18代目中村組 卒論③1810~1813


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No.1810  下□□□

【良かったところ】
●第一回の授業での履歴書の書き方についての授業が印象的でした。相手の事を思って作るという考え方はコピーだけではないと分かり、日常全てに活かされる事だと知りました。

●多くのコピーに対してコメントをして頂けたので、自分の書いたコピーに全くコメントがなかったという事がなく、良かったです。

●「生き方以上のコピーは書けない」という言葉が大好きです。日常から良い人であろうと思いました。そうでなければ良いコピーは書けないと教えて頂けました。

●講義の中で時々、こういう言葉は使わない方がいいと具体的に言われていたのが分かりやすくて良かったです。

●途中まで課題提出の本数制限がなかったので、自分でも気づけない良いコピーに気づかせて頂けて良かったです。

●毎回課題が出て、その課題の講評から始まるという作業を反復する事で段々とコピーを選べるようになっていった気がします。

●課題に対して生徒全員が投票するというシステムがいろんな人の意見が聞けて良かったです。

●過去の中村クラスの方々のコピーも見れたのが、とても参考になりました。

●仲畑さんとの関係性の話は、なかなか聞けるものではないと思うのでとても貴重でした。

●宣伝会議賞の審査についての話(企業のオリエンを意識し過ぎないなど)は、今後応募していくうえでとても役に立つと思います。

●最後に頂いた通信簿に書いてある言葉を大切にします。

【悪かった所(強いて言うなら) 】
●何人か途中から来なくなった人達がいたので、どういう理由で来なくなってしまったのだろうと思いました。

●最後の課題を考える期間がもう少し欲しかったと思いますが、日程的に仕方なかったので仕方なかったと思います。

●似ているコピーではあるけれども、こっちは良いコピー、こっちはダメなコピーという場面が何度かありました。その比較と理由をもう少し時間を使って教えていただきたかったです。

【もっとこうして欲しかったところ】
●表参道には沢山の広告があるので、天気の良い日に外に出て良い広告を見つけてくるみたいな授業も面白いかと思います。

●世に出ているコピーや広告の中で、中村さんが素晴らしいと思う物を授業の中でもう少し聞かせていただきたかったです。

●失敗談なども聞いてみたかったと思います。

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No.1811  杉□□□□

【中村組の良かったところ】

●「コピーは、ハートで書くもの。ハートが書くもの。」
→初回の講義で、コピーに臨む姿勢を教えていただいたので、それ以降の課題に対して、その姿勢を大事にして取り掛かることが出来ました。なかなか結果には結びつきませんでしたが、心得として持っていこうと思いました。

●「相手を想いやって言葉を書く。」
→相手を想い至ることは、コピーだけでなく、人生においても大事なことだと思いました。しかし、この時はまだ身に染みていませんでした。

●「誰か一人のために書いたコピー(歌)が、たくさんの人に届く。」
→目の前の人にいる人や大事な人にすら響かないコピーには、力がないのだと思いました。それから明確な人物を想って、コピーを書くようになりました。

●「言葉が下手なんて関係ない。気持ちが大事。」
→コピーっぽさなどの型を気にしていた自分に気づかされました。しかし、最後までこれに囚われていたと思います。

●「正しいことや正論をただ言われても、人は動かない。キレイゴトじゃあ通用しない。」
→それらを見つけることで、自分の思考が止まっていたことに気づきました。それを気づいてもらうために、もっと掘ればよかったと思いました。

●「自分の生き方以上のコピーは書けない。」
→中村組の講義の中で、一番心に残っている言葉です。フェイスブックのメッセンジャーでも中村さんにメッセージを送らせていただいたのですが、仕事だけとか講義だけとか、甘いことを思っていた自分がいました。しかし、仕事も講義も自分の生き方のアウトプットの一つだと思いました。自分をよくする以外にいい仕事をすることなどできないと感じ、心に残っています。

●「自分が本当に思ったことじゃないと、人には伝わらない。届かない。」
→思っていることじゃなくても伝えられるのが言葉の力だと、間違った認識をしていました。それに正してくれました。これ以降、講義や課題以外でも自分が本当に思っていることを考えるようになりました。

●講義後の中西にて「仲畑貴志さんは、写植屋さんに横柄な態度をとっていたスタッフをすぐにクビにした。」
→自分の今の会社では、下の立場に横柄な態度で接する人が多く、それが普通になっている雰囲気に違和感を抱いて働いていました。そのことを中西で中村さんに相談した時に聞いたお話です。私が感じていた違和感は間違っていないんだと、フェアな気持ちを大切にしようと思いました。

●講義後の中西にて「偉そうな奴は、本当は偉くない。」
→上記の話の続きで中村さんがおっしゃっていたことです。これも心に残っています。

●「ウソくささが少しでもあったら、人には届かない。」
→4回講義のことと同じではありますが、素直にやらねばと思いました。

●「自分の書いたコピーに意地悪なツッコミを入れろ。」
→何度も教えていただいたことですが、自分のアウトプットを客観的に見るためには、必要な作業だと思いました。

●「相手の気持ち、状況、相手そのものを想いやることが大事。」
→すべての課題に言えることでしたが、課題をやることに気を取られすぎて、相手(中村さん、事務局、コピーを見る人、クライアントなど)のことを考えることが出来ていませんでした。自己中止的な自分に気づくことが出来ました。

●「コピーを見てもらおうと思う姿勢が足りない。」
→上記とも重なりますが、相手を想いやる心づかいが足りないと思いました。課題とかそれ以前の問題で、いかに想像力を使って生きていなかったかを思い知りました。

●「なんでそのコピーが必要なのかを考えることが大事。」
→自分の思考が浅かったことを知りました。自分自身に対しても「なんでコピーを書くのか」の答えをしっかり出せていないことに気づけました。

●「方向性が明確でないと、向かうべき場所が分からないまま。」
→初回からおっしゃられている「いいコピーを選べるようになれば、いいコピーを書けるようになる。」に通づることだと思いました。「なんでコピーを書くのか」といった深い場所から思考しなければと思いました。

●「正直な雑談からアイデアは生まれる。」
→クリエイティブの仕事に就いていない自分は講座を含めてアイデアを出すときに、自分一人でしか考えることが出来ませんでした。コピーライターになることが出来た時は、自分でアイデアをひねり出す時間と、雑談を通してアイデアをもらう時間を設けようと思いました。

●「良いクリエイティブ(コピー)は、コストの節約になる。」
→今までにない視点の意見でした。お金にモノを言わせた企画ではなく、自らの想像力でいいものをつくることがお金の面でもよく働くことは、言われてハッとする場所でした。

●「岡田耕氏、仲畑貴志氏のフェアな姿勢」
→偉大な人達に共通しているのはそのフェアな姿勢だと思いました。

●「10,000時間の法則」
→特に異業種からの転職を考えている私は、この時間の壁がとても大きな問題となりそうです。すでにコピーライターとして働いている人は平日8時間を嫌でも積み重ねることが出来るので、私はどのようにしてその時間を積み重ねるかが大事だと感じました。

●「誰も見ていない所で、どんな行動が出来るかで、その人が決まる。」
→以前から中村さんがおっしゃっていたことですが、この言葉も講義を通して心に残っている言葉の一つです。特にわたしは日常の生活面から、優しいことや面白いことを考える必要があると感じました。そして、この言葉はそんな私に強く刺さりました。

●「拍手の仕方一つでも、相手に対する配慮がない。」
→8回講義の時に気づいた自身の自己中心的な思考がまだ改まっていないと気づきました。なかなか身に沁みついてしまった思考を直すことは難しいと思ったと同時に、そこが自分のウィークポイントであり、改めなければいけないところだともう一度思いました。

【中村組の悪かったところ】
悪かった所ではなく、悔いが残る所を書きます。
●最終回も含めて、講義後の飲み会にあまりいけなかったことは、とても残念でした。このご時世でもあるので、仕方のないことではあるのですが、中村さんとのつながりも、受講生の横のつながりも満足に築くことが出来ませんでした。また下記でもかくのですが、飲み会も含めて中村さんの考え方をインプットする場がもっと欲しかったです。

【中村組のもっとこうして欲しかったところ】
●ほかの人はどう思うかわからないのですが、個人的には最後のほうになってようやく、中村さんの思考法のしっぽに触れたり触れなかったりできるようになってきた気がしました。その段階で講座が終わってしまったので、もっと講座を受けたかった気持ちがあります。あるいは、講座後の懇親会にもっと行けたら、という後悔があります。もっともっと中村さんの考え方をインプットしたかったです。

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No.1813  勅□□□□

【良かったところ】
●他の人のコピーを見て良いものを選出する、という課題の方法
=> 基礎講座の時は、自分以外のコピーは既に添削された後の”良かったコピー”を見ることが多く、事前に「どれが良いのか/良くないのか」を考えるフェーズは多くありませんでしたが、本講座のように『良いコピーがわかるようになる』ため事前に考えて、選んでくる方法は、非常に気づきが多く(恥ずかしいことも多かったですが)、視点を養うことができました。

●言葉だけでいかに伝えるか、を一貫して考え続ける講義であったこと
=> ビジュアルや映像があったらわかるコピー、ではなく、『広告を見たくもない人』に言葉だけでいかにわかりやすく、納得度高く伝えるか、ということの難しさを知りました。なかなか思うように言葉が出てきませんでしたが、良い訓練になりました。

●悪いコピーの理由がきちんと説明されること
=> 基礎講座では良いコピーに焦点が行きがちでしたが、悪いコピーに足りない点を知ることで、良いコピーと対比しながら徐々に自分の書いているものが『理屈っぽい、正論すぎる』という弱点に気づくことができました。それ以降「これはまだ正論っぽいな」と思ったら、もう少し別の表現ができないかを考えるようになりました。

●良い理由/悪い理由を皆で言い合うという方法
=> やり直しコピーや中村市の課題では、生徒の皆さんからもコメントをもらうことで1つのコピーの色々な見え方を、その理由まで含め知ることができたので、普段の課題とはまた違う気づきが多かったです。

【悪かったところ・もっとこうして欲しかったところ】
特に悪い所、というのはありませんが、コロナのせいもあり参加者同士の繋がりが少し薄かったので、途中でグループワークや、チームでの対抗戦などがあると、交流をしつつ、自分とは違う視点で批評をし合う練習になると思いました。

コピーを書くことに加え、当初この講座に行こうと思った理由である「良いコピー、人に伝わるコピーを見極める」ための視点を多く学ぶことができました。今後の業務にも役立てていきたいです。半年間ありがとうございました。

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18代目中村組 卒論①1801~1807
18代目中村組 卒論②1808~1809
18代目中村組 卒論③1810~1813
18代目中村組 卒論④1814~1820
18代目中村組 卒論⑤1821~1824

 


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