人間は弱いね

さくら銀行アンモナイト

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お金がないと生きて行けない。人間は弱いね。

1992年 さくら銀行 
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アンモナイトはお金がなくても生きて行ける。生きた化石が現代の人間に話しかけるシリーズです。オオサンショウウオ篇の「企業という生き物は、役に立っているのか」に続いて、「企業という生き物は、このままでいいのか」です。細かいとこまで気を配っていますね(自分でも忘れてましたw)

この新聞7dのシリーズの仕事で、ADの沢田耕一くんのこと尊敬しました。このレイアウト、いいでしょ?ボディコピーのブロックが白窓になっています。これは、沢田くんがボクのボディコピーを読んで「これ、いい話やから読みやすくしましょ。これ全部読んでもらいましょ」と言うのです。書体も新聞記事のように活字を使っています。文字数も一行を新聞記事の一段分と同じにしている。いいアートディレクターはちゃんとコピーを読んでくれます。コピーがダメだと書き直そうよとさえ言うアートディレクターもいました。最近、そんなアートディレクター少ないのかなぁ。


人間は弱いね」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: こんなコピーを書きました②(026〜050) | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合

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