キングカズの気持ち

千駄ヶ谷コート

ボールとビブスを持って誰よりも早くコートに入る。ピッチに入る時、左手でピッチの砂を触り、その手を胸に当てる。今日もケガをしませんように、という勝手につくった儀式をする。ひとりでストレッチを始め、軽いランニングからだんだん身体を温めて行く。その日走り始めるとき、身体が重いか軽いかがわかる時がある。なんか重いなという時は、無理しないようにと。軽いなと感じたら、調子に乗るなよと、言い聞かせる。FCバッカーノはケガ禁止だから。股関節、モモの裏、ふくら脛、足首、肩、腰、膝の屈伸。思いつく場所をすべてを温めていく。自分が1957年製のフェラーリだとすると、もう立派なクラシックカーだ。エンジンに火をいれてエンジンオイルを全身に回さないで走ると壊れてしまう。だけど丁寧に扱えばまだまだ負けない。

身体が動くことへの感謝の気持ちと、今日もボールを蹴れるというワクワクと。まだ誰も来ないコートでひとりアップをする。ふと、キングカズもこんな気持ちなんじゃないかなと思った。….なんちゃって。

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