だってブラジルなんだもの④飛行機2本目

6月13日
■08時30分アブダビ国際空港出発(ブラジル時間13日午前1時30分)

二本目。15時間05分のフライト。こっちのほうが長いのか…。アブダビ国際空港(AUH)からサンパウロ・グアルーリョス国際空港(GRU)まで。エティハド航空EY190便。出発が1時間半近く遅れる。なかなか離陸せず、機内でずっと待たされる。ま、どうせ到着はずっと先なんだから、ちょっとくらい遅れても全然気にならなかった。だってまだまだ遠いんだから。ま、でも、何があったんだろう?遅れた理由はエティハド航空のせいではなかった。「ファーストクラスのお客さんが急病でその人を降ろし、その人の荷物を探して降ろし、また離陸許可をもらい、燃料を補給して出発する」という。病人ならしかたがないか、と思うと同時に、荷物を探してその人のだけを降ろすってメンドクサイことするなぁ、後日届ければいいんじゃないの?とも思ったし、わざわざ「ファーストクラスのお客様が…」というのはなぜだろう?と思った。「ファーストクラスの客なんだから文句言うなよ」的な匂いを感じてしまった。ボクはひねくれている。(こんな複雑な説明をアラビア語の機長のアナウンスから聞き取れたわけではなく、同乗していたJTBかどこかの添乗員の人がそのツアーのお客さんに説明しているのが聞こえたのでした)

機内ではまた「ブラジル特集プレイリスト♪」を聞きながら現地での行動に思いを巡らせる。心配事だらけで気持ちだけが焦る。じゃあ、具体的に何がどう不安なのか、どうすれば解決するのか、悩んでもやってみなけりゃわからないことなのか、を整理してみることにした。心配事を箇条書きにする『心配ベスト10』だ。解決したら消して行くチェックリスト。

BRASILメモ心配

■サンパウロ空港でチケット発券
■サンパウロ空港でATM
■ちひろさんとレシフェチケット受け渡し
■クイアバ〜サンパウロ〜リオの乗り継ぎと荷物
■リオでの夕食
■コルコバード
■子どもサッカーで動けるか、ケガをしない
■コパカバーナの砂■ナタルの砂
■リオ空港→REGINAのタクシー
■最後のレシフェ(チケット)
□リオでチケットキャンセル(追加)

こうやって書いてみると、「行ってみなけりゃわからない」ことと「こういう準備ができる」ことが整理できて、気持ちがラクになった。早い話が、心配事はなんなんだ?ということだ。悩んでも仕方のないことは悩んでも仕方がない。だから悩まない。

象牙海岸上空

ちょっと気持ちがラクになって、思い出したように現在地を見てみると、なんとまだアフリカ大陸の上空だ。さっきから動いてないんじゃないか?と思うくらいアフリカ大陸の上空にいる。飛行機が遅いのか、アフリカがデカイのか。航路を見るとLagosという地名が見える。これは確かコートジボワールじゃね?そうだよ、コートジボワール上空だ。近いじゃん、コートジボワール。ブラジル見えてるじゃん。そうか、日本代表は遠いとこから行ってるんだなぁ。だってブラジルなんだもの。(つづく)まもなく到着です。

大西洋上空大西洋も逆風か?と思うくらい遅かった


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