新宿高島屋の奇跡

妻のコートのボタンが取れてなくなった。正月2日初売りの新宿高島屋。メンズのフロアを一緒に見てもらっていた。マントのようなコートの胸元の大きなボタンがいつの間にか取れていた。

■「ここ糸がほつれてるよ」
□「いやーん、ボタン取れてるー。さっきのお店かなぁ」
■ 「上にユザワヤがあるからそこで買えば?たくさんあるだろうし」
□ 「うん…探しても見つからないよね」
■ 「いつ取れたかわからないもんね」

で、お腹がすいたので高島屋のレストランフロアのランチへ。韓国料理の店はやや混み。数組が外の椅子で待っている。

□ 「どうせちょっと待つから      
  さっきのメンズのフロアでもう一度探してみる。並んでて」
■ 「えーっ、ないと思うよ?そんなに待たずに入れると思うよ。もう」

お店に入れたけど妻はまだ来ない。電話も通じない。必死で探しているのだろう。そして妻が戻って来た。

□「やっぱり、なかった」
■「ユザワヤでかわいいボタン買えばいいよ」

食後、お互い別行動で買い物をすることに。妻は高島屋で自分の服と食品売り場を見たいと。ボクは伊勢丹に寄って帰るわと。 伊勢丹はセールでもないのに激混み。疲れたので「先に帰るよ」とメール。すると電話がかかって来た。

□ 「ユザワヤでボタン買ったんだけど、ボタンあったよ!」
■ 「うそっ!どこに?」
□ 「ブーツの中。      
       ボタン買って、洋服見て、試着しようとブーツを脱いだら、      
       中からポロッとでてきた」

なんという奇跡。というか気づかないもんかね。妻は足は細い。ブーツもたしかに少し隙間はある。しかしまあ、なんというナイスキャッチ。

——————–

新宿高島屋の妻のボタン、善福寺公園のボクのサングラス (http://baccano21.wordpress.com/2013/01/03/)なくして、諦めきれずに、またしつこく探しに行って、そして見つけることができた。夫婦に起きたこの小さな騒動は、正月早々ついてないね、になるところがすげぇラッキーという結末で終わった。お互いボタンとサングラスをテーブルに置いて「やっぱり諦めないって大事だね」と乾杯した。

妻はユザワヤで買ったボタンを縫い付け、見つかったボタンはお守りにするそうです。(という、どうでもいい話でした)

Facebook にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア

新宿高島屋の奇跡” への1件のコメント

  1. ピンバック: 1月の目次 | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です