エイジシュートの神さま


ホームコースの練習グリーンの傍に小さな記念植樹がある。そこに、思わず二度見してしまうほどの記録が書いてある。「88才で87というエイジシュートを達成した」記念かと思いきや、そのエイジシュートを「400回達成した」人がいる、ということ。しかも、「現在476回」と記録更新中(この写真は2020年12月のもので469回)。平成29年に400回達成して、現在令和4年。当時88才だったこの方はとうに90才を越えてらっしゃることになる。ラウンドの日の朝、この木の前ではいつも軽く会釈をするようにしている。

先日、いつものようにガックリしながらラウンドを終え、カートに揺られて戻る時、「あら、Yさんがいらしてる」とキャディさん。Yさんて、あの記念植樹のYさんですか?と聞くと、そうだという。そのキャディさんは、Yさんのエイジシュートに立ち合ったことがあるらしく、Yさんにご挨拶されていた。ボクはまったく面識はないのだけれど、クラブのレジェンドにお会いしたく、近くまで着いて行った。「今日はラウンドされたんですか?」「いや、ゴルフできるかどうか、練習に来てみたの」と、実に穏やかな声、にこやかなお顔。一緒に記念写真を撮りたい!握手してほしい!という気持ちを抑え、ただただじっとそのお姿を拝見しておりました。いい笑顔のおじいちゃんだったなぁ。いつの日か、ああゆうゴルファーになりたいなぁ、と思ったのでした。

*エイジシュート:ゴルフで自分の年齢より少ないスコアで18ホールを回ること

綾子さんの個人レッスン(2022全米女子オープン篇)

楽しみにしていた2022年全米女子オープン。海外女子メジャーゴルフの中継は、尊敬する岡本綾子プロの解説の「声」が好きで、その「声」を天の声としてメモすることが楽しみなのです。綾子さんの「声」でのアドバイス、考え方などが身にしみて参考になります。放送中にTwitterで質問できることも大きな魅力で、綾子さんに直接聞いてみたいことを答えてくれるかもしれない、という楽しみがあります(あまり個人的過ぎず、あくまでトーナメント中継中であることを意識して質問します)。今年は3年目のメジャー中継になるのですが、今年もボクの質問が採用されました!(しかも複数)感激です。綾子さんと会話をしたような気分。それをご紹介します。

はじめに、#全米女子オープン #golfnetworkのハッシュタグで、他の人がどんなツイートをしているかを見てみました。すると一人、解説の岡本綾子さんと実況の田中雄介さんのことを貶す発言ばかりしている人を発見。これを見たら岡本さんたちは嫌だろうなと思ったので、まず放送席を励ますツイートをしました。

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お二人の実況・解説、いつも楽しみにしています。初日は田中雄介さんの「ジュタヌガーン選手は口角を上げてからパットに入る」岡本綾子プロの「(ネリー・コルダ選手は)歩くスピードとスイングのスピードが一緒ですね」という言葉を
メモしました。勉強になります。
#golfnetwork #全米女子オープン
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そして大会二日目。
悪い流れが来たとき、どうやって気分を切り替えるのか、
その方法を聞いてみたかった。
初日の出来事を取り上げて、質問してみました。
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初日のネリー・コルダ選手のロストボールや古江彩佳選手のダブルボギーの時、岡本綾子プロならどんな方法で気分を変えますか? 
#golfnetwork #全米女子オープン
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なんと!採用!答えてくれました。

私個人的には「ちょっと時間ちょうだい」って言いますね。
「声かけなくていいよ」って。

綾子さん的にはクラブを引きずりながら歩くw(犬の散歩を)しますかw
ちょっと尾を引きますね

でも、ロストだ、ダボだ、とミスショットした次のショットが良ければ、
もう「過去」です。(忘れます)

 


トーナメントキャディについても聞いてみました。
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難しいコースでは特にマネジメントが重要になると思うのですが、『このコース、この大会で、キャディを誰にするか』はどうやって決めるのですか?
#golfnetwork #全米女子オープン
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これも採用!

やさしくない質問ですねw

と言いながら、5分近くこのテーマで話してくれました。

 


そして、どうしても岡本綾子プロに聞いてみたかったこと。
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岡本綾子プロは、ラウンド中、スイングのリズムを保つために、何か工夫をしていましたか? 
#golfnetwork #全米女子オープン
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これにも答えてくれました。

呼吸を乱さない。
走らない。
脈拍数を上げない。

ドキドキする状況を作らない。
1分間に60回くらいですかね。普段だと私は55回くらい(1分間に)
60〜70回までにしますね。
脈拍だけじゃないけど。

今の若い人の言葉で言うと、パニくらない。

焦らない、

悔やまない、

慌てない、

ですね。   

貴重なアドバイスをありがとうございました。
この「シンプルな言葉」を、岡本綾子さんの「声」で聞けたこと。
しかもそれがボクの質問に対して答えてくれたこと。
これが何よりの財産になります。
ありがとうございました。

次のメジャー大会までに、新しい質問を考えておきます!

綾子さんのおまじない(全英女子オープン2021)
綾子さんの言葉(全英女子オープン三日目)
綾子さんの言葉(全英女子オープン最終日)
綾子さんの個人レッスン(全英女子オープン2020)

やさしい(怖い)上級者


久々に緊張したラウンド。競技会でもないのに、予約せずプレーできるメンバータイムでの気楽な練習ラウンド、のはずなのに。極度の緊張を強いられる。以前一度ご一緒したことのあるシングルプレーヤーTさんと同組。やさしい人なんだけど、見た目が怖い。(風貌の特徴を書くと、知ってる人にはすぐわかってしまうので、あえて書かない)

前回のラウンドではグリーンにスパイクマークを引きずっていたことに気づかず、注意された。グリーンフォークは右と左のポケットに1本ずつ持って、ボールマークは当然直す。ましてや自分が歩いてグリーンを傷つけたら当然直す。第一、その場で気付くはず。なのに注意されたということは、それすらも気づかないほど緊張してラウンドしていたのだと思う。

http://nakamuratadashi.com/2020/05/31/ゴルファーでありたい/

そのTさんとのラウンド。しかも、同じAクラス(HDCP 0〜12)のIさんも同組。この二人は「ラウンドが早い」ことでクラブでも有名な二人。上手いから打数が少ないからだけでなく、とにかく全てが早い。さらに心細いことに、今日はセルフプレー。キャディーさんがいない。もう誰も助けてくれない。とにかく、遅れないように、迷惑かけないように、とスタートする。(参考までに:午前中のラウンドは、ハーフ1時間45分でした。早すぎでしょ!)

ボク以外の三人はフルバックの黒ティーから。ボクはその前の青ティーからだから、常に4番目に打てばいいので、そこは気が楽。とにかく上級者たちについていくので必死。キャディさんがいないから、グリーンに近づくとパターを含め、もう小さいバッグ担いだ方がいいくらいのクラブ本数を持っていく。そしてグリーン上。使わないクラブ数本は、普通、次のグリーンへ向かう出口あたりに置くようにしていた。

あるホールが終わって、Tさんより。「クラブはライン延長上にも置かないようにした方がいいですよ」(優しい言い方でした)と。シマッタ!気づかなかった!そこまで見えてなかった!しかも、言われてみれば、グリーンエッジに近すぎたかもしれない。ラインを読むとき、向こうにクラブがごちゃごちゃ置いてあったら、そりゃ迷惑だ。グリーン上から見えない下り斜面とか、もっと離して置けばよかった!

ゴルフのマナーは、本だけでは学べないことがたくさんある。こうしてプレーしながら教えてくれるメンバーさんのいるクラブで良かったと思った。

追伸:ボクはTさんのプレーで尊敬しているのは、その悠然とした歩き方。ま、打数が少ないからできることかもしれないけれど、何も急がず、何にも怯えず、ただ悠然と歩く姿は、遠くから見ても「あ、Tさんだ」とわかる。Tさんが小走りでいる姿なんて、全く想像できない。ああゆう歩き方のできるゴルファーになりたいなぁ。

追伸2:上級者は自分のパットが終わると次のホールに行く(人が多い)。だから最後のショートパットはいつもボクひとり。約3mのナイス・Wボギーパットも誰も見ていない。ボクが上級者になったらそんな時、離れた場所からでも「ナイス・パット!」と声をかけてあげたい。