しぼりきらないこと。

一番搾りしぼりきらない

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しぼりきらないこと。

一番搾りは、一番だしのとり方似ている。

1992年 一番搾り
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一番搾りの製品広告です。ビールは搾ってつくります。その最初に流れ出る麦汁を「一番搾り麦汁」といいます。さらにぎゅっと搾ったものが二番搾り麦汁です。ふつうのビールはこの一番麦汁と二番麦汁を合わせてつくります。二番麦汁を使わずに、一番麦汁だけでビールをつくる。それが一番搾りというビールなのです。それをなんかいい例え話はないかと考えていたら、料理の一番だしに思い至りました。お吸い物なんかは一番だしを使う。煮物とかをつくるなら二番だしも混ぜる。そう、ビールも同じだったんです。

ああ、もったいないと思う気持ちは、とても自然なことだと思います。
でも、一番だしをとるときは、少し話が違うらしい。
昆布だしに削りがつおをさっと通し、
それをしぼらずに静かに濾して自然にしたたる分だけをとる。
もっと味がでそうな気がして、ついギュッとしぼりたくなるのが人情ですが、
過ぎたるは及ばざるが如し。しぼりすぎると雑味がでて、
素材の上品なうまみが出せないそうです。一番搾りも、そう思います。

うれしいビール。キリン一番搾り。

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