格好のいいゴルファー

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とても「格好のいい」ゴルファーに出会った。大学時代テニスサークルのOBたちとゴルフ合宿に行ったときのこと。彼はボクより1学年下の後輩で、キャプテンをやっていた、けっしてイケメン系ではないけど、とってもナイスガイなヤツ。テニスも体育会系でうまかった。ゴルフもハーフ30台を出すこともあるような腕前。その彼が後ろの組でフェアウェイを歩いている姿は、とても颯爽として見えた。そのとき、手元に何か持って歩いていることに気づいたのです。あれは、目土バッグだ。

ゴルフでは、ボールを打ったとき、一緒に芝を削り取ってしまうことがあります。その削り取った跡をディボットと呼ぶんですが、そのままでは後ろの組のプレーヤーのボールがそのディボットに止まってしまうかもしれないし、新しい芝生は凹んだままの状態で生えてきてしまう。そこでその穴を砂で埋めて、平らにしておくと新しい芝生が平らに生えやすくなるらしい。キャディさんが同行するラウンドでは、キャディさん任せにすることが多いのですが、カートでセルフでラウンドするコースでは、やっぱりフェアウェイにはディボットが目立つ。彼は「マイ目土バッグ」を持っていて、自分でいくつものディボットに目土しながら歩いているんです。

ゴルフがうまい人はたくさんいるけど、こんなマナーのいい、格好のいいゴルファーはめったにいない。ボクもそこは見習いたいとこなんですが、彼のようにティーショットが常にフェアウェイキープできて、確実にほぼパーオンできる技術がないと、無理かも。ティーショットのボールを探さなきゃいけないようなプレーヤーが目土して回っていたら、スロープレーになってしまう。(でも自分の打った跡くらいは直せるか…)いつの日か、マイ目土バッグを下げてラウンドできるゴルファーになりたい。そのために、もっと練習しなければ。と思ったのでした。

追伸:目土バッグの写真を探していたら、こんなサイトを見つけました。グリーンキーパーの人が書いた『正しい目土のお作法』とても勉強になりました。ゴルフもうまくなりたいけど、マナーやエチケットもスマートなゴルファーになりたいなと思ったのでした。

http://comocome.sakura.ne.jp/special/2009/04/post-5.html


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