ビールは、何番搾りまであるの?

何番搾りまで
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ビールは、何番搾りまであるの?

1993年 一番搾り
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横浜の生麦にあるキリンビール横浜工場で一番搾りのことを取材しました。(ビール工場で「生麦」っていい地名ですね)コピーライターの目線ではなく、飲む人の目線で話を聞いていて、疑問に思ったことがそのままキャッチコピーになりました。一方的に話を聞くのではなく、どんどん質問しながら取材しました。「いい質問ですねぇ」がそのままコピーになりました。

『五番でも十番でも、どんどん搾ればいくらでもできるんじゃないか』と
お思いかもしれませんが、ビールは二番搾りまでしかありません。
ビールの仕込み工程で、ろ過機から自然に流れ出る麦汁(ばくじゅう)が一番搾り。
その後、お湯をかけて流れでるものが、二番搾りというわけです。
通常ビールはこの一番搾りと二番搾りをあわせたものからつくります。
キリン一番搾りは、新しいビールの味をつくりたくて、
一番搾り麦汁だけでつくった、ちょっと贅沢をしたビールです。

最初に搾った麦汁だけでビールをつくる。一番搾りでビールをつくる。

うれしいビール。キリン一番搾り。


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