第18話 覚悟の印鑑

三井ホーム契約書類

 

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.18

2009年3月28日土曜日。ついに三井ホームと正式な契約を交わしました。初めて三井ホームと接触したのが2月14日の土地さがしセミナー、住宅ローンセミナーだったから、1ヶ月と10日くらいでの決断。これが早すぎるのかどうなのかはわかりません。ただこの40日間は毎日このことばかり考える日々でした。いま思うのは、ウチにとってはベストな決断だったと思っています。ウチのように土地から探さなければいけない場合、気に入った住宅メーカーがあれば、そこが持っている土地情報を活用した方がベターだと思いました。契約も一本化できるし、土地のローンも住宅が完成してから支払いをスタートできるというメリットもあった。土地の値引きもしてくれたし。なにより「土地を買う」という得体の知れない商品の買いもの、当たり外れがある買いものへの安心感、これが一番大きかったと思います。

新宿三井ビルのちょっと上質な部屋での契約は、さすがに緊張しました。そりゃそうですね。人生で一番高い買いものをするのですから。印鑑を何カ所にも押しながら、ドキドキしながらどこか安心感もありました。それは「三井ホーム」という大きな名前からくる安心感かもしれません。三井ホームの担当の人の誠実そうな表情からくる安心感かもしれません。これが、どこかの街の不動産屋と土地を契約し、工務店と建築家とも契約を交わすと考えると、めんどくささと不安が残ったでしょう。土地探しにくたびれ果てたボクたちには、三井ホームとの契約がいい結論だったと思います。

契約完了。ひと仕事終わった疲労感でした。印鑑を押したからこれで終わりではなく、これからが本番だという覚悟はしていました。言いなりにはならないぞ、という覚悟です。でもこの時はまだ、これからほんとうの闘いが始まることを、知る由もありませんでした。

(上の写真は、契約書類一式をいれておくケースです。大事なものだからまとめてここに入れておいてください、といただきました)

第19話 深夜残業の日々


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