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誰も起こしてくれない、一人暮らし。
悪いのは、誰だ。アッ、僕、か。
(1982ソニーの目覚まし時計)
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駆け出しコピーライターの頃。「遅刻した失敗談とか困ったこととか書いてこい」というディレクションだったかと思います。クリエーティブ・ディレクター仲畑貴志さんの下で書いたコピーです。こういうダラダラ長いつぶやきのようなコピーは、1981年当時珍しかった。だから新鮮だった。だから新しかった。だから若々しかった。クリエーティブ・ディレクターの確かな目があったからこそ、このコピーが東京コピーライターズクラブ最高新人賞を受賞できたのだと思います。
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