なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.5
コワ〜い本に出会いました。
コワ〜い本でもあり、私たちのバイブルでもありました。
不動産業者すべてが悪い人ではないのでしょうが、
営業マンの言いなりにならないために、知っておくべき最低限の知恵は必要だと、
この本が教えてくれました。マーカーで線を引きながら、
また土地探しの旅は続きます。
2009年
1月03日 池上・洗足・日吉
1月04日 岡本・美しが丘・青葉台
1月10日 雪ヶ谷大塚・石川台
1月11日 たまプラーザ・宮崎台・藤が丘
1月24日 永福町・西永福・浜田山・久我山・井の頭・三鷹台
1月25日 大倉山・綱島
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不動産屋さんに同行してもらって見ることもありました。
でもやっぱり、本当のことは隠しているような気がする。
少なくともその土地の弱点についてはしゃべってくれないのだろう。
そう思うと、買う側がしっかり見極めないといけないんだろうな、ある程度は。
いい条件の土地は誰もが欲しがる。
ということは早く売約済みになるはず。
のんびり残っている土地というのは、どこか悩むべき問題があるんじゃないか。
だとしたら、いい物件が出たら、なるべく早い決断を迫られるだろう。
だから、その日のために、買う側は目を肥やしておく必要があるし、
基本的な知識で武装することは最低条件なんだなと思いました。
写真は下田上空です
その頃、仕事の出張が続いた。
空港へ戻って来る飛行機から下を眺める。雲が晴れて緑の陸地が見える。
ゴルフ場が点在し森や林や畑が見える。
ちぇっ、土地なんていっぱいあるじゃないか。
町が見える。
そのちょっとの広さでいいから切って売ってくれよ。
その切り取ったちっぽけな土地が何千万円もするのか。
日本は全体でいくらするんだ?
で、そもそもなんでその土地にそれぞれ持ち主がいるんだ?
みんなの地球じゃないか。
いつ、誰が、誰かの土地だって決めたんだ?
早い者勝ちで取ったのか?
などとぼやきながら空港に着陸するのでした。
(機内では出張ビジネスクラスのシャンパンであ〜こりゃこりゃでした)
いい条件の土地が出たら早い決断を迫られる。
そして、その日がもうすぐやって来ることをまだ、知る由もありませんでした。
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