■ゴルフにおけるアンチエイジングとは
「やっぱり歳をとるとね、関節も筋肉も硬くなる。仕方ないのよね。
□でもね、スイングのリズムだけは大切にしたい。
スイングは形も大切だけど、もっと大切なのがリズム。
リズムだけはこだわっていたい」
「確かにアドレスの形、トップの位置、
□ダウンスイングでのフットワークを腕の使い方。
□インパクトの形。フォロー、フィニッシュ。
□すべて一つ一つこうして欲しいという形はあるわね。
□でもそれにとらわれてリズムがなくなってはダメね。
□窮屈なスイングをしている人って本当に多いと思う」
「ボールを打つことばかりにとらわれている人。
□スイングがなくなっちゃってる。
□特に強く叩こうとしている人。
□ボールが当たろうが当たるまいが、まずはフィニッシュまで、
□リズミカルにスイングすることを心掛けて欲しい。
□サーッと振り切って欲しいのよ」
「誰でもボールがなければ、伸び伸びとリズミカルに振れる。
□素振りのスイングね。
□だから素振りを毎日やって、
□その素振りのリズムとスイングでボールを打って欲しい。
□上手く打てたかどうかの結果は、どうでもいいの。
□まずは、リズムとスイング。それが最も大切なの。
□少なくとも私はそうしてきたわよ」
「毎日100回の素振りを半年間やりなさい。
□そうすれば必ず上手くなります」
「毎日素振りをやって自分のリズムをつかむ。それが大切なの。
常にリズムを意識してそのリズムで打つわけね。
心の中で『イチ、ニ』とリズムを唱えながら素振りをするの。
そのリズムでボールも打つのよ。
そうすれば強く打とうとか、飛ばそうとかも思わない。
綺麗なスイングでボールを打つことができるわよ」
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■リズムとテンポ
「あのねぇ。『人のものを見て盗め』って言うでしょう?
とにかく真似すること。
『あの人はいいリズムしてるなぁ』と思ったらよぉく見る。
真似するっていうのはいい意味で大切なの。
そうすると、リズム感をわざわざ呼び起こさなくても体に移るじゃん」
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岡本綾子さんの素振り 1
岡本綾子さんの素振り 2(毎日)
岡本綾子さんの素振り 3(60秒スイング)
岡本綾子さんの素振り 4(リズム)
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『書斎のゴルフ』の編集者との会話。広尾の寿司屋にて。まるで自分が岡本さんから直接話しかけてもらったような有り難いお言葉。しっかり心に刻みます。
(つづく)
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