「昔は良かった」なんて…

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「昔は良かった」なんて言わない。言わせない。

              日本橋再生計画

2011年 三井不動産
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みんないい表情してるんです。これは、200年ほど前の江戸時代、日本橋通りの町人文化を描いた「煕代勝覧(きだいしょうらん)」という絵巻物です。日本橋を渡る大勢の武士や町人たち。魚河岸に魚を運ぶ舟。日本橋川で遊ぶこどもの姿。いまも存在する店の暖簾や看板も見えます。そこには、活き活きとした人々の暮らしがありました。(ボディコピーより抜粋)

1964年の東京オリンピックの時に首都高速道路が日本橋川の上に架けられてしまった。そのため日本橋という日本の道路の起点でもある橋の上を高速道路が走ることになり、すっかり人目につきにくくなってしまいました。さらに、日本橋川に陽が当たらなくなった。川を抜ける風もなくなり、江戸時代から栄えてきた日本橋の空気が止まってしまったようになった。そこで、首都高速を地下に通す、という大改革まで視野に入れた日本橋の再生計画が進められているのです。

「昔の日本橋は良かった」とただ懐かしがるだけではなく、良いところは残しながら、蘇らせながら、新しい街をつくるんだぞ、という覚悟や心意気を表明したくてこんなコピーを書きました。

追伸:この「煕代勝覧」の複製絵巻は、東京メトロ「三越前」駅地下コンコース壁面にてご覧いただけます。ボディコピーは、ここでじっくり眺めて細かく描かれている様子から当時の町を思いながら書きました。

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