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自分トフタリッキリデ暮ラスノダ
自分ノパンツハ自分デ洗ウノダ
自分ハ自分ヲ尊敬シテイルカラ
ソレクライナンデモナイノダ
自分ガニコニコスレバ
自分モ嬉シクナッテニコニコスルノダ
自分ガ怒ルト自分ハコワクナルノデ
スグニ自分ト仲直リスルノダ
自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ
自分ハ自分ニ優シクスルノダ
自分ノ言ウコトサエキイテイレバ
自分ハ自分ヲ失ウコトハナイ
自分ハ自分ガ好キデ好キデタマラナイ
自分ノタメナラ生命モ惜シクナイ
ソレホド自分ハスバラシイノダ
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フェイスブックでシェアされていた詩。赤塚不二夫さんの言葉かと思って調べてみたら、バカボンのパパと谷川俊太郎氏のコラボメッセージだそうです。谷川さんの詩を誰が読むか、と考えたのか、バカボンのパパが読むにはどんな詩がいいか、と考えたのかは定かではではありませんが。とにかく、ボクにはバカボンのパパの「声」で聞こえてきました。言葉は文字で読むものですが、そこに「ある人」の声が重なるとその言葉のチカラは何倍にもなると思います。CMの言葉もナレーターが大事なのと同じです。ま、誰が読んでも「いいコピー」であることが大前提ではあるのですが。でも、この詩は、バカボンのパパの声が一番なような気がします。文字で書いても口調がバカボンのパパですからね。これでいいのだ。
追伸:「これでいいのだ」はすばらしいコピーだと思っています。強くてやさしい。ずっと残したい日本語です。(注:ボクは個人的に、『人に伝える言葉はすべてコピーだ』と考えています。広告の言葉だけがコピーではないと考えている派なのだ)