だってブラジルなんだもの【番外編】Love futebol

LoveFutebol集合
6月15日
レシフェの子どもたちとサッカーをした。ファベーラの山の上の方のサッカーコート。危険なので貴重品は一切持たないようにと言われ。カメラも置いて行った。写真には残ってないけど心に残る子どもたちの笑顔でした。女性の校長先生からLove futebolの記念メダルをいただいた。宝物。 — 場所: Vila Do Mar Natal
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Kouji Takesueさん、Ito Kanakoさん、澁谷 栄一さん、他215人が「いいね!」と言っています。
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渡邊 哲也
写真なんかなくたって、心に残るサッカー最高じゃないですか!
6月15日 23:42
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池葉 正樹
素晴らしいです!レシフェのファベーラでサッカー…なんというファンタジックな響きでしょう!ビバ・ブラジル!引き続きお気をつけて、旅を続けてくださいね!
6月16日 1:11
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堀内 文雄
写真は後日アップしますのでお使いください!たくさんご迷惑おかけしましたが、無事おわれてよかったです!
6月16日 4:29
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中村 禎
ドラゴンさん、どうせ雨だったから早く着いても雨宿りでしたよ。雨上がりの夕陽の浴びたファベーラの景色、キレイでした。
6月16日 5:13
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だってブラジルなんだもの⑨レシフェの雨

2014年6月14日
プルナンブーコ
■19時すぎ アレーナ・ペルナンブッコ
子どもたちと肝っ玉校長先生と別れ、大型バスはスタジアムに向かう。スタジアム近くまでは入れないので、ここから歩いてスタジアムへ行けと、大きな通りで降ろされる。スタジアムってどこなのよ?と思ったが大丈夫。あたりは真っ暗。道の向こうに空が明るく見える場所がある。あれがスタジアムだ。明るい場所はあそこしかない。そこを目指して雨上がりのグジュグジュの道を歩き始める。ARENA PERNAMBUCOという道路標識。その先に、スタジアム全体が光っている。日本の初戦の舞台だ。

ハチマキ1ハチマキ2ハチマキ男

■ハチマキ
セキュリティチェックに大勢が並んでいる。日本人の姿も見えるが、やっぱりブラジル人も多いなぁ。ここでの仕事は『日の丸ハチマキ大作戦』のハチマキをブラジル人に配ること。誰彼かまわず配るのではなく、ホントに日本を応援してくれそうな人に渡したい。しかもただ渡すだけじゃなく頭に巻いてあげることにした。ときどき日本語が上下逆さまに巻いている人もいるから。そういう人を見かけると巻き直してあげた。ボクがハチマキをしているもんだから、「それくれない?」と寄ってくる人がいる。その人にあげると、それを見た人が「オレもオレも」と寄ってくる。「ちゃんと応援してくれよ?」「ジャ〜パオ!ジャ〜パオ!だよ」と言いながらハチマキを配っていたらあっという間に在庫切れ。ハチマキは全部で40本持って来て今日は初戦だから20本持って来た。もっと持ってくればよかったかなぁ。でもあんまり大安売りみたいにばらまくのもなんか有り難みがないので、このくらいでいいか。

ひろがるハチマキ ハチマキ一家ハチマキこうするふつう男には結ばないんだぞレシフェ係の人とオバカナ、ジャパオ、デスネレシフェの検問ペットボトルアカンヨ、ジョーシキヨ

列に並んでいたら知らない人から「中村さんですよね」と声をかけられた。「日の丸ハチマキやられているんですよね、facebookで見ました」と。ボクは初対面だったが同じ広告業界のディレクターの方だった。世界中からサッカーバカが集る、こんな日本の裏側でバッタリ会うことってあるもんなんだなぁ。上の4点の写真はその金子陽太さんが撮ってくれたものです。

■待ち合わせ
セキュリティを突破しても今日の大仕事が待っている。ちびろチェルシーさんと待ち合わせして別のチケットを受け取ること。現地で使えるWiFiの準備をしなかったことが悔やまれる。ちびろチェルシーさんというのは、一度会っただけの女性。ご夫婦で早くからブラジル入りされていて、ボクの友だちが取ってくれたチケットなどを現地発券してくれて、そのボクの分の2枚を受け取る約束になっていた。イタリアvsコスタリカとマラカナンでのラウンド16の試合。ゲートKの入り口で待ち合わせ。お互い何時にスタジアムに到着するか読めないので、20時と20時半と2度待ち合わせをすることにする。もしそこで会えなかったら、お互いの座席番号はわかっているので、中でなんとか会えないか、トライしてみることにして。

ちびろチェルシーさんとお会いしたのはW杯直前のアシシさん主催のブラジルW杯現地参戦組決起集会だった。とても美しい女性だったのでたぶんスタジアムで見かけたらすぐわかると思っていた。ボクはといえば、たぶんみんな日本のユニフォームを着た人ばかりだろうから「ブラジル国旗を纏って行きます」と伝えてあった。喉が渇いてきたのでコカコーラを買って飲んだ。後日気がついたのだが、会場で売られているコカコーラやBRAHMA(ブラーマ)というビールのコップにはその試合の対戦相手の名前と日付が入っている。みんな記念に持って帰っていた。ボクは最初それを知らずに「コートジボワールvs日本」のカップを捨ててしまった。あーもったいない。そのときはそんな表示に気づく余裕はなかった。ちびろチェルシーさんだけを探していた。

■会えた!
薄暗い場所だったせいもあってか、あれ?そうかな?そうだよな?と思いながら近づいて行った。ちびろチェルシーさんは最初ボクに気づかなかったそうだ。考えてみれば、ハチマキ巻いてバカ殿のちょんまげをしてブラジル国旗巻いたヘンなオッチャンだ。「中村です!」と言って気づいてもらえた。うれしかったぁー。ケータイのある生活が当たり前になった時代に、昔のオールドスタイルの待ち合わせ。このドキドキ感がなつかしかった。唯一後悔しているのは、あまりにうれしくて興奮して、記念写真を撮ることをすっかり忘れていたことだった。

レシフェアップ試合後にこの写真を見ると、なんか覇気がないようにも見える選手たち

■着席
Category2 GATE I LEVEL1  BLOCK114  ROW R  SEAT 005
これがボクの席だ。LEVEL1だからピッチから近いぞ。目の前で代表がアップを始めた。1998年フランス、トゥールーズ競技場に初めてワールドカップの日本戦を見に行ったあの日を思い出した。あの時は目の前のゴールに川口能活がいたなぁ。代表チームは先発組と控え組で別れてアップをする。こっちは長友や本田、がいるからこっちが先発組だ。遠藤がいないな、大迫の1トップか。試合前、スコールのような雨が降って来た。こんなに雨が降っているのに、ピッチのスプリンクラーで散水している。なんでやねん。

ヨシオとピッチも写そうとするとどうしてもこうなる ヨシーマンと逆光

■待ち合わせその2
会えた!その2だ。フットボールチーム、FCバッカーノの仲間であり同じ会社にも勤めるヨシーマン(中村嘉夫くん)に会えた。ボクの座席番号を知らせていたので席まで来てくれた。ゲートの入り口では厳しくチェックされるが、入ってしまえば中の移動は自由だった。席が空いていれば前の方に行くこともできる。「タダシさん、ずっと席で待っていたんですよ」という。実はボクが自分の席を間違えていてひとつ隣りのBLOCKの同じ番号の席に座っていたのだった。お恥ずかしい。ヨシーマンという男もサッカー好きでヨーロッパサッカー(とくにイタリア)をよく現地まで見に行く強者。今回も一人で行動して何試合も見るらしい。同じ日に成田を出発し、彼はエミレーツでリオデジャネイロへ。ボクはエティハドでサンパウロ、ナタル。それがこのレシフェ・ペルナンブッコで再会。日本の真裏で再会。なんかすごくない? 試合の後はまたお互い別の道を行く。なんか切ないなぁ。

■試合前
君が代を録画した。フランス98の君が代は泣いた。ブラジル2014ではしみじみ聞いた。最後でやっぱりうるっときた。

■試合
(省略します。別立てで書くかも)

■試合後
14日23時45分試合終了。負けた試合はとっとと帰る。待ち合わせの場所に向かう。しゃべることもない。本降りになった雨の中代表のカッパを着てゾロゾロ歩き始める。途中でセルジオ越後さんがテレビの取材を受けていた。何を言っているんだろう、だいたい想像はつくが、もうどうでもいい。さっき歩いて来た道を戻る。来たときより道がぬかるんできた。シューズの中も濡れてきた。黙って歩く。最初の集合場所に着くも、連絡が入ったようで、バスが違う場所にいるというのでまた移動することに。「そういう連絡は早めに言えよ」という気力もなく、雨の中をゾロゾロ。はぐれないようにゾロゾロ。結局今来た道を戻ってシャトルバスに乗り、バスの駐車場に行くことに。同じバスに乗っていた人とはぐれないように、暗い道をゾロゾロ、雨の中をゾロゾロ、クツの中はジュクジュク。バスに乗れたのは1時半くらいだっただろうか。

■呪われた2号車
たぶんブログに書くだろうと思ったから、時間経過をメモしていた。そのメモによると、
・23時45分試合終了
・0時15分頃スタジアム外で集合〜雨の中をゾロゾロ
・1時半頃バスのところへ到着
・2時頃 バスがレシフェを出発
・朝6時半頃 ナタルまで後少しという高速道路でバス故障
・朝8時すぎ お迎えバスに歓声
・9時半ホテル到着

止まった2号車故障で止まっていると能天気な色に見えるブラジルカラー

バスで寝ていて目が覚めるときって、だいたいバスが止まったときなんだなと今回気づいた。目が覚めると雨の中バスが止まっていた。ここはどこだ?休憩でもするのか?と思ったらそうじゃないらしい。ビュンビュン他のクルマが別の車線を走っている。中央分離帯の向こうは反対車線のクルマが走っている。上を見るとなにやら大きな道路標識が見える。ここは高速道路じゃないか? ボクの席は左側の後方だった。窓の下にカラフルな傘が見える。バスの横っ腹の戸が開けられている。なに?荷物でも出すの?まさか、故障?

バスと傘窓の下でもめている

はい、故障でした。しかも完全な故障。修理不能です。ブレーキ系の故障だそうです。別のバスはナタルの空港へ向かっていてそのバスが人を降ろしてからここに向かうか、ホテルに着いたバスがここに戻って来てくれるか、とにかく待つしかないという状況。なんだよブレーキ故障で動かない?ブレーキ故障でよくこの高速道路の路側帯で止まれたもんだ。いい方に考えれば、大事故にならずにすんでラッキーだったとも言える。そうだ、そう考えよう。怒ったところでホテルに帰れる時間は変らない。ここはただ笑い話にするしかない、と思った。(思い返せば、ファベーラの子どもサッカーに行く道を迷って余計な遠回りをしたことも、このブレーキトラブルの原因なんじゃねえか?と正直疑いたくもなった)

バスの雨宿り笑うしかない雨宿り

1時間以上止まっていると車内が暑くなって来た。「エアコン入れてくださ〜い」というと「エンジンもかからなくなってダメなんで〜す」という返事。そこまで壊れてるのか・・・。デカいバスの後方座席は空気が悪くなって来た。息苦しい。ちょっと外に出ましょうか。うしろのエンジンルームの開けたハッチで雨宿りしながら笑うしかなかった。その時だ。反対車線をこの2号車と同じカラーリングのバスが通るのが見えた。迎えが来たッ。大拍手、大歓声。昨日の本田のゴール以来の大歓声だった。

■15日午前9時30分ホテル到着
試合が終わったのが昨日の23時45分。ホテル到着が翌朝9時30分。どんだけ遠いんじゃ、レシフェ〜ナタル。ホテルの朝食が始まっていて、そこでとりあえず栄養補給。うまかったなぁ。何時間ぶりのちゃんとした食事だろう。あたたかいスクランブルエッグ、あたたかいソーセージ、あたたかいコーヒー。沁みた。そしていよいよ、何よりの楽しみ、やっとベッドに横になって眠れる。それがうれしかった。6月15日午前10時30分(日本時間15日22時30分) 四つ星ホテルVila do Mar 105号室。チェックインしたのは昨日の朝だっけ? 気を失いそうなカンジでベッドに沈んだ(んじゃないかと思う)ちょっと寝ます。

試合にも負けて、雨の中をゾロゾロ歩かされ、おまけにバスまで故障する。これがアウェイの洗礼か。いや、ただの整備不良じゃねえか。ちゃんと整備しとけよ、まったく。でもなぁ、そういうことが起こるのがこの国の「フツウ」なのかもしれないなぁ。だってブラジルなんだもの(つづく)

だってブラジルなんだもの【番外編】Vila Do Mar Natal

ナタルの夜明け

6月14日 · iOS ·
家をでて48時間でナタルのホテルに着きました。やっとwifiつながった。眠いけど生きてます。 — 場所: Vila Do Mar Natal
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Masumi Sakuraiさん、井上寿子さん、Ito Kanakoさん、他229人が「いいね!」と言っています。
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宮下 俊
あと、15時間!
6月14日 19:09
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松田 孝一
ぼくもたったいま代表Tシャツ買いました!日本から魂送ります!
6月14日 19:13
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金井 智美
長旅お疲れ様でした!!まずは体を休めてください☆
6月14日 19:19
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Miyuki Yamaguchi
そちらの海は綺麗ですね。レシフェの海は波が少し荒れてます。
6月14日 19:23
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中村 禎
これから寝ないでレシフェで子どもサッカー、その後大事なコートジボワル戦。気力しかない。
6月14日 19:53
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大村 高好
楽しんで来てね(^^)
6月14日 19:59
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松本 泰司
子どもとサッカー、羨ましいです。気力・体力振り絞って、是非楽しんで下さい!
6月14日 20:10
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Rieko Nakamura
まだまだ先の長い旅、体調管理は万全にね!身の安全も!
6月14日 20:16
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渡辺 伸一朗
ブラジル国内も少しずつ盛り上がってきているのでしょうか?必ず勝ち点を取りましょう!
6月14日 20:46
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高木 徳昭
今からもうチアゴ・シルバのように涙がでそうです。ニッポンを応援するのはもちろんニッポンを応援してる禎さんを応援してます!勝て!ニッポン!頑張れ!禎!!
6月14日 21:10
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松田 勇希
はじめまして。同じナタールの景色とは思えない優雅さです…
6月14日 21:38
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東條 潤
写真からも空気の違いを感じますよ♪
6月14日 21:54
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住本 宜子
ただしさーん、住本だよ。いいなー、リビングでしょうちゃんと応援してますー‼︎
6月15日 10:55
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高木 徳昭
禎さん・・・
6月15日 23:16
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中村 禎
3日目にして初めてベッドに横になります。昼だけどおやすみなさい。
6月15日 23:29
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だってブラジルなんだもの⑧ファベーラの笑顔

2014年6月14日

■午前8時すぎ バス出発
トイレ付きのでっかいバスで移動。「これからバスで仙台に行きます」というくらいの距離を移動する。レシフェのファベーラにあるサッカーコートで子どもたちとサッカーだ。ナタル〜レシフェは直線距離で286km。約300kmだ。(ブラジルに新幹線があれば仙台なんてすぐなのになぁ)ブラジル国内線のTAM航空より全然広いシートでゆったりではあるが、4、5時間乗らなければならない(実際はそれ以上だったが…)。とりあえず、寝よう。

■午前11時頃ガソリンスタンド休憩
練習着背中
トイレ休憩。ボクは背中にメッセージを書いた日本代表プラクティスシャツを着ていた。
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Vou apoiar a Seleção japonesa
Vou torcer Seleção Brasileira
junho-julho 2014

私は日本代表を応援します
私はブラジル代表のフットボールも応援します
2014年6月〜7月
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そこにいたブラジル人に背中を見せたら喜んでくれて一緒に写真を撮った。一応伝わったみたいだ。外国人が日本に来てヘタな日本語でなんか書いていたらとりあえず、こいつは日本が好きなんだなということは伝わる。それと同じだと思う。さらに、コートジボワールのユニを着た兄ちゃんも一緒に写真を撮ろうと言ってくれた。ポルトガル語しゃべれなくても交流はできた。
ガソリンスタンドコートジボワール親子

バスは黙々と走る。乗っているみんなもほとんどが寝ている。そういえば朝、昼と何か食べたっけ? まったく記憶にないなぁ。何も食べるものがないだろうと思い、チョコレートなどの非常食と栄養ドリンクを2本持って来ていた。今日はこどもサッカーの後、大事なコートジボワール戦もあるから。バスはレシフェの怪しい町中を抜けて行く。途中から雨が降り出した。けっこうな大雨。このままではサッカーどころではないだろう。でも子どもたちとのBBQも予定されているらしいのでとにかく早く着きたかった。

■午後3時頃 到着予定時刻はとっくに過ぎている
バスはまだレシフェの裏町をウロウロしている。人通りの少ない町だ。バスがデカ過ぎるからか小さな道をなかなか曲がれないのか。しかし、よく見るとさっきも走っていた場所を走ってないか? もしかして道に迷ってる? まだ雨は降っていたが、早く到着したかった。
レシフェ裏町レシフェ裏町2レシフェ裏町3レシフェ裏町4レシフェ裏町大雨
ちょっと一人では歩けないレシフェの裏町

■午後4時到着
眠っていた。目が覚めるとバスは止まっていた。空には太陽がでていた。しかし時計は午後4時。よ、4時かよ!添乗していた係の人が「到着しました。しかし、コートがある場所までこの大型バスではいけません。かといって歩いて行くには危険な場所らしいので、バンに乗り換えて7人ずつピストン輸送します」「バスの中は安全だと思いますが、貴重品はまとめて預かります」とアナウンス。こうなるとどこが安全なのかは自己責任だろう。ここがファベーラの入り口なのか。バスのそばには小さな売店のようなBARと書いた店があり、現地の人が大人もこどもも何人も集って来ていた。こういう店で現地の人と交流したかったんだが・・・。緊張感。
レシフェファベーラ入り口バスのそばBAR止まったバスから外を見てみる

ボクらがバンに乗る順番が来た。カメラは置いて行くことした。結構な急坂の未舗装路を登って行く。ウォンウォン言わせながらバンは登って行く。雨はもう上がっていて夕焼けがキレイだった。斜面のファベーラの家々に夕陽が当たっている。ここがそんなに危険な場所なんだろうか。ほんとにキレイな夕陽だった。そしてサイトで見た覚えのあるフットサルコートがある小さな学校に着いた。そしてそこには、約束の時間を大きく遅れた日本人たちを待ってくれていた大勢の子どもたちの歓声があった。

学校と言ってもファベーラの子どもたちの集会所のような小さな場所で、そこでアメリカのNPOがLove Futbolという活動をしていて、こどもたちのためにフットサルコートをつくったそうだ。アディダスが提供してくれたブラズーカのサッカーボールを持ってコートに入ると、子どもたちが寄って来た。小学1年生かそれより小さいかな。ボールを取合いながら遊んだ。男の子も女の子も。よし、キーパーやるからシュート打ってみな。わりと本気で止めてやった。そのほうが喜んでいる。何本か本気で止めて、その後に入れる子がいると喜ぶ。歓声。ただサッカーボールとじゃれているだけなんだけど、ものすごく楽しかった。自分のカメラは置いて来た。それがよかったのかもしれない。写真に撮れないから、こどもたちの顔がこころに残っている。写真に撮れないから、目に焼き付けておこうとしていたのかもしれない。夕陽の当るファベーラ、こどもたちとサッカーボールを蹴って遊んだという記憶、こどもたちの笑顔、美しい思い出。(この子たちと遊んだ時間が今回のブラジルで、一番印象的な楽しい時間だったといってもいいかもしれない)
http://www.lovefutbol.org/projeto-penedo-de-cima/

ちょんまげの子志村けんバカ殿のちょんまげが子どもたちに大人気。ああ、この子いたなぁ・・・(撮影:サポ村スタッフ)

そろそろ試合をやろう、となるが、子どもたちは見学に回り、大人たちが出て来た。おいおい、なんだよ、大人とやるのかよ、マジか。こっちは人数が多いので何チームかに別れてやることに。見ているとさすがブラジル。オッサンだけどうまい人が多い。シュートは力一杯打ってくるし。でも日本も負けてない。経験者も多いようだ。初対面の人ばかりだから連携は上手く行かないけど、本気でやれば勝てない相手ではないと思った。でも、コートが一部濡れているし、コートジボワール戦の前にケガでもしたらシャレにならない。ブラジルから1点取りたかったけど、キーパーをやることにした。
キーパーオレリバウド(みたいなヤツ)のシュートを防ごうとしているのが、首にブラジル国旗を巻いたボク。ここでの安全対策は、右足のふくらはぎにクレジットカードとパスポートコピー認証を、左のふくらはぎに現金をビニール袋にいれてソックスの下に入れていた。

LoveFutebol集合幸せな集合写真

■午後6時
陽が暮れて来た。雨もポツポツ来た。室内ではブラジル料理を用意してくれていて、なんていうの?あの豆料理みたいなの、おいしかった。肝っ玉母さんのような女性の校長先生がお礼の挨拶をしてくれた。そしてみんなに記念にLove Futbolのメダルをくれた。宝物にします。
レシフェのメダル

あたりが暗くなると怖くなる場所。これからまた7人ずつクルマで下に降りていては時間がかかりすぎる。コートジボワール戦に遅れたらタイヘンだ。みんなで話し合って、クルマ2台に乗れるだけ乗って、後の人はそのクルマにはさんでもらって団体で歩こうということになった。ヘッドライトで照らしてもらい団体で歩けば大丈夫だろう。うしろは肝っ玉母さん校長のクルマだから大丈夫だろう。

無事にみんなバスまでたどり着いた。正直、あまり怖い感じはしなかった。こどもたちは明るいし、家々の大人たちも日本人の集団を笑顔で見ていた。それより怖かったのは山の上でクルマを待っていたときの「蚊」だった。シマッタ!虫除けスプレーはバスの中だ。蚊に食われた人もいた。すかさずボクは長袖ジャージを着てチャックを首まで上げた。短パンだったけどサッカー用のソックスだったのでそれを伸ばして履いた。黄熱病は予防接種でなんとかなるけど、デング熱はどうしようもないらしい。「蚊には気をつけなさい」と黄熱病の予防接種をしてくれた医師が言っていた。そう、ここは南米。だってブラジルなんだもの。(つづく)

*これからコートジボワール戦の行われるレシフェ、アレーナ・ペルナンブカーノへと向かいます(「世界の車窓から」なカンジで)

だってブラジルなんだもの⑦ブラジルの夜明け

2014年6月13日 〜14日BRASILメモ地図ブラジルメモ帳に貼った地図

さてみなさん、はるばる地球の裏側から飛行機を2回乗り継いでやって来て、やっとの思いで日本(東京)に着いたとします。そこで、「ハイみなさん、それではこれからサイパンに行きましょう」と言われたらどうですか? 行きます? これから最初の宿泊地ナタルへ向けて約3時間、3本目のフライトです。サンパウロ〜ナタル2,326km、ちょうど羽田〜サイパンくらいの距離です。ブラジルの国土は日本の22.5倍。ブラジルをそのままヨーロッパに持って行ったらどれくらいの広さか。ちょうどモスクワ〜ローマが2,379 km。それくらいの距離感を想像してください。

TAMでナタルへハイみなさん、これからサイパンに行きますよ〜

■13日22時20分サンパウロ発(30分ほど遅れての出発だった。もはや30分の遅れなんて全然気にならない)
■14日午前1時25分ナタル着(自分の荷物が出て来ただけでシアワセを感じる)
■荷物を受け取って、サポ村ツアーの現地担当者に名前を届けて荷物を運びバスに乗る。
■バスが出たのは午前2時過ぎだったか(最近オープンしたばかりの、まだ工事箇所の残る新空港は街中から離れていて海岸沿いのホテルまでは小一時間)
■14日午前3時15分ホテル到着(真っ暗でよくわからないが3階建ての横に長いリゾートホテルのようだ。とりあえず、ホテルの敷地に入ったとき、バスの中では拍手がわいた)

ロビーの混沌 ■ホテルのロビーの混沌

これから120名くらいのチェックインが始まる(ふぅー) ■14日午前4時すぎ。岩上くんという初対面の若者と同室。よろしく。4時過ぎに部屋に入る(ん?4時? 14日午前4時?ということは日本時間14日16時過ぎだ。家を出たのが12日の16時20分、なんとここまで48時間、丸二日かかったということになる。しかも、今日はこれからレシフェの子どもサッカーに参加して今夜22時からは日本vsコートジボワール戦だ。いつ寝るの?(バスでしょ) ■お湯のでないシャワーを浴びて、コートジボワール戦の準備(日本代表ユニやハチマキなど)をして、子どもサッカーの準備をしてロビーに7時45分集合だ。その前に【心配事その3】ちひろさんとレシフェチケット受け渡しの連絡をしなくちゃ。ホテルにいる間になんとかWiFiにつないで待ち合わせの手はずを伝えなければならない。焦る。部屋番号と名前でログインできるはずのWiFiがなかなかつながらない。120人もが一度にチェックインしたのでまだ登録が済んでいないのだろう。時間がないので、遠いロビーまでiPadを持って行きログインの手続きをしてもらう。ちひろチェルシーさんという女性はご夫婦ですでにブラジル入りしている。一度しかお会いしたことはないんだけれど、ボク名義のチケット(イタリアvsコスタリカ戦とマラカナンのベスト16のチケット)を現地で発券してもらっていて、それをレシフェのスタジアムで受け取る約束をしていた。なんとかLINEとfacebookで待ち合わせの時間のメッセージを送った。何時にスタジアムに着くかわからないので、20時と20時半の2回、ゲートKのところで、という約束。これでひと安心。 ナタルの夜明け HOTEL Vila do Mar @NATAL 6:52AM Junho 14

夜が明けて来てしまった。そろそろ午前7時。雨上がりの夜明けのナタルの海。目の前に広がる海は大西洋か。そうか、だってここは、ブラジルなんだもの。(つづく)

だってブラジルなんだもの⑥サンパウロの空気

6月13日

バゲージクレーム再会!

■ 18時頃 サンパウロ・グアルーリョス国際空港到着(日本時間14日午前6時頃。家を出てから約38時間経過)

空港に着いてホッとするのはいつも、着陸した時でもなく、入国審査を通過した時でもなく、バゲージクレームのベルトコンベアーから自分のバゲージが出て来た時だ。いままでロストバゲージの経験はないけど、自分のだけ出てこなかったらどうしよう、といつも不安になる。それとバゲージタグは付いているけど誰もそれを確認せず、みんな勝手に荷物をピックアップしていく。だからボクはスーツケースの取手に派手な色のバンダナを巻くようにしている(今回はピンク)。同じスーツケースでも持った時に気づくと思うから。間違えて持って行かれてはたまらないからね。長旅で到着したとき、みんなボーッとしてると思う。ボクもそうだから。

【心配その1】『サンパウロ空港でチケット発券』
サンパウロに着いて最初の大仕事。試合の観戦チケットを現地のFIFAチケットセンターで発券手続きをしてチケットを受け取らなければならない。ギリシア戦とコロンビア戦のチケットをサンパウロ空港にあるチケットセンターで発券する。「そんなの行くだけやん」とお思いかも知れませんが、そこは日本の成田空港ではない。だってブラジルなんだもの、サンパウロなんだもの。しかもあまり信頼できないFIFAだし。何があるかわからない。何があってもおかしくないのがブラジルだと思っている。入国して次の便のチェックインの前に行くのでスーツケースを転がしながら発券センターへ行かねばならない。『ブラジルでの単独行動は危険』というルールに乗っ取り、同じようにサンパウロ空港で発券する人を探し、その人と一緒に行動することにする。ひとりよりふたり。ふたりより三人だ。

カラピナとゴムひもスーツケースの命綱

さらにボクは、スーツケースを守ることを考えていた。乗り換えの時間も長いので、空港でスーツケースを引きずる時間が長いと思った。手を離す瞬間もあるだろう。その時、持って行かれたりしないように。ユザワヤと東急ハンズで買った太いゴムひもとカラピナで身体とスーツケースを結ぶことにした。そんな鍵っ子のようなヒモ付きの旅行客なんてたぶんいない。しかしボクはひも付きスーツケースでいくことにした。たぶんスーツケースをかっさらっていく泥棒はいないと思う。そんなバカみたいな用心をすることで警戒マックスであることを自分にも意識させることも大事だと思ったから。それと泥棒にも「ボクは相当用心してるんだぜ」とアピールすることと「そんなヤツを狙うのは面倒くさそう」と思わせたかった。(そんな効果はなかったのかもしれないし、人はそれを笑うかもしれないが、自分の気持ちを引き締める効果はあったと思う)

チケットセンターまで空港の外を歩いて行く。日が暮れたサンパウロの空気。やや蒸し暑い。気持ちが焦るせいか、汗ばんでくる。スーツケースを転がして歩くが、同じ便の土井さんと野本さんの3人で移動するので心強い(ありがとうございました)。FIFAからのメールのプリントアウトやレター、クレジットカード、パスポート、あらゆるものを準備して持って行った。思ったほど行列ができていなかったので安心。数台並んでいる機械にクレジットカードを入れるだけで発券できるはず。土井さんはうまく行っているようだ。ボクは、、、うまくいかない。FIFAのサイトから「何時くらいに行く」という「予約」が必要なのだが、飛行機の遅れで、その時刻を過ぎていたからかもしれない。ちょっと焦る。
チケットセンター土井さんが撮った写真。係の人に撮っちゃダメ!と言われた。
人のいるカウンターに書類を見せると女の子がニッコリ対応してくれたので助かった。顔写真を撮られてサインをして、ハイ、どうぞ。TADASHI NAKAMURAと名前の入ったチケットをついにゲットした。若い女の子の前で直立不動のオッチャンが合格通知をもらうような気分だった。

FIFAチケットこれを手にするまでどれほど時間と手間と労力がかかったことか

発券成功1こういう喜んで浮かれているときにスキが生まれる。要注意。

土井さん発券土井さんはなんと日本戦を見て一度帰国し、決勝を奥様と見るために再びブラジルに来るというスゴイ人

【心配その2】『サンパウロ空港でATM』

子どもの「初めてのお使い」じゃないんだから、ATMでお金を引き出すなんてカンタンじゃん、とお思いのことでしょう。機械の操作が不安なのではなく、「ブラジルでは、お金を下ろした後を泥棒が狙っている」と言われていたから不安だったのだ。ボクは銀行の両替ではなく、クレディセゾンのNEO MONEYというカードを持って行った。
BRASILネオマネーこれは日本円で自分の口座に入れておけば、現地では現地通貨で下ろせるし、残金があればクレジットカードのようにも使えるもの。とにかくキャッシュを下ろすとき細心の注意が必要だと思っていた。サンパウロの空港にはそのキャッシュマシンが並んでいるコーナーにガードマンが立っていてくれたのでちょっとホッとした。背後を気にしながら、キャッシュマシンを操作する。英語表記に切り替えるのに手間取るがなんとか500レアル(たった2万5千円程度でこの緊張感かと笑っていただいても結構です)を下ろすことに成功した。機械からブラジル紙幣がでてくる。ボクはすかさずそれを握りしめ、左右の背後に怪しいヤツはいないか確かめ、キャッシュコーナーの端っこに行き、壁のそばにしゃがんで靴ひもを直すポーズを取った。そこでも周囲を見渡し、誰かボクのことを見ていないか確かめた。気がつくとさっきのガードマンはいなかった。ボクは長いジャージをはいている。ホントは暑がりだから短パンで行きたいのだが、ブラジルでは長いジャージと決めていた。なぜなら足首に巻くポシェット(ランニングのときに腕に巻く用のもの)をつけていたから。大事なモノはカバンではなく足首に巻くことにしていた。下ろした500レアルは100レアルをダミーの財布へ、そして残りの現金とNEO MONEYのカードは足首に隠した。そのための靴ひも結ぶポーズだった。

アシックス表アシックス裏これを右足首の内側に

たぶんそんなことまでしなくても大丈夫だった人もいるだろう。しかしボクはできる限りの準備をしておきたかった。これでもか、これでもかという安全対策。あとで笑い話になればいいと思った。ブラジルでは何が起こっても不思議じゃない。まさか!という事故や事件が起こった後、みんなはきっと、こう言うんだ。「だってブラジルなんだもの」(つづく)

だってブラジルなんだもの⑤旅のメモ

BRASILメモ旅程1BRASILメモ旅程2

ブラジルに到着するまでに④話も。いつまで飛行機に乗ってるんだ!とお思いでしょうが、それほどブラジルは遠いんだということがおわかりいただけたかと思います。しかし、あまりダラダラしていると飽きられてしまう。というわけで、ここで全体のお話をしておきます。ブラジル旅程のメモです。こういう旅程でした、ということをあらかじめご覧ください。さあ、いよいよサンパウロ到着です。時間かかったね〜。だってブラジルなんだもの。(つづく)

まもなくサンパウロ大変長らくお待たせいたしました。飛行機は最終の着陸態勢に入りました。まもなくサンパウロ・グアルーリョス空港に着陸いたします。右手に見えますのは、6月13日ブラジルに沈む夕陽です。 到着が遅れましたことをお詫び申し上げます。

だってブラジルなんだもの①出発の日
だってブラジルなんだもの②機上の人
だってブラジルなんだもの③まだアブダビだ
だってブラジルなんだもの④飛行機2本目
だってブラジルなんだもの⑤旅のメモ

追伸:拡大してみると間違いを発見しました。22日の移動は15:35発はクイアバ(CUI)からではなくナタル(NAT)からサンパウロ(SPO)へ、でした。

だってブラジルなんだもの④飛行機2本目

6月13日
■08時30分アブダビ国際空港出発(ブラジル時間13日午前1時30分)

二本目。15時間05分のフライト。こっちのほうが長いのか…。アブダビ国際空港(AUH)からサンパウロ・グアルーリョス国際空港(GRU)まで。エティハド航空EY190便。出発が1時間半近く遅れる。なかなか離陸せず、機内でずっと待たされる。ま、どうせ到着はずっと先なんだから、ちょっとくらい遅れても全然気にならなかった。だってまだまだ遠いんだから。ま、でも、何があったんだろう?遅れた理由はエティハド航空のせいではなかった。「ファーストクラスのお客さんが急病でその人を降ろし、その人の荷物を探して降ろし、また離陸許可をもらい、燃料を補給して出発する」という。病人ならしかたがないか、と思うと同時に、荷物を探してその人のだけを降ろすってメンドクサイことするなぁ、後日届ければいいんじゃないの?とも思ったし、わざわざ「ファーストクラスのお客様が…」というのはなぜだろう?と思った。「ファーストクラスの客なんだから文句言うなよ」的な匂いを感じてしまった。ボクはひねくれている。(こんな複雑な説明をアラビア語の機長のアナウンスから聞き取れたわけではなく、同乗していたJTBかどこかの添乗員の人がそのツアーのお客さんに説明しているのが聞こえたのでした)

機内ではまた「ブラジル特集プレイリスト♪」を聞きながら現地での行動に思いを巡らせる。心配事だらけで気持ちだけが焦る。じゃあ、具体的に何がどう不安なのか、どうすれば解決するのか、悩んでもやってみなけりゃわからないことなのか、を整理してみることにした。心配事を箇条書きにする『心配ベスト10』だ。解決したら消して行くチェックリスト。

BRASILメモ心配

■サンパウロ空港でチケット発券
■サンパウロ空港でATM
■ちひろさんとレシフェチケット受け渡し
■クイアバ〜サンパウロ〜リオの乗り継ぎと荷物
■リオでの夕食
■コルコバード
■子どもサッカーで動けるか、ケガをしない
■コパカバーナの砂■ナタルの砂
■リオ空港→REGINAのタクシー
■最後のレシフェ(チケット)
□リオでチケットキャンセル(追加)

こうやって書いてみると、「行ってみなけりゃわからない」ことと「こういう準備ができる」ことが整理できて、気持ちがラクになった。早い話が、心配事はなんなんだ?ということだ。悩んでも仕方のないことは悩んでも仕方がない。だから悩まない。

象牙海岸上空

ちょっと気持ちがラクになって、思い出したように現在地を見てみると、なんとまだアフリカ大陸の上空だ。さっきから動いてないんじゃないか?と思うくらいアフリカ大陸の上空にいる。飛行機が遅いのか、アフリカがデカイのか。航路を見るとLagosという地名が見える。これは確かコートジボワールじゃね?そうだよ、コートジボワール上空だ。近いじゃん、コートジボワール。ブラジル見えてるじゃん。そうか、日本代表は遠いとこから行ってるんだなぁ。だってブラジルなんだもの。(つづく)まもなく到着です。

大西洋上空大西洋も逆風か?と思うくらい遅かった

だってブラジルなんだもの【番外編】アブダビラウンジ

アブダビラウンジ

6月13日
アブダビに到着。プライオリティパスのおかげでラウンジへ。機内でも開幕戦見られました。ワールドカップに間に合った。ー 場所: Abu Dhabi Airport Vip Lounge
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青木 真由子さん、Yukiko Hirakataさん、Marina Tsujimuraさん、他166人が「いいね!」と言っています。
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伊藤 淳悟
なんですか〜プライオリティパスって?羨ましい〜
6月13日 10:07
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町田 聖二
持ってるんですかぁ。いいなぁ。ぼくも持とうかなぁ。。。。
6月13日 10:08
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中村 全信
禎さん、ぼくはドバイのラウンジでw プライオリティカード、便利ですよね。ただ、ブラジル国内は使えなさそうですね。。
6月13日 10:18
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並木 亜妃
アブタビの空港、ギラギラしてますよね!(^_^)楽しい旅を‼︎
6月13日 10:20
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中村 禎
楽天プレミアムカードをつくれば申請できます。めちゃお得です。
6月13日 10:44
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町田 聖二
そうなんですよねぇ、、、あれ?それ教えたの僕じゃなかったでしたっけ?違うか。。。
6月13日 11:25
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中村 禎
町田じゃないよ。サポ村ツアーのFacebookで教えてもらった。シャワーも浴びたよ。アブダビシャワー。シュクラン!
6月13日 12:09
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町田 聖二
そうでしたかぁ〜失礼しました!
6月13日 12:16
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だってブラジルなんだもの③まだアブダビだ

アブダビ空港

6月13日
アブダビ時間:13日04時35分アブダビ国際空港到着
■日本時間13日09時35分
■ブラジル時間12日21時35分(サンパウロ到着予定13日16時35分)

無事アブダビ到着。ブラジルサンパウロに向けて飛ぶ2本目は08時30分発。4時間のトランジットだ。機内には日本人サポーターがたくさん乗っていて、中には「あ、こんにちは」と挨拶する知っている顔もあった。しかし空港に降りると、それぞれ友だち同士のグループでの行動になる。さっきまで机を並べていた小学生が昼休みになってそれぞれ友だち同士のグループ行動になり、ひとり取り残された転校生のような気持ちになった。広いアブダビ空港でちょっと不安になる。『一人での行動は危険』というのはブラジルでの話で、ここアブダビの、しかも国際空港の中ではそんな危険はないんだけれど、とっさに「ひとりじゃないほうがいい」という思いが浮かんだ。なんとなくブルーのユニフォームを着た日本人に付いて行く。Terminal1とTerminal3との岐路にきた。サンパウロ行きはTerminal3だ。しかし、ボクはいまラウンジを探している。確かラウンジはTerminal1と2にあったはずだった。ほとんどの人はサンパウロ便のTerminal3方向へ流れる。そこにTerminal1方向へ行く数人がいた。その中に、成田空港のラウンジでちょっとお話しした女性Mゆきさんがいた。ボクはとっさに決断した。「そっちに行こう」 その人たちのうしろに付いてTerminal1のほうへ歩く。黙って付いて行くのも不審者なので、その女性に「ラウンジにいくんですか?ボクも一緒に付いて行っていいですか?」とお願いした。KGWさんNMTさんMゆきさんは、快く了承してくれた。(そのおかげでずいぶん精神的にラクになりました。ほんとにありがとうございました!)

アブダビ組KGWさんとMゆきさんとハチマキ外国人とNMTさんと

アブダビ受付 abudabi

Terminal1のラウンジでプライオリティパス(BRASIL必需品その2)と搭乗券を提示する。(この「プライオリティパス」についても別項目で書きます。ブラジルに持って行って良かったもの、その2、として)アラビア風の広いラウンジはいくつも部屋があり、席もたっぷりあった。食事もいいホテルの朝食ビュッフェに負けないくらい。飲み物もウエイターが席まで運んでくれる。WiFiもつながる。W杯の試合も見れる。しかも無料で。ラウンジを事前に調べ上げていたMユキ先輩が「ちょっとシャワーに行ってくる」と言った。「え? シャワーもあるんスカ?」

トイレの向かいに5部屋くらいドアがあり、結構広いバスルームになっていた。鍵もかけられるしタオルもあるし歯ブラシなども完備。さすがアラブ。ここで、このシャワー室のうまい使い方を記しておきます。

アブダビシャワー
【アブダビ国際空港T1Al Dhabi Loungeのシャワー室の入り方】
●だいたい全室ドアロックが赤になっているのですぐには入れない。
●しかし、その前でうろうろしていると、掃除の人が「シャワーか?」と聞いてくれる。
●「そうだ」と伝えると、その人が全室をノックして鍵だけかかって掃除が終わった部屋を開けてくれる場合がある。(なんで「空き」となっていないのかが不思議だけどそういうシステムらしい)
●もしノックしても満室なら顔を覚えてくれて、ラウンジを探して呼びに来てくれる。
●掃除の人と仲良くなるのが、コツ。

ラウンジにはWiFiが飛んでいる。席の下にコンセントもある。【ここでアドバイス】海外で充電する時用の電源アダプターを機内手荷物として持っていたほうがいい。機内や空港で必要な場合がある。日本と同じものだったり、USBがさせる場合もあるけど、このラウンジのコンセントにはアダプターが必要でした。持っててよかった。

このラウンジで多くの日本人サポーターと知り合いになり、いろんな情報交換もできた。でもボクはひとりだった。そんなとき、WiFiがつながったのでfacebookで近況報告しようと見てみたら、成田空港で出発のスーツケースを撮った書き込みにものすごい数の「いいね!」を見つけた。ただのサッカーバカがブラジルくんだりまで勝手に行く旅行をこんなに多くの友だちが見てくれていたことに驚いた。そしてそこにはコメントもたくさんあった。「いいね!」をしてくれた人の顔のアイコンを見て、コメントを読んでいると、じ〜んとしてきて目頭が熱くなって来た。マズイ、マズイ。

白いスーツケース

日本人サポーターの人たちと知り合えたとはいえ、自分はひとり。かと思えば、デジタルの文字であっても旧知の友からの思いが届く。遠く離れているからなのか、その思いが沁みる。そうだよなぁ、遠いよなぁ。だってアブダビなんだもの。(つづく)