第16話 荻窪の土地

怖い土地

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.16

(写真の土地は、たくさん見た中で一番怖かった、思い出の土地です。日が暮れかけてたということもあるんですが。しかし「これはないな」という土地もたくさん見たことは決してムダではありませんでした)
————————————–
荻窪の街中モデルハウスを見た後、「この近くに三井ホームの土地があるんですが、見に行きますか?」と営業マン。荻窪に住む、ということは全く考えていなかったのですが、クルマで連れて行ってくれるというので、「ま、せっかくだから行ってみますか」となりました。

その土地はすでに整地されたほぼ正方形の南向きで、前の道は一方通行の5m道路という好条件。両隣も後ろもすべて三井ホームが建っていて、一区画だけ残っていた土地。しかし疑い深いボクは「なんでここだけ最後に残ったのだろう・・・」とひねくれた考えを持っていました。

ここに決めるなら早い方がいい。他の人が現在検討中だとも聞かされました。ボクはまた、疑り深いので「早く決めさせるための手じゃないか?」と思いましたけどね。しかし、どちらにしても決断は早い方がいいとは思っていたし、いつかは決断しないといけないわけだし、何より、つらい土地探しの旅にも飽きていました。

荻窪の土地を見た次の日も田園都市線あざみ野、久が原、御嶽山、大田北領、阿佐ヶ谷、と精力的に見て回りながら、二日後、雨の月曜日。会社を半休し、その荻窪の土地をひとりで歩いて見に行きました。雨の中、駅から歩く道のりを確かめたかったし、その土地の周りの家を見たかったし、ゴミ置き場などはどうなっているかとか、結構時間をかけてうろうろしました。近所の人が見たら怪しい男に見えただろうと思います。

土地は、その大きさや方角も大事ですが、隣近所はどうなっているかも大事だと感じていました。いままでいろんな土地を見てきて、その土地自体はいいんだけど、その左右、後ろの環境がよくないものがありました。この土地はその心配はなさそう。その夜、妻と相談し、よし、ここにしようと(ほぼ)決断したのです。これまでさんざんいろんな条件の土地を見て来たおかげだと思います。素人ながら土地を見る目が養われていたのでしょう。この荻窪の土地、妻は一目で気に入った様子でした。「今までさんざん見て来た中で一番いいと思った」と言っていました。その目の確かさはボクより上でした。

ふたりの腹は決まりましたが、まだ契約はしていません。最後の「ひとあがき」の余地は残されています。じつはもう一軒、住友林業の街中モデルハウスを見に行く別の約束もしていたのでした。エヘヘ。(つづく)

第17話 住友林業の家

Facebook にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア

第16話 荻窪の土地” への1件のコメント

  1. ピンバック: なぜ私は三井ホームで家を建てたのか■総合目次 | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です