第56回宣伝会議賞授賞式 その2


宣伝会議賞授賞式で、もう一つ、うれしいことがありました。
中高生部門で授賞したという女の子がやってきて

「初めまして、中村さんですか?
中村さんの本を読んで、勉強しました。
とっても読みやすかったです。握手してください!」

なんと、あの本を高校生が読んでくれていた。そして、お役に立てた。
うれしいなぁ。ええやっちゃ。
「で、どんなコピーで授賞したの?」って聞くと、
「若いから元気って誰が決めたんだ」という
中高生に電動アシスト自転車を勧めるコピー。

「すごくいいじゃん!
 ボクは中高生部門の審査員じゃなかったけど、
 これ、いいと思った」

と伝えました。
数年後、彼女がコピーライターになってたら、応援したいなぁ。
いや、ゼッタイ応援する。

 

俳句の天才たち


芭蕉は『三冊子』のなかで
「俳諧は三尺の童にさせよ。初心の句こそたのもしけれ」
と言っています。

俳句というものは童子の語り口のように
平易な表現で風体も軽やかに詠むことこそ大事で、
難解な文字や奇抜な表現に走る才智依存は句作では
百害あって一利なし、と説いているのです。

いまちょっと、俳句を勉強したくて、
いろんな本に目がいくのですが、
芭蕉の言葉が頭にあったせいか、図書館で、
とあるタイトルに目が止まったのです。

『子ども俳句歳時記』金子兜太監修。

パラパラと読み始めて、ハッとしました。
劇画でいうと、雷に打たれたようなシーン。
ピカソのデッサンのような、芭蕉の走り書きのような、
ダイヤの原石をゴロゴロ発見したような、そんな感動。
これは記録せねば、です。

300ページ余から好きな句を書き写してみたら、なんと139句に。その中でも好きなヤツを選んで35句。「これは秀句だ」と偉そうに選んだのではなく、こんな句を書きたいな、で選びました。

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あおむけば口の中まで春日かな     (中3男)

春風にやめた先生のかおりする     (小4女)

新しきクラスの窓から桜見る      (中2女)

花の種まく一粒は風に分け       (中3女)

うぐいすの鳴き声未熟山の春      (中3女)

モンシロチョウみつすう花をきめました (小4男)

ふわふわと蝶飛び説教つづくなり    (中1男)

ドッチボールがんばれとつばめちゅうがえり     (小1女)

マラソンをしてもしなくても暑い    (小3女)

飾られて細くて涼し埴輪の目      (小6男)

夏服になれば心も夏になる       (中3女)

クロールの上げる腕から見える空    (小6男)

一発の花火がてらす川の幅       (中3男)

せんぷうき兄とわたしに風分ける    (小5女)

かぜやんでかんがえているこいのぼり  (小2男)

あじさいの庭まで泣きに行きました   (小6女)

天国はもう秋ですかお父さん      (小5女)

おはじきの音さわやかに仲直り     (小5女)

秋の風とべたとび箱ふりかえる     (中1女)

ほんとうの願いは書かず星祭      (中1女)

くりひろいしているときもくりおちる  (小1男)

鉛筆の進む音だけ冬の夜        (小6女)

冬の川うごかぬ舟が一つだけ      (小5男)

先生のかみがたかわって新学期     (小5女)

はるやすみとけいはいつもうごいてる (幼稚園女)

虫かごの中にまだある夏休み      (小5女)

真夜中に風鈴思い出して鳴る      (高3女)

原爆忌この日は暑さ口にせず      (中3男)

しまへびの真一文字にひかれけり    (中3女)

おちついたくらしのような虫の声    (小6男)

のけものにされ校庭の秋を見る     (中3女)

ポケットの小銭を鳴らす夏祭り     (中2男)

受験する姉と最後のプール行く     (小6男)

里帰り母のなまりがいきいきと     (小4女)

さよならと空に小さくなる親友     (小5女)

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これらの子どもたちの句、目の付け所の素直さに感心します。
こうすれば褒められるだろう、なんていう大人の薄汚い心はなく
ただ、そう思ったから、書いた。そう見えたから、書いた。
そこには、コピーにも通じる
「だって、そうじゃん」があるように思えました。

ピカソの言葉を思い出しました。
参照:ピカソはこども
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こどもは皆、芸術家だ。
そのままでいることが、難しいのだ。
ピカソ
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そして、ケン・ロビンソン氏の言葉
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大人は失敗を許されない。
こどもは失敗を怖れない。
学校教育がクリエーティビティを失わせている。

Ken Robinson (TEDカンファレンスより)
http://www.youtube.com/watch?v=Tm90Ktww7g4
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以下、ノートに好きな句を書き出していたら、
139句にもなってしまいました。

いかがでした?すごいでしょ。すごいと思うんだなぁ。

参照:ピカソはこども

ためない練習


気になるタイトルの本を見つけました。『ためない練習』という本。この『〜練習』という言葉が気に入ったのでした。サブタイトルに「大事なものだけ残していく、人生のヒント」とある。この本もそうですが、最近、仏教の教え、というか住職さんの本をよく読んでいる気がするなぁ。

電通時代の先輩の、本田亮さんの言葉『持ち運べる財産を持とう』というのがあり、それに感銘を受けました。読んだ本を本棚に飾るのではなく、大事なところを暗記して、それが習慣となるまで体に染み込ませる。そうなれば、その本から得た知識は「持ち運べる財産」となるわけです。

読書量が多くないボクとして、やっていることは、①読んだ本の気になった部分にポストイットを貼り ②その部分だけを読み返しながらノートに書き出し ③スキャンしてEVERNOTEに取り込み ④iPhoneでどこでも読み返せるように、しています。何度も体に叩き込まないと、なかなか習慣にまではならないのです。そして、ブログにも書いて、みなさんにも発表することで、自分の習慣にせよ、という「自主強制的約束」です。

この本の中で、特に心に刺さった言葉をメモします。
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誰かと会ったらまず
「この人のいいところは、ここだ」と心に刻む練習をしましょう。
人のいいところを見つけると、その人を見る自分の眼が優しくなります。
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部屋に花が飾られていたら、誰よりも先にそれに気づいて
「あーキレイな花!」と口にしましょう。
誰かが言ったのを聞いてから「本当だ」と気づくようでは、
心の張りがなくなってきた証拠です。
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誰かと関係することをやる場合、一度
「これって私のわがままか?」と
自問してみましょう。
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言ってみるもんだね・その2(宣伝会議賞)


【言ってみるもんだね・その2】
きょ年(2017年)の夏、福岡県春日市のシティプロモーションとして市のスローガン開発のために市民たちとワークショップを行なった。そこに集まった高校生からシニアの方々の前で「コピーってこうなんですよ」という話をし、『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法』の本の宣伝もした。その中に熱心な女子高生がいた。「私も宣伝会議賞に応募したいんです」とやって来た。いいじゃんいいじゃん!いっぱい書きなよ、そしていっぱい出しなよ。そして「授賞式で会おうよ!」と励ました。そしたら、それが現実となった。

福岡県立筑紫中央高等学校の本田真梨恵さん。彼女は、中高生部門のブロンズと中高生部門協賛企業賞を二つ、なんと合計3つも受賞してしまった。綺麗なドレスを着ていたので最初は気づかなかったけど、確かにあの日、制服で来ていた女の子だった。晴れやかな授賞式にお母さんとパチリ。来年は一般部門の宣伝会議賞の授賞式で会おうね。

うれしい書評⑩

見憶えのある達筆

何十年ぶりかの福岡県北九州市門司区の柳西(リュウセイ)中学校の同窓会に出席しました。3年生の時の担任だった山田弘司(ひろし)先生にお会いできる、というので、拙著をぜひ読んでいただきたいと楽しみにしていました。同窓会で「エラそーに、本なんか書いちゃいました、エヘヘ」と手渡そうと思っていたけど、当日だと荷物になるし、ボクのことを事前に思い出しておいてもらうためにも、と先に送ることにしました。

見憶えのある達筆のお手紙が届きました。そこに「うれしい書評」があったのでここに記録しておきます。身内の、教え子の本なので多少のお世辞も含まれているとは思いますが、あまりにうれしかったので。
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拝啓
思いもよらぬ懐かしい人からの便りと本に驚きと嬉しさ、
感謝の気持ちが入り混じっています。

本は一晩で読んだ。読み終わったあとフッと思ったのが、
「小生が現職時代、この本と出会っていたら、「暴力教師」どころか、
誰からも信頼される教師になれていたのでは?」だった。
本当にすばらしい本です。我が子にも早速読ませます。


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注釈:山田先生は体育の先生で、竹刀などの道具で多少「威嚇」することはありましたし、キックなどの手段もありましたが、それは決して暴力などではなく、正しい「指導」だったと全生徒は思っています。(だから今でもみんなから慕われているんです)

なによりうれしかったのは、お会いしてボクのことを憶えていてくださって、「タダシもええ本を書いたのぅ」とうれしそうに、ニコニコ褒めてくださったこと。「恩師孝行」ができたと思いました。

うれしい書評①(メルマガ土井さん編)
うれしい書評②(アマゾン編)
うれしい書評③(マーケター原さん編)
うれしい書評④(中村組OB編vol.1)
うれしい書評⑤(中村組OB編vol.2)
うれしい書評⑥(TCC会報家田さん編)
うれしい書評⑦(コピーライター以外編)
うれしい書評⑧(コピーライター編)
うれしい書評⑨(信用組合月刊誌編)
うれしい書評⑩(山田先生編)

山田先生への手紙

恩師に手紙を書く。まずキーボードでテキストを打つ。この漢字は間違っていないか、この言い回しは適切かどうか、確認しながら、何度も修正しながら書く。ほんとにデジタルの道具は便利だと思う。

そして、万年筆にインクを入れて、Macのテキストを見ながら清書する。字を間違えないように、ゆっくり書く。書き上げた原稿用紙を便箋に入るように三つ折りにする。そして読み返してみる、そのとき。

右手の中指と人差し指についたインクの指紋が原稿用紙についてしまった・・・ああ、書き直し。同じ文面を書く。今度は洗った手についた水で字がにじんでしまった・・・ああ、また書き直す。ほんとにアナログの道具は不便だと思う。

手間がかかる、時間がかかる。だから、手書きでもらう手紙はうれしいんじゃないだろうか。『インクのシミがついていても、自筆で書いてくれたのだから多少のことは気にするまい。それより、そんなに手間をかけて、時間をかけて自分のことを考えてくれたということがうれしいじゃないの』と、相手も思ってくれることを期待して。

人に伝えるということは、文章の技術だとか、文字が達筆だからとか、そういうことは関係ないと思っている。相手への思いをどれだけ込められたか、じゃないかと、ボクは勝手にそう思っている。自己満足かもしれないけれど。

中学時代一番怖かった恩師に自分の書いた本を送れるという、有難き幸せ。今年のお盆は、何十年ぶりかの福岡県北九州市門司区の、中学時代の同窓会に出席する。

うれしい書評⑨


「しんくみ」ってご存知ですか?はい、信用組合の略です。で、その一般社団法人全国信用組合中央協会の役職員の方のための「しんくみ」という月刊誌があるそうで。その書評に『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法』を取り上げていただきました。広告業界のコピーの本が信用組合の方々に紹介されている。はてな、どこでボクの本を見つけてくれたのでしょう。ありがたいことです。

「世の中のあらゆる仕事はクリエイティブであり、言葉はすべて広告コピーの要素を持っている」と本にも書きました。店頭POPにも書きました。それが証明された、というわけです。人に伝える言葉を選ぶという仕事は、なにも広告業界、コピーライターだけに限った話じゃないですもんね。広告業界以外の、信用組合の役職員の人たちの月刊情報誌に取り上げていただいたなんて、感激です。

さらにビックリしたことに、その文章を書いてくださったのは「社会生態学研究者」の方らしい。世間を観察しながらコピーを考えるボクのスタイルを発見されたような気持ちです。とくにうれしかった一文がありました。「コピーについての教科書的な本ではない。コピーライターという一人の人間の血の通った物語が端々に浸透していて、読み終えたときに、いい温泉に浸かったような感覚さえ湧いてくる」なんと素敵なお褒めの言葉でしょう。温泉のような文章、なんてうれしいじゃないですか!

本に、コピーを書くことは「会ったこともない人を泣かす仕事」だと書きました。まさに、会ったことのない人がこの本を見つけてくださって、深く読んでくれた。有難すぎる書評です。

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うれしい書評①(メルマガ土井さん編)
うれしい書評②(アマゾン編)
うれしい書評③(マーケター原さん編)
うれしい書評④(中村組OB編vol.1)
うれしい書評⑤(中村組OB編vol.2)
うれしい書評⑥(TCC会報家田さん編)
うれしい書評⑦(コピーライター以外編)
うれしい書評⑧(コピーライター編)
うれしい書評⑨(信用組合月刊誌編)
うれしい書評⑩(山田先生編)

 

うれしい書評⑧

Photo by 岩崎亜矢

うれしい書評⑧コピーライターからの声 編

養成講座の受講生たちだけでなく、現在コピーライター、CMプランナーとして活躍している人たちも読んでくれました。その人たちの声をまとめてみます。
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岩田純平さん(コピーライター)
禎さん!読みました!一気に読みました!面白かったです!考え方やコピーの書き方ややってることが、ふしぎなほど僕と同じでびっくりしました。僕の場合、割と無意識でやっているので「ああ、そういうことか」と自分のやり方を禎さんの本を読んで納得するという謎の体験でした(笑)後輩にも勧めておきます!
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橋口幸生さん(コピーライター)
電通から独立された中村禎さんの著書、「最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法」を読んでいます。本の中で登場する「ダメなコピーも書けないやつに、いいコピーは書けない」という言葉。これは会社の新人研修のときに、禎さんが言っていたことで、今でも昨日のように覚えている。いいコピーが書けないとき、プレゼンが通らないとき、賞を取れないとき、どれだけこの言葉に救われたかわからない。研修後も、僕がコピーを見てもらいたくて押しかけると、(仕事での接点はほとんど無かったのに)多忙な中いつも丁寧にアドバイスしていただき、応援していただいた。

才能がある人、やる気がある人は大勢いるけど、活躍できるかどうかは、こういう先輩や師匠との出会いに恵まれるかどうかも大きいと思う。コピーライターやコピーライター志望者が全員、禎さんに会って教えてもらえるわけでないけど、この本を買うことなら誰でもできる。内容は本質的かつ超実践的で、読んだ5秒後には実践できるノウハウが満載。コピーを書くときや選ぶときは、つねに手元に置いておきたい。
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中村直史(なかむらただし)さん(コピーライター)
じぶんは才能ないからコピーライターやめたほうがいいんじゃないか、と考える人は、とりあえず一回読んで、書いてあることを実践してみたら良いんじゃないかと思います。仕事で行き詰まったときにも読んで試すことをオススメします。チカラが出ます。そんなこんなで私は実践中です。
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岩崎亜矢さん(コピーライター)
大先輩であるコピーライター、中村禎さんの初となる著書は、わかりやすく、シンプルで、とても重要な言葉が詰まっています。私も宣伝会議や大学などで人様になにかを伝える身となったこの頃ですが、僭越ながら、私が生徒に言っていることと、おなじこともたくさん書かれていて、なんというか「ああ間違えてなくてよかった…!」とホッとしたとともに、やっぱり大事なことっていうのは普遍なんだと思ったり。

タダシさんの宣伝会議の講座は、宣伝会議のコピーライター養成講座において、大ヒットのご長寿講座。とにかく毎年、優秀な人材を輩出しています。厳しく、優しく、そして簡潔にたいせつなことを常に伝えている講座なんだろうなあと、この本を読み終わって、生徒の方たちがうらやましくなりました(かなり)。 普遍、っていうことは、コピーライター志望に限らず、アイデアを考える上で、どんな職業の人にもヒントになる本だと思います。

そしてとあるページに、むかし、父の放った言葉が載っています。それがどの言葉なのかは、是非読んでみて、想像してみてください。
(岩崎俊一さんの言葉を書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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大椛玲奈さん(コピーライター)
言葉を選ぶことも大事、って教えていただきながら、やっぱり長々書いてしまうわ…大好きなコピーライターの中村禎さんが執筆された『最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法』。先日は東京で出版記念セミナーがあり、福岡や名古屋など全国に中継されるとのことで、そちらにも参加してまいりましたー。いやー…面白かった。禎さんのお話、いつ聞いても分かりやすくて、面白くて大好き。本になったらいいのになー、そしたら絶対買うのになー、と思っていたら本当に本になりましたーーー!だよねぇ。直接お話聞ける機会なかなかないけど、勿体ないもんねぇ。

コピーライターじゃなくても、誰かに何かを伝えるときの考え方に、「おー!」ってなると思う。 私は最初からずっと職場にコピーライターの先輩がいなかったので、コピーの勉強をしているときに講師としていろんなコピーライターの人から話を聞けるのが、ものすごくありがたかった。前の職場の後輩にあげたいなー。なんか最近、”楽して得する”みたいなのが賢い、という感じのものが多くあるけれど、禎さんはその真逆。ずるしないし、ラクしない。広告だけじゃなく、ニュースとか、SNSとか、何でもそうなんだけれど、普段考えていることって言葉に出ると思ってる。

そりゃあお金欲しいし、美味しいもの食べたいし、ふかふかのお布団で眠りたいし、いいシャンプー使いたい。でもそのために後から自分で「恥ずかしいっ!」って思うようなことしてると、結局誰にも伝わらないと思う。えーと、本とか、CMとか、ラジオとか、歌とか、友達からかけられた言葉とか、思わず泣きそうになっちゃうことって今まで何度もあるけれど、その言葉はその人の中になければ出てこなかったことのはず。ということを、禎さんの言葉がいっぱい詰まった本を読みながら思いました。
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石井 陽一さん(コピーライター)  
中村禎さんの「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」を読ませていただきました。この本は、広告制作者やコピーライターの志望者が読めば役に立つことがたくさん書いてあります。でも、一読者として、コピーライターとしてぼくがいちばん同感したのは、つぎの箇所です。

「広告費をいちばんたくさん出せる広告主が自動的に儲かるのであれば、クリエイティブで競う必要ないですもんね。だから本当は、いいコピーを見極める目を一番持たなければならないのは、広告案を選んでお金を払うクライアントだと思うのです」

コピーライターはもちろん、企業の特に広告や広報の担当者に読んでほしいです。高いコピー料を払って、いちばんいいコピーを使わなかったらもったいないじゃないですか。コピーライターのイチオシが選ばれないこと、ちょくちょくあるんです。 中村さん、執筆おつかれさまでした。
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眞木 茜さん(コピーライター)
きれいなすみれ色の本。一文一文、共感したり、発見したり、反省したり…コピーだなぁと思いました。父の話も書いてくださっていて。私もまだまだ道半ばなのだし、半ばな人の責任として、進もうと思った道を簡単に離脱してはいけないですね。父もよく「とりあえず3年、そのまま10年続けてごらん」と言っていたのを思い出しました。いろんなことをすぐ離脱しがちな私に。中村禎さん、ありがとうございます。
(眞木準さんのコピーについて書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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多田琢さん(CMプランナー)
ご無沙汰しています。 「本」ありがとうございました! しかも、直接お届けいただいたんですね。感激です。 今、読み終わりました。 書かれている通り、コピーライターだけでなく、すべての若者へのエールですね。 うちの社会人1年目の長男ともうすぐ就活の次男にも読ませます。 もちろん、 回し読みでなく、買って読ませます。 本当にありがとうございました。
(多田琢さんの話を書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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高崎卓馬さん(CMプランナー)
タラシ先輩!本いただきました!!買うつもりだったので、部員たちに買わせます!席について一章読んで、なんだか猛烈にコピーを書きたくなりました。すごいひとは、すごいひとにたくさん会って、すごくなってるんだなと。なんだか朝から、いいドキュメント番組みちゃった気持ちです。ありがとうございました!正座して読みます!
(高崎卓馬さんには以前、「表現の技術」出版の時、献本していただいたので、謹呈させていただきました)
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葛西薫さん(アートディレクター)番外編
中村くん、 おはようございます。このたびは「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」をありがとうございました。ちょっと拾い読み、どのページも中村くんらしいねえ。しゃべる姿が目に浮かびます。阿久悠氏の「時代の中の隠れた飢餓」について語られており、嬉しくなりました。とても共鳴します。(僕の名が出ると恐縮、こそばゆく懐かしく)ではますますの活躍を!お礼まで。
(葛西さんの話を書かせていただいたので、本を謹呈させていただきました)
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うれしい書評①(メルマガ土井さん編)
うれしい書評②(アマゾン編)
うれしい書評③(マーケター原さん編)
うれしい書評④(中村組OB編vol.1)
うれしい書評⑤(中村組OB編vol.2)
うれしい書評⑥(TCC会報家田さん編)
うれしい書評⑦(コピーライター以外編)
うれしい書評⑧(コピーライター編)
うれしい書評⑨(信用組合月刊誌編)

うれしい書評⑦


Photo by 松永康志

うれしい書評⑦コピーライターじゃない人たちの声 編

ありがたいことに、コピーライター以外の職業の人たちにも読んでいただいています。その方々の声をまとめてみます。
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山口剛さん(広告会社営業局長)
やっと読めた。一気に読んでしまいました。コピーの話なんだけど、営業の話でもあり、社会人、大人として身につけるべき素養の話でありました。新入社員に…と思ったけど、2、3年働いて、自分なりに経験して、壁や閉塞を感じた時に読んでほしいな。と、思い直しました。素敵な先輩が語ってくれるように感じるんじゃないかな。僕はそう感じました。クリエイターや広告に関係ない方にもお勧めです。
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星野久子さん(社会福祉士)
この本には、難しい理論や理屈は書かれていません。パラパラっとめくって、気になったところを読んで、自分にピッタリくればそれを心に留めておいて実践する。それだけでも、仕事っぷりが変われるような気がしています。これから実践なので、あくまで自分への期待ですけど(笑)また時々この本を開きたいと思います。ヒム・ネー、自分!
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荒井努さん(月刊誌編集者)
言葉で伝える方法、優れたコピーの書き方。コピーライターの書く本はこういうものが多いが、中村禎さんは書いた言葉の悩み方、選び方をテーマにコミュニケーションの考え方を教えてくれる。それもすぐに試せるような具体的なアイデアがたくさんあげられていてわかりやすい。
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砂流恵介さん(ライター)
中村さん @baccano21 の「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」読了。子ども向けサービスのプレスリリースを書いていて、学ぶについてずっと考えていたときに読んでたら、まさにその言葉が欲しかったって言葉がたくさんあってメモった。
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朝比奈勇さん(CMプロデューサー・空手家)
読了!著者の男気、人間味あふれる本です。だってそうじゃん。押忍! プロデューサーや空手家の前に1人の男として、人間として、感動し、学ばせて頂きました。押忍!
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松永康志さん(クライアント・マーケティング部)
お客さまに商品を買っていただくには、お客さまの心をつかんで行動を起こしてもらう必要がある。その行動を起こさせるには広告やDM、店頭POPなどで伝えないといけない。その伝え方をコピーライターの中村 禎さんの本で勉強中。
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藤澤龍明さん(セールスライター)
普段あまり本を読むほうではないのですが、一区切り、一区切り、僕にとってはいい感じの短さで わかりやすく読めました。思い至れる人は ふつうの人で 当たり前のことができる人 人の生き方で忘れてはいけないところ・・・教わりました。そして、僕の仕事の上でもとても大切なアドバイスもいただきました。「想像力と客観性」がいかに大切であるかということ・・・・・ありがとうございました。
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政光真吾‏さん(コンテンツ・プランナー)
「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」を読了。昔、コピーライター養成講座に通っていた僕。今は広告業界の人間ではないけれど、気付かされることがたくさんありました。衝撃的だったのが『そんなことで騙されませんよ』という一文。プロを納得させる文章を書けるように精進したいです。
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中村慎太郎さん(著作家)
『最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法』を読み進める。ほんと面白いしすごい本だな、これ。今の時代には少ない2度、3度読み、2冊、3冊と同じ本を買うだけの価値がある本。作家時代より、大学院の研究者時代のほうがコピーライターの思考に近いような気がしている。続きを読もう。
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村岡浩司さん(実業家)
中村さんは、九州パンケーキがスタートするときに”九州の素材だけで作りたかった毎日のおいしさ”と言う素敵なコピーを作っていただき、これが私の事業構想の礎となりました。言葉って本当に不思議で、プロダクトや、サービスや、お店、会社の理念に至るまでその成長を支える大切なもの。人生は”言葉を選ぶ”ことの永遠の繰り返しのような気もします。広告業のみならず様々な分野に共通する学びが詰まった素敵な本ですね。中村さん、MUKASA-HUBが完成したら是非とも記念講演を宜しくお願いします。
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池葉正樹さん(経営企画課)
中村禎さんの「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターとしての思考法」を読了。大切に読みました。コピーライターの仕事について書かれた本ですが、「言葉を伝える、扱う」という誰にも通じるテーマが語られており、自分の仕事に繋がるところも多く心に刺さりました。

僕がいまの会社で言われてきたことも、お客さまが何をしてほしいかを想像しろということ。主語の転換と言っています。何万点という商品にPOPをつけて、その価値を訴求するのですが、売り手の一方的な意図や小細工は通用しないから無視で真正直であるべしという教えです。

買い物は心理的な行動であるとして、いかにお客さまの心を動かすかを考えて言葉も使います。そこには丁度いい心地良さみたいなものが必要で、それって何?というのを、この本がたくさん説明してくれました。他にもいっぱい通じるところがありました。

禎さんはそれをどうやって学んで来たのか、言葉の扱い方を突き詰めた仕事と向き合って得られた貴重な経験談や考えがたくさん載っています。秘訣は…分からないことは聞くとか、思ったことはやってみるとか、謙虚な禎さんの人となりそのもの。そのマインドがあれば学ぶことができるし遠くにも行けるんですね。

禎さんを知っていればこそ、そのお姿が頭に浮かびました。いつ会ってもカラッとしていて、「だってそうでしょ」と嫌味なくその場を明るくしてくださる。それって仕事とか、禎さんのいろんなところと繋がっていたんだなと分かりました。素敵な方です。その方がサッカーが好きで、日本代表を応援しているんだと思うと心強いです。またワールドカップに行きましょうね。
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稲垣康介さん(新聞記者海外特派員)
中村禎さん の本をやっと入手。この人!に向かって書く。自分に意地悪なツッコミを。だってそうじゃん。カタカナ語禁止。言葉を掘る。原稿を書く際の留意点にそのまま当てはまるヒントが、耳ざわりのいい文章で紡がれてた。
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うれしい書評①(メルマガ土井さん編)
うれしい書評②(アマゾン編)
うれしい書評③(マーケター原さん編)
うれしい書評④(中村組OB編vol.1)
うれしい書評⑤(中村組OB編vol.2)
うれしい書評⑥(TCC会報家田さん編)
うれしい書評⑦(コピーライター以外編)
うれしい書評⑧(コピーライター編)
うれしい書評⑨(信用組合月刊誌編)

六本木なのに、なぜ青山


青山ブックセンターという本屋さんは、実は、六本木の駅のとこにあるあの店が本店だと、思い込んでいました。なんで六本木にあるのに、青山っていうんだろうな?とずっと不思議に思っていました。海外の書籍や広告デザイン関係の本が充実していたので、てっきりここが本店だと信じていたのです。

ボクの本が発売されて、「青山ブックセンター本店さま」と書いたPOPを納品して、店頭に見に行ったら、本は積んでくれていたのですが、POPは使ってくれていない。「なんだよ、もう!」と思ったのですが、そりゃそうですよね。そこは青山ブックセンター六本木店なのですから。

で、表参道の国連大学の裏にあるのが「本店」だと知り、行ってみました。ありました!手書きPOP。先日トークショーもやらせていただいたので、もう一枚POPを差し上げました。(コピー違いで、使い分けていただけるように)そしたら2カ所で使っていただいているようです。ありがとうございます。

青山ブックセンターのポスターのコピー、いいですよね。書店の広い売り場を歩きながら、セレンディピティという偶然の出会いがある。それは検索ではたどり着けない。やっぱり自分の足で歩かないとダメなんですね。青山に行く際は、ぜひ青山ブックセンター『本店』をよろしくお願いいたします。