ベテラン復活

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ということは、買ったのは8年以上前ってことになるのか・・・。8年前、たしかにこの靴を履いていた。なぜそんなにハッキリ憶えているかというと、結婚式の翌日、妻とホテルニューオータニの庭を散歩している時、真新しかったこの靴で庭の石につまづいて、つま先に傷をつけてしまったからだった。言われれば気づくくらいの傷だったので、靴クリームでなんとかごまかしながら履いていて、何年も経つ。かかともすり減ってきて、くたびれてきていたお気に入りのチャッカーブーツ。だんだん履かなくなっていた。でも捨てることはできなかった。駅前にあるミスター・ミニッツで修理してもらおうとずっと思っていて、「いつでも持っていけるから」と半年以上、1年以上放ったらかしだったけど、ついに行ってきた。

すり減ったソールを張り替えてもらい、完全ではないが傷も直してくれた。東急ハンズで新しい靴ひもを買い、靴クリームを塗り込み、丁寧にブラッシングをした。見違えるようになった。こんなに生き返るのか。だったらもっと早くにミスターミニッツに持って行けばよかったなぁ。モノを大事にするということは、愛情をもって接するということ。買ったばかりの新品のときは、誰もが大事に使うけど、長く使いながら大事にすることが愛情なんだな。モノには感情はないのだろうけど、愛着をもって接すればそれに応えてくれるように感じた。

引退がささやかれていたベテラン選手が、先発ローテーションに復活した。

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追伸:このあと、同じく履かなくなっていたダナーのブーツもソールを直してもらって、ユザワヤで新しい色のひもを買いーの、アイロンで靴ひも加工をしーの、で再生させました。


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