ホームコースのアプローチ練習場
ラウンド後 一人で練習しています
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ゴルフを練習していて、辛くなることがあります。
悲しくなることがあります。苦しくなることがあります。
「なんでこんなことやってんだ」と思ったりもします。
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それはスコア(だけ)を目標にしているから、かもしれません。
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ベストスコアを更新したい、平均スコアを0.1でも0.2でも少なくしたい、
HDCPを減らしたい、ネットアンダーで回りたい。
そのために素振りをし、スイングをビデオに撮り、球を打つ。
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先週ベストスコアが出たかと思えば、今週ワーストスコアを出す。
会心のショットを放った同じホールで、チョロをする。
昨日調子が良かったのに、今日は別人。それがゴルフ。
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ゴルフはずっと右肩上がりで上達するわけではありません。
三歩進んで二歩下がって、また三歩進む。その繰り返し。
わかっちゃいるんだけど、
たまに「ゴルフ辞めたらラクになるかも・・・」と思う日もありました。
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とあるテレビ番組で発見! 松山英樹の自宅本棚にも同じ本が!
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そんな時、「ゴルフ54ビジョン」という本の中の、ある言葉にハッとしました。
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この本は、何度も読んでいて、何十箇所にも付箋を貼り、
マーカーで色を着けて読み返している本なのですが、
ふと先日、目に止まった著者ピア・ニールソンの言葉。
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「人間として成長することが第一の目標」
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「ゴルフだけ上手くなっても、人間的に成長できなければ意味がない」
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「ゴルフを通じて人間的に成長することができなければ、
何のためにゴルフをしているのか・・・」
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「ゴルフを通じて人間性を磨く」
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そうか!スコアをよくするためだけじゃなく、
人として成長するためにやるんだ。
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たしかにゴルフは、頭の中で考えている悪いことが全部スイングに出る。
いいところを見せよう、飛ばそう、入れようとする欲がショットを邪魔する。
自分との戦いです。
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悪いショットの原因は、悪いスイング。
悪いスイングの原因は、たいてい悪い思考である。
という言葉も、ピア・ニールソンの言葉です。
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そこで、ゴルフの上手な人はどんな人か、を思いつくまま、あげてみました。
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01 平静な心でいられる人
02 ムキにならない人
03 欲を出して力んだりしない人
04 姿勢の良い人(アドレス・歩き方)
05 トラブルでも慌てない人
06 人に良いところを見せようとしない人
07 勇気ある人 ビビらない人
08 精神的に強い人
09 思い切りのいい人
10 集中と緩和の切り替えができる人
11 気持ちよく振り切る人
12 一喜一憂しない人
13 愚痴を言わない人
14 ズルをしない人
15 常に笑顔の人
16 フェアな人
17 言い訳をしない人
18 意志の強い人
19 誰とでも平等に接する人
20 穏やかな人
21 口角の上がった人
22 (練習量を)自慢しない人
23 自然(コース)に対して優しくなれる人
24 他人の言動に動揺しない人
25 道具を大切にする人
26 同伴競技者のボールを探してくれる人
27 目土をする人
28 一緒にラウンドしたいと思われる人
29 自分のHDCPに責任とプライドを持った人
30 気迫の溢れた人(とくにパッティング)
31 計画を立て作戦を立て、実行できる人
32 練習熱心、研究熱心な人
33 自分の体調、健康を管理できる人
(2024.11.11現在)
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書いてみて、なんと!
これは、人としてとても素敵な人たちばかりじゃないか!
ぜひ、こうありたいという人たちばかりじゃないか!
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ということは、ゴルフの練習をするということはつまり
こういう理想的な人に近づくこと、になるのではないか。
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ということは、すぐに良いスコア(結果)が出なくても、
練習(鍛錬)を続けていく意味は十分あるのではないか。
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そう思えるようになったのでした。
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(良い本は、何度も読まないといけない、ということですね)