レイ・イナモトさんの言葉①

レイ・イナモト

レイ・イナモト「広告の未来は広告ではない」

ボクはレイ・イナモトさんのこと、あまり知りませんでした。Twitterでこの話を知り、「お気に入り」にして、後で調べてみようと思っていました。この言葉を初めて聞いたとき、正直、「何言ってんだか」と思ったのですが、と同時に「ん?そうかもしれないぞ…」とも感じました。

活版印刷が発明され印刷媒体の広告が始まり、ラジオ放送やテレビ放送が始まって電波媒体の広告が始まり、インターネットが発明されWEBサイトの広告が始まり、YouTubeで見たい映像が見られるようになり、Googleで知りたい情報を探せるようになり。ハドソン湾に墜落した飛行機事故を個人がいち早くケータイからTwitterで世界へ伝えることができるようになり、個人と個人がソーシャルメディアでつながり、個人が自分の意見を世界に発信できるようになってきた。

レイ・イナモトさんは「広告の未来は広告ではない」というキャッチーな言葉使いをしながら「広告はまったく新しくならなければいけない」と言いたいのではないか、と思いました。

(↓そのときの話のイントロです)
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『フラットランド』という、19世紀に出版されたSF小説があります。世界は2次元で、そこの住人は「図形」なのですが、あるとき「四角形」が3次元に出てしまう。2次元に戻って、「四角形」は一生懸命3次元の説明をするのですが、2次元の人たちにはまるで想像がつかず、最後にはとうとう、「四角形」は裁判にかけられてしまいます。

なぜこんな話をするかというと、テクノロジーの進化によって、いま広告の世界では、2次元と3次元ほどの違いが生じているからです。素晴らしいアイデアがあっても、広告代理店の古いシステムやプロセスでは、それを生かすことが難しくなってきています。(後略) 
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広告の未来は広告ではない。
●「デジタル」ではなく、「プロトタイプ」
●「メディア」ではなく、「プロダクト」
●「ブランドの物語」ではなく「ブランドの行動」
●「キャンペーン」ではなく「プログラム」
●「360」ではなく「365」

レイ・イナモト:「広告の未来は広告ではない」« WIRED.jpURL
wired.jp/2012/11/29/reiinamoto/
http://ceron.jp/url/wired.jp/2012/11/29/reiinamoto/
(↑詳しい話の内容はこちら)

先日、電通のデジタルビジネス局の若者が、社内セミナーの案内をくれました。INFOBAHNというデジタルコミュニケーションエージェンシーの方の『広告以外のWEBコミュニケーション』というお話を伺う機会がありました。その時も、レイ・イナモトさんの話がでました。そして数日後、JAAA(日本広告業協会)主催の「日本の未来と21世紀のクリエイティビティ」というセミナーでレイ・イナモトさんのお話を聞く機会に恵まれました。なんか、来てますw。いろいろ刺激をもらってきたので、彼の言葉から数回に渡ってこのブログに記録を残しておこうと思います。

レイ・イナモトさんの言葉①
レイ・イナモトさんの言葉②
レイ・イナモトさんの言葉③


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