今年の8月、秋田に行った。昭和63年創業、横手市安田字馬場で秋田県の物産の卸販売をしている三浦商店の三浦勝利さんに会いに行った。三浦さんは秋田県特産品開発コンクールで奨励賞を受賞した「横手焼きそば」を開発した人。その三浦さんが新しい商品を開発しているという。
https://umaimon-p.nifty.com/project/summary/12
その取材での三浦さんのひと言をボクはメモした。
———————————————-
『いいものと、売れるものは、違うんよね』
———————————————-
秋田なまりのその言葉には、モノづくりをしてきた人の実感があった。
そして昨日…
国光宏尚@hkunimitsuさんのTweet。国光さんは、株式会社gumiの代表で、モバイルゲームやソーシャルゲームの開発をしている人。一昨年に初めて参加した『ソーシャルメディアウィーク東京2012』のセミナーを聞いて、この人スゴイな、と思い、ツイッターでフォローしている人だ。
———————————————-
『良いモノを作れば売れるという幻想を日本人は捨て去らないといけない』
『売れる仕組み作りが重要』
———————————————-
違うふたりが、同じことを言っていた。
異論反論あるかもしれない。でも、ボクは、同じことをまったく別の場所の人が言っているということには何かある、と思う。これは『良くないものでも、売り方次第で売れる』ということではなく、いいものをつくるだけではダメで、売れる仕組み、売り方も同時に開発しなければダメだ、ということか。じゃあ、いいものとは何か…。