道」は何か、考えてみてください。
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(←「馬車の効率」という言葉がボクには「競合プレゼンの勝率をいかにして上げるか」に見えてしまいました。ボクは「鉄道」をつくる仕事をしたい。禎)

教える・・・実践するドラッカー「思考編」③

ドラッカー教える

『人に教えることほど、勉強になることはない。人の成長の助けになろうとすることほど自らの成長になることはない』ーーー「現代の経営」P262

『本質を理解しなければ教えられない。わかりやすく伝えるスキルを身につけることで学びの質が高まる。大切なのは出し惜しみしないこと。すべてを出し尽くすと、不思議なことに、空になったスペースに最新の知識や情報がするすると入ってくるのです。教えることは、成長するための強力な道具です』

(←たしかに、人に教えるということは自分が十分理解していないと伝わらない。わかりやすく伝えるために例え話をしたり。例え話がうまい人は一番理解している人だと思う。禎)

(←ボクの知っている中で例え話の天才といえば糸井重里さんだ。糸井さんは難しい単語を使わずに、難しい話をカンタンに話してくれる。「コンテンツ」を「出し物」と言ったり、「市場」を「ほしい人たち」と訳したり。禎)

(←コピーライター養成講座をずいぶん長くやらせてもらっている。教えることが自分の成長につながっているのだろうか。専門コース中村組は12代目。ということは12年続いているということ。話す内容はリニューアルしているはずだが、話し方はどうだ? 禎)

(←もっとわかりやすく、もっと膝を叩く例え話はできないか。相手にいかに納得してもらうかを考えることは、プレゼンすることと同じだな。「なるほど!」「腑に落ちた!」「そうだったのか!」が伝わる教え方をもっと追求せねば。それが自分にも跳ね返ってくるんだ。と考えさせられました。禎)

働く動機・・・実践するドラッカー「思考編」②

働く動機

「現代の経営」(ドラッカー著)の中の、中世ヨーロッパの逸話です。

ある人が工事現場の脇を通りがかり、
汗を流して働いている数人の石工に「何をしているのか」と問いかけました。
一人目の人はこう答えました。「これで食べている」と。
二人目は手を休めずに答えました。「国で一番腕のいい石工の仕事をしている」と。
最後の一人は、目を輝かせて答えました。「教会を建てている」と。

「現代の経営」の逸話はここで終わっていますが、
この工事現場の一番奥には、こう答える石工がいました。
「この地域の心の拠り所をつくっている」と。

ドラッカーはこの逸話を通じて次のように書いていました。

『常に自らなすべきことを問い、自ら学ぶべきことを問う。
 働く動機は様々で、同じ人でもキャリアとともに動機が進化していくこともある』

(←働く動機は進化する・・・・か。自分を振り返ってみると・・・たしかに「働く動機」は変化してきていると思う。コピーライターになりたくて広告業界一本に絞って就職活動をしていた頃。宣伝会議コピーライター養成講座で学んでいた頃。JWトンプソンに就職が決まり、営業として働き始めた頃。転局試験を受けるために「作戦A」「作戦B」でアピールしていた頃。結果的にサン・アドにコピーライターとして入社した頃の「働く動機」。TCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を獲った後の「働く動機」。電通に移籍してからの「働く動機」。そしていくつかの大きな賞を獲ってからの「働く動機」。そして、最近。九州パンケーキのオフコマーシャルという仕事をしてからの「働く動機」。自分の中でたしかに変わってきたように感じている。禎)

(←『常に自らなすべきことを問い、自ら学ぶべきことを問う』を実践せねば。禎)

知識は本の中にはない・・・実践するドラッカー「思考編」①

ドラッカー思考編
『知識は本の中にはない。本の中にあるのは情報である。知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である』ーーー「創造する経営者」P144

(→たしかに。本だけ読んで医者にはなれない。医学部を卒業しても、すぐに医者にはなるわけではない。禎)

『単に「知っている」状態から、「わかった」状態にもっていき、実際の行動を通して仕事につなげていく』

『データは情報。それを元にして行動に結びつくのが知識。真の知識とは、情報の量や質ではなく、価値という成果を意識し、特殊な言語を誰にでもわかる言葉に翻訳できる能力を伴う』

(→そういえば、カタカナ業界用語を小学生にわかるように説明できるひとこそ、ものごとを本当に理解できている人だと池上彰さんは「伝える力」で言っていた。「日本銀行って何?」を小学生に説明できるかどうか。禎)

『知識とは、個人や組織が何らかの成果をもたらすような行動を可能にし、何かあるいは誰かを変えるものである。知識とは何かを変えるものであることを認識するだけでも、何かが変わっていく』ーーー「新訳・新しい現実」P285

『自己啓発書を読んだり、セミナーを聴いて「よし、私も!」と高揚しても、一ヶ月後に何も変化が起こっていないことはないか。情報という素材を仕入れただけで、何も調理していないからだ。「情報(素材)」は、調理して初めて「知識」に変わる。調理の経験を何度も積んで、腕が上がるとそれが成果になる』

(→アイタタタ。ごもっともです。高揚感だけで満足していました。実践・習慣・行動という「調理」をしてませんでした。ドラッカー先生、今日から実践します。今日から習慣にします。今日から行動します。禎)

(→電通の先輩、本田亮さんも著書の中で「持ち運べる財産を持とう」と言っていた。セミナーでご本人からも聴いた。ボクは、立派な本を買っただけでもう、なんか立派になったような気がしていたフシもある。本をたくさん買うだけじゃダメ、読むだけでもダメ、読んでノートをつけるだけでもダメ。それが自分の行動・習慣になって初めて血や肉になる。血や肉になって初めて「持ち運べる財産」になるんだな。禎)